リコポケ12話「リコの母親のネグレクト」の感想・レビュー

娘の自己決定を尊重すると言えば聞こえはいいが娘と向き合おうとせず逃げている母親について。
今回はリコの母親が登場。だが彼女は娘に会わずにフリード博士に託して帰ってしまう。
彼女が言うには主体的な意志決定の尊重やら会ったらゴチャゴチャ口を出してしまうと自己弁護。
リコの母は確かに娘を愛しているのだが、それは一方的なものであり、エゴにしか過ぎないのである。
ドラゴンボールのセル戦の時に悟空が息子を戦わせてピッコロに説教されたシーンが頭によぎった。
最近の番組だとU149の橘ありす√でも同じようなテーマやってたし子どもとちゃんと向き合ってよ。

理屈を並び立て正当化しても子どもと向き合おうとせず放置するのは教育方針ではなくネグレクト

リコママ、教え子のフリード博士に接触する

今回はリコのお母さんが登場。リコの帰省の際に不在であり、リコ本人も何ら母親への感情を示さなかったので、家庭環境が危ぶまれていた御仁である。案の定、リコママは娘に会おうとせず、リコを保護しているフリード博士に接触。彼もまたリコママの生徒であり、師弟関係であった。ここからリコママは一方的なエゴを娘に押し付けていく。親は子どもを愛しており、確かに子どものためかもしれない。だが子どもと向き合わずに話し合いをしないため、ドンドン擦れ違って親子の溝が深まってしまうのである。エヴァとかガンダムとかでも散々描かれたことだが、一番印象に残っているのはやっぱりセル戦での悟空が悟飯にやったことだよね。一方的に息子に期待をかけて敵と戦わせたが、事前に話し合いなどをせず息子本人の気持ちなど全く確かめなかったため、ピッコロに説教されたシーン。親は良かれと思って、子どもも分かってくれると思って、やっているんだろうけど、子どもには分からないのであった。リコママも娘の主体的な意志決定を尊重する、娘に会ったら色々と口を出してしまうと理屈を並べ立て自己弁護するが、やってることはネグレクトであった。娘と衝突することを怖れて娘の育成を放棄したママンの末路はどこにむかうのか!?

リコママ、言ってることは聞こえはいいけど、要はネグレクトやんけ
子どもと話し合いをせず親の希望を一方的に押し付けた結果

リコポケ感想まとめ