ひろがるスカイ!プリキュア 第25話「ワクワク!プリンセス、動物園に行く!」の感想・レビュー

育児について何か特別な待遇を施さねばと悩むも普段の親の振る舞いから多くを学んでいたという話。
エルちゃんが運命の子と判明したことでプリキュアたちは今までのような育児でいいか思い悩む。
保育士のあげははどっしりと構えているがそれ以外の隊員はアレコレと腹案を出したりなんだリする。
だが動物園に遊びに行った中でエルちゃんはこれまでのソラましの行動を見て大いに成長していた。
動物を慈しむ心や他者に対して譲り合う精神を持ち合わせるようになっておりソラたちを感動させる。

子は親の背中を見て育つ

エルちゃんに特別な育児をしなければと思い悩むソラまし

エルちゃんが運命の子だと判明したことにより、特別な待遇を施した方が良いのではないかと悩むソラましツバ。だがあげはさんは保育士であるためどっしりと構えており余裕の表情。エルちゃんが運命の子だから云々というのではなく、子どもを持つ親ならば子どもになるべく良い様にしてやりたいと思うのは当然だと告げるのである。

そんなわけでエルちゃんの情操教育のために動物園へGO!エルちゃんはソロモン王よろしく動物と話したり治癒能力の片鱗をみせたりするようになる。そんな中で新たな敵幹部が襲来。武人キャラでありエルちゃんの確保よりもプリキュアを倒すことを優先条件に掲げていた。この戦いの中でエルちゃんは戦いに紛れ込んだウサギを守ろうと慈愛の心を見せる。また敵を討伐した後、ウサギの餌やりをしていた際、怖がる同年代の子どもに話しかけ、自ら餌を譲ったのである。これはかつて玩具を独占して他人に貸そうともしなかったこととは異なる事象であった。

慈愛の心はソラから、譲与の精神はましろから学んだのである。こうして子どもは親の背中を見て育つことが判明。育児は試行錯誤しながらアレコレ考え、良いと思うことをやっていくことが示されたのである。

ソラましのおかげで慈愛の心や譲与の精神を育んでいたエルちゃん

ひろプリ感想まとめ