【感想】リコポケ18話「フリオリ!幼馴染の絆!」

会社勤めの研究員を辞めプラプラしていたフリードが再起した後、最初に頼ったのは幼馴染のオリオという話。
フリードは雇われ研究職であったが傲慢にもポケモンの全てを研究し尽くした気分になりやる気を喪失していた。
だがリコママの導きで特殊なピカチュウを紹介され、ボルテッカーで空へと舞い上がる姿を見て研究熱が再燃する。
ピカチュウの行動は美しい朝日を見るためであったことを解明し、現場に身を投じることでしか味わえない快感を得る。
フィールドワークの旅に出ることを決意するが、フリードが初めに選んだのがパートナーがオリオだったというワケ。
ジッチャンから譲り受けた釣り船を飛空艇に改修したオリオはフリードの連れ合いとして冒険に同行することになった。

研究熱を再燃させたフリードの最初のパートナーとなったニンゲンが幼馴染のオリオ!

過去の馴れ初めを明かそうとするオリオと照れるフリード

今回はフリード博士の過去回でその人物像の掘り下げが行われる。飛空艇に集う人間は、脛に疵持つワケアリな人々。フリード博士もまた然りであり、企業の雇われ研究職であったフリードは傲慢にも研究を極めた気になりデスクワークに嫌気がさして無職ニートになり果てていた。そんなフリードの心に火をつけたのがピカチュウであり、それを紹介したのがリコママであった。フリード博士はピカチュウボルテッカーで空へと舞い上がる謎を解明することになり、美しい朝日の景色を見るためと結論を出すのだが、その過程で現場に身を投ずる快感を覚えるのであった。そんな訳でフリードは再び研究欲が湧き、フィールドワークの旅に出る決意をしたというのが大まかな流れ。炉利リコはテレビ電話で無職ニート時代のフリードを見ており、全てが繋がっているんだと一人で感動していた。
 

オリオに飛空艇の改装を頼み込むフリード

それはさておき、今回最大の注目ポイントはやはりフリオリであろう。やる気を再燃させたフリードが最初に頼ったのは幼馴染のオリオだったのである。オリオは理工系の知識を身につけ現場作業に従事していたが若い才能を燻ぶらせていた。そんな時、フリードから釣り船を飛空艇に改装するよう求められ、刺激を受けるのである。蜘蛛の巣が張っており長らく使っていなかった胸の鼓動が、飛空艇改装により高鳴ったのであった。他者に求められ、そこで自分の才能を発揮する喜びを知ったオリオは、フリードと共に流浪の旅へと身を投じる覚悟を決める。船には整備士が必要であろうと自分を売り込み、フリードのパートナーとなるのであった。こうしてフリオリの幼馴染の絆は友情から加速していくのであった。

フリードの心意気に共感するオリオ
フリードの流浪のフィールドワークの旅についていく決意をしたオリオ
幼馴染の絆は昇華されパートナーの関係となったフリリコ

リコポケ感想まとめ