先生への好意が駄々洩れなユウカを揶揄っていたノアが先生から好意を向けられ嬉しくなっちゃう場面が絶妙。
ユウカが先生を大好きなことは周知の事実であり、その好意は言葉の端々から溢れ出してしまう程であった。
そのためノアはユウカを揶揄って遊んでいたが、それはユウカと先生が良い雰囲気になるのを防ぐためでもあった。
ゆえに先生への好意がノアにも飛んでくると実は先生に秘めた想いを抱いているノアは嬉しくなってしまうのだ。
先生とノアの間にムーディーな空気が漂うと焦ったユウカがワタワタと介入し、二人の親密さを邪魔しようとする。
そんなユウカにノアが「慌ててるユウカちゃん可愛いです」とクリティカルヒットを放ち二人は一触即発となる。
2:14～2:16でユウカとノアの二人がうふふふと笑い合う場面はまさに牽制しあう龍虎であり一見の価値アリ！
普段は先生への恋情を秘めているノアが先生に真っ直ぐに好意を向けられると満更でもなくなりユウカが焦る
先生の正妻ポジションのキャラは何人かいるが、ユウカはその筆頭に挙げられる。先生への好意は駄々洩れであり、文句を言いながらも世話を焼くことに生き甲斐を見出している。一方でノアは自分が精神的優位に立つことで自我崩壊を防いでいるようなキャラ造形であり、だからこそ先生への想いを秘めており、時折アンニュイにその感情を発露してしまうのである。ノアがユウカを揶揄うのも、ユウカが好きであり反応が面白いからという意味もあろうが、先生とユウカがイイ感じの雰囲気になることを未然に防いでいるのである。ユウカを揶揄う事で、ユウカが怒り出し、先生へのイチャラブタイムは終焉を迎えると言うのがいつものパターンさ。だが今回のお話ではノアに対して先生から真っ直ぐな好意が向けられる。するとどうでしょう！なんとノアは満更でもなくなり、と、いうよりもきゅんきゅん疼いてしまいムーディーな雰囲気が漂い始める。これを見て焦るのがユウカであり、先生とノアの間に介入してくるのだ。アリスを引き合いに出し先生とノアが乳繰り合うところを止めようとするのである。当然ノアにしてみれば先生との逢瀬を邪魔されたにも等しいため、ユウカに反撃をしたくなるというもの。ノアによる「慌ててるユウカちゃん可愛いです」の言葉はまさにユウカにとって痛恨の一撃であった。ここからの牽制合戦は本作最大の見せ場であり、二人ともたおやかにうふふと笑い合うのだが、声では笑っていても心では笑っていないのだ。この演技を声優さんが非常に素晴らしく表現なさってくれているので声優ってスゲーなと思う事限りなし。該当の部分は2:14～2:16の間で見ることができるので、是非プレイヤの皆さんには視聴して欲しい。
