ダンジョン飯8話感想「マルシル回~学園編マルファリ&血と魔力が足りないマルシルにレバーを食べさせる話~」

今回はハイパーマルシルタイム。学園マルシルやマルシル対ウンディーネ戦が描かれる。
A-partは学園編。ダンジョンの生態系の研究を契機にマルファリが仲良くなる話。
野性時ファリンの天性が座学で天狗になっていたマルシルを開眼させるシーンが見所。
B-partはVSウンディーネ戦。熱湯を水に捨てたらウンディーネが出現し突如バトル開始。
武装も無く魔力も切れかけたマルシルがリョナられる姿が緊迫感と共に演出される。
マルシルの血液と魔力を回復させるのはレバーだ!と言うことで焼き肉パーティーとなる。

A-part 如何にしてファルマリは仲良しとなりしか

マルファリ

A-partは学園編。優秀だと自称するマルシルがライオスの妹ファリンとなぜ仲良くなったのかが描かれる。当初マルシルは学園の才媛であり、通常授業も免除され助手に抜擢されていた。一方でファリンは授業をすっぽかすことも少なくなく外に抜け出してはダンジョン観察に励んでいたため衣服は泥で汚れており友達も無く同級生たちからは遠巻きにされていた。マルシルはダンジョン創生に興味を抱いていたところ、それに必要な精霊の繁殖の授業に参加することになる。マルシルはファリンに対し上から目線で哀れみのように見ていたが、授業で最大の成果を上げたのはファリンであった。これをきっかけにマルシルはファリンに近づくことになる。だがファリンの野生児っぷりは座学が全てのマルシルに合うものではなく、無意識的な見下しがあった。ところがファリンの秘密の隠れ場(ダンジョン)に案内された時にパラダイムシフトが起こる。マルシルがスライムを殺そうとした際、ファリンからスライムの生物学的特性と生態系の環境維持について説明を受け、それに感銘を受けるのだ。こうして座学が全てではないことに気付いたマルシルは以来ファリンの資質に惹かれるようになり、仲良しの同級生として過ごしたのであった。ライオスによって、ファリンの学園からの手紙はその生活を嘆く内容が多かったが、マルシルとトモダチになって以降明るくなったことが語られる。

B-part VSウンディーネ戦で血を流し過ぎ魔力も失ったマルシル、焼き肉を食べレバーで回復を目指す

リョナられるマルシル

B-partはマルシルのバトルが描かれる。身体を拭きたいマルシルはお湯を沸かして清拭するが、余った熱湯を水辺に捨ててしまう。そしたらなんとあらたいへん。ウンディーネが現われ、突如戦闘となる。武装が無いマルシルは防戦一方となり、貫通攻撃で身体に穴が空き、魔力も枯渇していく。ギリギリのところで逃走に成功し、ライオスにお姫様抱っこされながら突っ走る。安全な所に辿り着いたは良いが、誰も回復魔法を使えず、マルシルは死に行く寸前であった。もっと真面目に回復魔法を習っておけば良かったと後悔するライオス。ライオス君ただの戦士じゃなく魔法も使えるのね。閑話休題。マルシルのHPもMPも回復させられない彼らが思いついた解決策がレバーを食って、血を取り戻そう作戦!水棲馬の残りの肉を使って焼肉パーティーをおっぱじめる。瀕死のマルシルを前に、他の肉の部位をモリモリと食べ、レバーをマルシルに食べさせていく。すると多少元気が出たのか、レバー以外も食わせろとマルシルは復活する。そんなダンジョンで焼き肉をしているライオスたちの下へ、脱退メンバーの一人が別のパーティーを組んでやってきた。焼肉を非常識だと思われているが、これでマルシルは回復するのか!?といった所で次回へ続く。

清拭マルシル
レバー以外の部位も食わせろと叫ぶマルシル

今回の料理

木苺/焼肉

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