【感想】炎の闘球女 ドッジ弾子 第14話「このドッジ、反則とかいう概念があったのね」

羽仁衣回(後編)。ぼっちであることを敵に指摘され続けてきた羽仁衣が一矢報いる話。
これまで羽仁衣はぼっちであったがドッジを通して友情を育み仲間を得た。
羽仁衣は仲間のために特訓に励むが運動音痴は如何ともし難く結局はメカに頼ってしまう。
それを見抜いたのが同じ知識系炉利枠で羽仁衣のライバル役の萌愛。
彼女は羽仁衣の反則を訴えれば勝利だと結論付けるがそれでは主君の試合が興覚めに終わる。
それ故、萌愛は敢えて反則を申告することなく羽仁衣をアウトにしようとするのだが……
仲間のために奮闘する羽仁衣の攻撃により萌愛は敗北。しかしその反動で羽仁衣も負傷退場。
いよいよ弾子ただ一人になり、長かったお膳立てがようやく整えられた。

羽仁衣をただのポンコツぼっちだと侮った萌愛が敗北することになる

特訓はしたけれど……
  • もう羽仁衣はぼっちじゃない所を見せてやれ!
    • これまでぼっちだった羽仁衣はドッジを通して仲間を作ることができた。だが裏を返せばドッジが無ければ友達はいなくなってしまうということ。羽仁衣はドッジが上手くなるために特訓をするが、生来の運動音痴は如何ともし難く成果を出せなかった。それ故、メカの力を頼ってトンデモ必殺技バトルを展開し、縮地、電磁砲、拡散エネルギー波を駆使して次々と敵をアウトにしたのである。それを全て見抜いていたのが、同じく知識系炉利枠であるライバルキャラの萌愛。彼女が羽仁衣の所業を申告すれば反則を取られ勝利は揺らがない。だが萌愛たちメイド部隊がドッジをしているのは全ては主君である平子のため。そして平子は試合を茶番としか思っておらず、弾子と1対1の勝負が出来ればそれで良いのである。故に萌愛は自分が羽仁衣を倒しお膳立てしようとして羽仁衣を倒す役を担う。だが萌愛は完全に羽仁衣を侮っており、ぼっち、ぼっちと煽ってくる。それに対し羽仁衣は精神的に成長しており、仲間のためになら頑張る力を得ていた。元気玉を放つもカウンターで返されアウトになってしまったかと思いきや、なんと羽仁衣はキャッチしていたのである。仲間の名前を呼びながら羽仁衣は立ち上がり、螺旋丸を発動。見事萌愛を打ち倒すのであった。ぼっちぼっちと羽仁衣を小馬鹿にし続けた萌愛を仲間を信じた羽仁衣が倒すというカタルシス。だが羽仁衣の損傷も激しく試合続行は無理でリタイヤ。いよいよ最後は弾子ただ一人となり、平子の望み通りのシチュエーションとなった。しかしこんな茶番のために仲間を傷つけたことで弾子はブチ切れ。こんなのもう試合じゃない。浮かれる平子に対して弾子の瞳には修羅が宿っていた!
このドッジに反則なんて概念があったのね。

弾子感想まとめ