ダンジョン飯17話感想「合成獣ファリンの殺戮!~ライオス・シュロー・カブルー3パーティーほぼ壊滅~」

男同士の殴り合いの喧嘩が勃発。さらには合成獣ファリンの殺戮劇もあり、てんやわんやな話。
ファリンに求婚したシュローは義兄となるべき存在ライオスを苦手としていた。
だがライオスはシュローが下心から自分と仲良くしてくれていたのに友達と思い込んでいた。
ファリンが黒魔術により蘇生された件でシュローが喚き散らしているとライオスは手を出してしまう。
こうして喧嘩が勃発するのだが、ついでに合成獣ファリンとの戦闘もあり、殺戮の嵐も巻き起こる。
戦闘や喧嘩を通してライオスはファリンを救うために狂乱の魔術師を目標とすることに腹を括る。
シュローはファリンと婚姻することを諦め国に帰る決意をし、カブルーはライオスに認知され喜んだ。

次々とたやすくパーティーメンバーが屠られていく様子が凄まじい

ファリンにより次々と殺されていくメンバーたち

今回の話はシュローとライオスの喧嘩を軸としながら、合成獣ファリンを登場させるというもの。シュローはファリンを愛しており求婚までしていたが、ライオスたちが黒魔術で蘇生したことに激怒し、喚き散らしてくる。そんなシュローに対し、ライオスはつい面倒くさくなってビンタしてしまう。ここから始まる男同士の喧嘩。ライオスはシュローのことを友達だと思っていたのだが、シュローにとっては好きな女の兄だから仲良くしていたに過ぎないことが明らかになる。このことはライオスにとって少なからずショックであった。ライオスは初めてできた(と思い込んでいた)友達に浮かれていたのである。

そしてまた合成獣ファリンとの戦闘も見逃せない。ライオス、シュロー、カブルーの3パーティーのメンバーはいずれもそれなりの実力者であるため、戦闘を始めるのだが焼け石に水であった。合成獣ファリンの強さは並大抵のものではなく、まるで赤子のように次々とメンバーが屠られていく。あっさりと殺されて、パーティーが壊滅状態になってしまう展開がグッとくるね。
 

豊満な胸をはちきれんばかりにするファリン

フツーだったらもっと悲壮感が漂いそうなものだが、この作品はダンジョン飯。どことなくコミカルな部分が残り、ファリンが豊満な胸をはちきれんばかりにさせるなどギャグ的展開も見られた。しかしながらこの戦いを通してライオスは腹を括って覚悟を決める。ファリンは狂乱の魔術師によって操られている。だったら狂乱の魔術師を倒せばいいじゃないかと。こうしてシュローは愛する女ファリンを諦めて地上に戻って国へ帰り、ライオスたちは更なる迷宮の奥へと向かっていった。ん、アレ?ライオス達が地上に戻るって話はどうなったんだ?報告はシュローとカブルーがしてくれるからいいのか?ライオスが腹括ったから地上には戻らないのか?調味料の補充とか言ってなかったっけと疑問が湧いてしまった。もっと真剣に見なきゃだめだなこりゃ。

ライオスVSシュロー!ライオスの勝利

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