ゆるキャン△3期4話感想「爆誕!孫☆ライダーズ~地獄のデスロード・畑薙大吊橋へ~」

ツーリング番組。バイクに乗ったら秘境を目指せ。静岡の奥地へ突撃するJK2人組の話。
綾ちゃんナチュラルに事故りかけてるけど、下手すると落石でコケて死んでるよな……。
道中では軽い気持ちで来て良い所ではないと述懐されているが、本当にそう。
しかしながら踏破後に浸かった温泉では来てよかったと喜びを噛みしめるのである。
地元でバイク仲間がおらず寂しさを感じていた綾ちゃんがその想いを志摩リンに告白する場面が尊い
こうして祖父がバイク乗りであるという共通点から孫☆ライダーズが結成されたのであった。

遡れ大井川・静岡の秘境!畑薙大吊橋へ

いやこれフツーに死ぬよな!?

前回に引き続き今回もツーリング&日本の車窓からという旅番組スタイルでお届け。一人で移動するなでしこは鉄道に乗り合わせたお姉さん二人組と仲良くなったり、アプト式の合体シーンを見たり、キャンプサイトで場所取りしたり、もう1回鉄道乗ったりする。一方でメインとなるのは綾リンコンビ。地獄のデスロードを通って、静岡の秘境である畑薙吊橋を目指すことになる。酷道険道とはよくいったもので、整備状況は悪く落石も多い。作中では笑い話で済まされており、バイクに乗り慣れているから華麗によけられたけど、落石でコケたら死ぬよな……。死と隣り合わせの覚悟でバイクに乗っているから前回バイク乗りは変態マゾプレイと言われていたのかもしれない。またバイクを降りて5キロの道を踏破したり、絶叫マシーンよろしくな吊橋を渡ったりとスリルと冒険を味わう二人。
 

温泉での誓い~孫☆ライダーズの結成~

こうしてバイク乗り二人は死線を乗り越えることで、お互いの感情を高めていくのである。そして今回のハイライト、温泉シーンがやってくる。ここで綾ちゃんが、自分の中に抱えていた想いを志摩リンに告白するシーンが尊いものとなっており、二人の友情の証として孫ライダーズが結成される。綾ちゃんは周囲にバイク仲間がおらず寂しさを感じていた。今回初めてのツーリングで変態マゾプレイな道を走ったわけだが、それだけ綾ちゃんにとっては楽しみなものであった。一人で走るのもいいけれど、二人で走ることの喜び。綾ちゃんと志摩リンが温泉でグータッチするところが今回のハイライトである!以後、志摩リンにとってもこの綾ちゃんとのツーリングは自己を支える思い出となっていく。ソロキャンで志摩リンが孤独を楽しむ折々につけ、綾ちゃんのことを思い出し、または綾ちゃんと走りたいなと思いを馳せるシーンはエモーショナルな雰囲気が醸成される。

温泉でグータッチする綾リンのシーンいいよね
今回のグルメシーン~おでん~
初めてのツーリングで変態マゾプレイをキメる綾ちゃん
畑薙大吊橋の恐怖