ダンジョン飯15話感想「マルシル変顔ギャグ回~ドライアドとコカトリスでライマルする~」

物語の位置付けとしてはライオスがマルシルから魔法を習い魔術書読解と回復魔法を覚える話。
魔法の伝授を通して関係性が深まりライマルの香りも漂うのだが、本作はダンジョン飯である。
男女カップリングよりギャグとユーモアだ!マルシルの変顔特集を思う存分に見ることができる。
ドライアドの濃い顔に合わせてスープを啜るマルシルの渋い顔が笑いを誘うのをはじめとして……
コカトリス回では妙な啖呵をきったりツッコミ入れた状態で石化し漬物石にされたりする。
最後は石化して迷惑をかけたと反省し、謝罪ではなく感謝をするのかと視聴者に思わせるが……
マルシルは自分を漬物石にされたことに対してツッコミを入れギャグオチエンドとなる。

マルシルの変顔が存分に見られるスーパーマルシルタイム再び

VSドライアド戦~ライオスは回復魔法を習得~

狂乱の魔術師によりダンジョン構造が改変され続け、地上に戻ろうにも戻れないライオス一行。食料がつきかけるが、チルチャックの嗅覚により植物が生える水場を発見。だがそこにはドライアドがおり花粉症に苛まされながら辛くも勝利する。ドライアドのスープを気に入るマルシルだが、濃ゆい容器と相まって渋い変顔を見せてくれるぞ!また腹が膨れた一行は前向きになり、マルシルは強くならなきゃと意気込む。そのためにライオスに魔法を伝授することになり、ライマルな雰囲気が漂う。一方チルチャックさん(29)は3人の子持ちなのにセンシから子ども扱いされ、性教育を教わる羽目になってしまった。おしべとめしべ。
 

マルシルのエルフ耳クニクニ

そんなわけで魔法を覚えたライオスはマルシルを治療することに。回復には身体的接触が必要であり相手の血行や身体構造を知る必要があるのでライオスは躊躇してしまう。ライオスがマルシルの耳をクニクニとするシーンはこれまたライマルな雰囲気が漂うが、マルシルは照れや恥が上達を阻害するとしてまるで気にしないのであった。チルチャックさん(29)曰く、回復士は接触が多いのでパーティーを色恋沙汰にするサークルクラッシャーとなることが多いとのこと。ライオスの妹ファリンもその傾向があったようで…と伏線が張られるのだが深くは掘り下げられず、コカトリスとの戦闘へ移行。
 

VSコカトリス戦~なんか艶っぽいマルシルかと思いきや~

コカトリス戦はライオスが魔力酔いで参戦できず。マルシルが身体を張って注意を引き付けることになる。ライオスの真似をしようとするもその奇行は難しいと判断したマルシルは自分なりの表現方法として啖呵を切り爆発させることで敵の注意を引いた。だがマルシルは戦闘中に噛まれて石化してしまう。石化の直前ライオスは石化した時の対処方法を教えるのだが、石化しないための対処法じゃないんかい!とツッコミを入れたため、そのポーズで固まってしまうのであった。石化を解くには時間経過・薬草・呪い解呪の魔法があり、日数をかけてそれぞれを試すことに。その間、マルシルは漬物石にされていた。数日後、ライオスは石化解呪を覚え、チルチャックは薬草を発見し、漬物もイイ感じになった。これらの複合的要因によりマルシルの石化は解かれ、食事をすることに。マルシルは一刻も早く地上に戻らねばならない時に自分のせいで数日無駄にしたことを気にして謝罪しようとする。だがここでマルシルは謝罪じゃないよねと思い直しハートウォーミングな雰囲気が漂う。誰しもここで、謝罪じゃなくて感謝だよね!と視聴者諸氏に思わせるような流れなのだが……。マルシルは自分の尻が漬物石にされていたことにツッコミを入れるギャグエンドとなるのであった。

石化して尻で漬物石となるマルシル
ハートウォーミングな雰囲気になるが、ギャグオチ

今回のダンジョン飯

ドライアド/コカトリス