シャニアニ3話感想「小学生男児(クソガキ)にとって特に興味もねぇアイドルの駄話を聞かされたりフラワーアレンジメントを強制的にやらされたりしたら拗ねるであろう」

ユニットの将来像を求められ笑顔の花を咲かせられるようになりたいという答えを見つける話。
どのようなアイドルユニットになりたいか。コンセプトが無ければ生き残れない!
そんなわけで皆で考えることになるが、夏目Pはもう既に皆の中にあるんじゃないかと示唆する。
明確な将来像を打ち出せないながらも仕事はありフラワーフェスティバルのMCをすることになる。
だが会場には姉に無理やり連れて来られた特に花になど興味の無いクソガキがいたのである。
分かるわー。このクソガキの気持ちよく分かるわー。小学生男児に花やアイドルなんて興味ねぇもん。
そんなクソガキ相手に甘奈ちゃんは奮闘し、千雪さんと甜花ちゃんは生暖かくそれを見守る。

私も幼少期はクソガキサイドだったな……

パッと見、完全に家族である。お母さん(千雪さん)と娘たち。

今回は大崎姉妹&千雪さんのユニットであるアリストロメリアのお当番回。だけど記憶にはクソガキのことしか残っていない。今回の主人公はクソガキである。このクソガキ氏はおそらく姉によって無理やり連れて来られたのであろう。アイドルや花になどまるで興味が無い。まぁ分かる。小学生男児なんてじっとしていられないし、テキトーに走り回って身体を動かしていたり、ゲームしてたりしたいお年頃だろう。それが興味もねぇアイドルの駄話なんて聞かされたら飽きるに決まっている。今ですら、よくある声優ラジオなんかを聞く時にそんな気分になる。自分はその作品が好きだからその作品のラジオを聞いたのに、まったく作品と関係の無い中の人ネタとかされたら、そっとウィンドウを閉じるか回れ右をする。そんな心境。寧ろクソガキ氏の方が可哀想まである。
 

姉に無理やり連れて来られた良く知らねぇアイドルの駄話など苦痛でしかなく、フラワーアレンジメントにも興味が無い

そんなわけで甘奈はこのクソガキ氏を何とかしたい気マンマンになる。アイドルトークの後の次のイベントはいよいよメインのフラワーアレンジメント講習会。だがここでもまだクソガキ氏は拗ねており、甘奈は何とかしてこのクソガキを参加させたいと躍起になるのだ。ステージ上からマイクで声掛けをしてあげるだけでは効果が無く、なんと会場へ降りていき直接構ってあげるのである。当初はそれでも拗ねていたクソガキ氏だが、甘奈がクソガキ氏の好きな花を聞き、わざわざ取ってきてあげると変化が生じる。シナリオ的にも機嫌を直さずにはいられない。甘奈の頑張りによりクソガキ氏も笑顔になったというわけ。千雪さんや甜花ちゃんはそれを生暖かく見守っていた。

で、最後はステージで歌って踊る。甘奈は今回のフラワーフェスティバルを通して将来像を見つけることが出来たという演出。みんなに笑顔の花を咲かせられるようにするアイドルになりたいなと明確化するのである。そしてそれはもう既に甘奈たちが目指していたものでもあった。言語化できないだけで、皆がもう既に持っているという夏目Pの助言がここで回収されたというオチ。

みんなに笑顔の花を咲かせられるようにする。それがアリストロメリアの将来像!

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