ダンジョン飯11話感想「レッドドラゴンは倒したけれどファリンは白骨化していた」

レッドドラゴンに食われた妹を助けるために自給自足迷宮探索RTAしていたライオスたち。
迷宮内ならザオリクできるが蘇生の際限が分からないため消化前が目標とされていたのだ。
作戦をもってドラゴン戦に挑むパーティーだが失敗に終わり出たとこ勝負に打って出る。
センシの激励・チルチャックの援護・マルシルの爆焔によりライオスは竜へと飛び移る。
ライオスは竜の逆鱗を攻撃するため足を犠牲にぶらさがり見事剣を突きさすことに成功した。
無事にドラゴンを倒したライオスたちだがどこを探しても妹は見つからなかった。
反芻袋に思い当たったライオスはそこを切り裂くが見つかったのは白骨化した遺体であった。

消化はされていなかったけどこの状態からザオリクできんの?

ライオスの背中を押すのはセンシやチルチャックの叱咤激励

今回は第1部ラスボスバトル。そもそも本作の目的がレッドドラゴンを倒して腹の中から妹ファリンを救出する事であった。初期フルメンバーで挑んだ1回目の戦いは敗北に終わり、ファリンはリレミトを唱えるもレッドドラゴンに食べられてしまい彼女だけ脱出できなかったのである。そんなわけでレッドドラゴンに消化される前に助け出さねばならず、だからこそダンジョン内の魔物を食いながら自給自足しつつ再チャレンジしたのであった。途中で料理役のセンシを仲間にし、魔物を食らいながら着実に迷宮攻略を進め、とうとうボス戦と相成った。ライオスたちは狭い城下町を利用しレッドドラゴンの上に渡り廊下を爆破して落とす作戦を取る。だがこの作戦は上手くいかず、確かにドラゴンを押し潰すことには成功したが、全然効果が無く、じり貧となっていく。
 

片足を犠牲にして口からぶら下がり逆鱗を突き刺すことに成功

万事休すの中、ライオスの背中を押すのは仲間たちの叱咤激励。センシは食物連鎖と弱肉強食の観点から自分たちが食ってきた魔物は最後まで死力を尽くさぬ時は無かった、今は自分たちが被捕食者になっているのだから必死になれと自ら囮になる。チルチャックは冷静にそれを受けとめ武器を回収すると後をマルシルとライオスに託す。二人の想いを受け取ったライオスはマルシルと策を練りドラゴンの頭にとりつくと、自分の片足を犠牲にしてドラゴンの口から宙づりになり、みごと逆鱗を突き刺すことに成功するのだ。息もつかせぬ攻防戦は迫力満点であった。またライオスの回想で幼少期における妹との絆が挿入され、二人の関係性がかなり特別なものだと知ることができる。ファンアートでトーデン兄妹ものを見かけるわけだね。
 

これは幼女ファリン

ドラゴン殺害後は、いよいよ肉を解体してファリンを探すことに。果たしてファリンは消化されずに残っているのだろうか。肉を割き、胃袋に到達してもそこにファリンの姿は無かった。腸をさらっても同様である。絶望感型が漂う中、ここでライオスの魔物知識が発動!消化できないものを吐き出すために溜めておく器官があるので、そこを調べるのだ。するとファリンの髪の毛や武器が次々と出て来る。そしてファリンの遺骨とご対面することになった。ダンジョン内でならザオリクできるというけれど、骨だけの状態から蘇生できるのか!?といったところで次回へ続いた。

ファリンは白骨化していた。ここからザオリクできんの?

ダンジョン飯感想まとめ