ダンジョン飯16話感想「チルチャック痛恨の判断ミス!一人にさせてはいけなかったのはセンシではなくライオス」

シュローを信頼できると判断して黒魔術によるファリン蘇生をばらしたら殺されそうになった話。
動く迷宮の法則性を見つけたチルチャックの活躍により無事に無限ループから脱したライオスたち。
階段まで戻ることに成功するが、そこでシュロー&カブルーの連合パーティーに遭遇する。
シュローたちとの再会に喜ぶライオス。そしてカブルーのことは何一つ覚えていなかったライオス……
ファリンのことを心配し過ぎて食事も睡眠もとらず憔悴しきったシュローにライオスはそれらの大切さを説く。
シュローも納得し食事の支度タイムとなったのだがここでチルはセンシの方が危ういと判断しそちらに付く。
だが本当にヤバかったのはライオスで黒魔術をバラしてしまいシュローの逆鱗に触れるのであった。

シュローにとってみれば愛する女が黒魔術で蘇生され一生の罪人にされたようなもの

ファリンとシュローの子供if

今回はシュローと再会、カブルーと初対面(初じゃないが)。黒魔術のことをシュローにだけ話したが彼がブチギレたためカブルーにもバレてしまった。事の成り行きは以下の通りである。

ライオスたちは動く迷宮で無限ループ状態となり脱出できなくなっていたが、チルチャックが法則性を見つけて脱出する。ライオスは魔力酔いによる幻聴として処理していたが、ダンジョンの死霊たちが攻略のヒントをくれていたのにスルーしてしまっていた。そんな中、ダンジョンクリーナーという魔法生物によりファリンとレットドラゴンの血痕が清掃されており、チルチャックの不安(ライオスたちが血痕を見て地上に戻らずファリン探しをしかねない)は杞憂に終わった。地上への階段を見つけ食事を摂っているとシュロー&カブルーの連合パーティーに遭遇。ライオスはシュローとの再会を喜ぶも彼は憔悴しきっていた。一方カブルーはライオスに初めましてと挨拶し様子を窺う。彼はライオスたちに自分たちの金品を盗られたと思っており、探りに来たのだ。だがライオスはカブルーの顔などまったく覚えておらず、ホントウに初対面のような対応をとる。これを見たカブルーは彼には後ろめたい所が無いとして盗難犯ではないと判断した。そして憔悴していたシュローは空腹と不眠で倒れてしまう。ライオスはシュローに食事と睡眠の大切さを説き、シュローがこれを受け入れたため、彼に仕える側女たちにより食事の支度が大々的に行われることとなった。
 

愛する女が黒魔術で蘇生されたことを知り怒り狂うシュロー

ここでグループ分けが成されるのだが、チルチャックはライオスについていくか、センシについていくかで迷う。よりヤバい奴として魔物を料理に混入させてしまうのではないかとセンシにつくのだが、それが誤算だった。ライオスはこれまでの経緯を説明するためパーティーのトップたちと鼎談をする。そしてシュローになら黒魔術のことを話しても問題無かろうと、人払いをした上でファリン蘇生の経緯を話すのだが……。それがシュローの逆鱗に触れた。シュローはファリンを愛していた。だが黒魔術を使用すれば一生の罪人となり地上での生活もままならなくなる。愛する女が、罪人とさせられたのだから怒るのも当然だったのかもしれない。錯乱するシュローにより大騒ぎ。ここで聞き耳を立てていた忍者キャラが、ライオスがシュローだけにした話をすべてバラしてしまう。こうしてカブルーにも黒魔術の件が知られてしまうことになった。第三者的立ち位置であるカブルーは他人事なのでこれを聞いて興味津々となり目を輝かせるのであった。

キメラと化したファリンと他人事なので騒乱を楽しむカブルー
16話ダンジョン飯

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