バイトを探していたら大学の女友達から妹の家庭教師をしてくれと頼まれる話。
だがその妹(紬さん)は非常に勉強ができ、正直言ってカテキョなど必要無かった。
その目的は紬さんが女子校育ちで男性を苦手としているので慣れさせるためであった。
徐々に段階を踏んで慣れ親しんでいった紬さんはとうとう関係を持つに至る。
この作品の見どころはダンドリズムであり次第に慣れて心を開いていく姿がグッとくる。
セルフ同人でも段階を踏んで男女関係に慣れていく姿が大変素晴らしく絵が描かれている。
特に服装と髪形が出会う度に代わっており、紬さんのアピールっぷりを感じることができる。
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「友達の妹」
竿役は男子大学生。バイトを探していたら大学の女友達から妹の家庭教師をしてくれと頼まれる。その理由は竿役が誠実で人畜無害そうな青年だったから。女友達の妹は女子校育ちで男性に苦手意識があったのだが、志望する高校は共学であったため、男性に慣れる必要があったのだ。そんなことつゆも知らなかった竿役は当初は真面目に家庭教師に取り組むも、友達の妹は勉強が大変良く出来、家庭教師などいらないのではと疑念に思う。聞いてみたところ友達の妹から上記理由を教わったので、その方面で協力するようになる。定期的に家庭教師に通ううちに友達の妹は徐々に竿役に慣れてきて、スキンシップを求めて来る。毎回変わる私服や髪形で気合い入ってる様子を表現。そして竿役は友達の妹が懐いて来る様子を微笑ましく思っていたが、危うさを感じるようになり線引きしようとする。だが妹はそれを軽々と超えてしまったので、善人でもない竿役は頂いてしまうのであった。行為後、関係性も終わったかなと思った竿役であったが、妹は敬語が抜けており、さらにまた会うことを求めるのであった。というのが「友達の妹」の話。
「紬ちゃん性長記」
で、この作品は商業誌に連載されたのであるが、さらにももこ先生自身により続編が出された。内容は後日談となっており、一度手を出した後も家庭教師を続けたが、その後は関係を持たなかった模様。受験も終了し、これにて家庭教師も必要なくなったので、関係性は断たれてしまいそうになる。だがここで女を見せたのがヒロインであり、バレンタインのチョコを渡すと共に告白。こうして友達の妹でもなく、家庭教師の生徒でもなく、晴れて彼女になるのであった。それでもいきなりするのは慣れていないので、徐々に段階を踏んでいくことになる。この過程が大変素晴らしく描かれておりスキンシップや触れ合いから、徐々に女に目覚めていく流れは是非見て欲しい展開になっている。竿役は優しく余裕があり待てるタイプであり、ついにヒロインの方から身体関係を求めるようになり、避妊具を差し出してくる場面は表紙にもなっておりおススメの一コマである。行為後、ほどけてしまった髪を竿役が編み直すシーンがイチャラブっぷりを醸成しており、最後は竿役が責任取って交際の報告をしに行く覚悟を決めて幕を閉じる。
