【感想】ブルアカ 陸八魔アルのコミカル破瓜本「アルちゃんだけ催眠にかかってない本」を読んだ。

ムツキの悪戯によりアル以外の便利屋と先生が催眠にかかった中でコミカルにアルが破瓜を迎える話。
悪戯大好きなムツキは催眠アプリを先生に試すがなんとそれはホンモノであり先生が獣となってしまう。
催眠にかかった先生は強く、ムツキもまた催眠にかけられ、そのムツキによりカヨコとハルカも犠牲となった。
一方そのことを全く知らないアルは先生が訪問してくれることを知ってウキウキで帰ってくるのだが……
そこで見たものはハーレム乱交を繰り広げる仲間と先生の姿であり、アルも巻き込まれていく。
何と言っても見所はアルの意識が正常にも関わらずムツキに煽られムキになり見栄を張ってしまうこと。
先生を押し倒しその上に跨るも何をすればいいか分からず戸惑っていた所、足を滑らせウッカリ破瓜する。
この時の描写を見た人は誰しもブルアカの例のBGM(Unwelcome School)が流れてくること請け合い。
その後もアルはムツキに顔騎されハルカに貝合わせされカヨコにイチャラブを見せつけられる。
だが最後にはカリスマ性を発揮し、ハードボイルドに?先生を受け容れ、饗宴に興じるのであった。

数多ある便利屋ハーレム系コミカル的アル処女喪失本の中でも足を滑らせて破瓜する描写が見所

ムツキに煽られ啖呵を切ってしまうアル
  • 陸八魔アルをヒロインとする同人誌の傾向
    • 陸八魔アルにとって便利屋は家族だから、アル物の薄い本だとハーレムになるのが定型句。さらにアルと言えば能力が高くカリスマ性もあるのに変な所にコダワリがあるせいで微妙に決まらずポンコツとなりコミカルで滑稽なオチになるのだが様式美である。そんな便利屋や陸八魔アルの愛される設定を存分に活用しながら、彼女の魅力を存分に引き出しているのがこの本である。「先生を押し倒しその上に跨るも何をすればいいか分からず戸惑っていた所、足を滑らせウッカリ破瓜する」場面は全日本陸八魔アル喜劇集選手権でも上位に食い込む素晴らしさを放っている。

  • ムツキは狂言回しとなることが多い便利なキャラ
    • 話の内容としては、悪戯好きなメスガキのムツキが物語を動かす役割を担う。ムツキが催眠アプリを先生に発動すると、カンタンに先生は堕ちてしまうのだ。だが催眠にかかった先生は理性が解き放たれ獣と化しムツキに逆襲。結果としてムツキも催眠にかけられ、彼女によりカヨコもハルカも催眠にかかっていった。このような中でハーレム乱交が繰り広げられていたのだが、またしても何も知らない陸八魔アル。アルは先生が訪問してくれるのでウキウキとなりながら帰宅をするのだが、彼女を待っていたものは……。カヨコとムツキを両脇に従えハルカに首絞め背面座位をする先生の姿であった。

  • 陸八魔アルがやらかした時に流れる例のBGM
    • 一人だけ正常なアルは常識的行動を取ろうとするのだが、ここでもムツキが大活躍。いつものようにアルを煽って見栄っ張り状態にしてしまうのである。オス一匹手玉に取れないの~と煽られたアルが先生のいきり立つ逸物をバシバシと叩きながらやってやるわよ見てなさいと啖呵を切るところは本作屈指のコミカルさを誇る。こうして先生を押し倒しその上に跨ったアルだがバージンであるためそこからどうしたらいいか分からない。戸惑っていると後ろからムツキに声をかけられ驚いて足を滑らせてしまう。こうしてそのままピタゴラスイッチのように膣穴に逸物がinし、破瓜を迎えるのであった。このお笑い的ギャグシーンでは陸八魔アルがやらかした時に流れる例のBGM*1が脳内に響きわたること間違いなしである。

  • 便利屋と家族ハーレム物の親和性
    • その後もアルの受難は続き、便利屋とアルと先生の絡みが次々と繰り出される。アルはムツキには顔騎されて潮を浴び、ハルカには押し倒されて貝合わせされ、カヨコにはイチャラブエッチをされているところを見せつけられるのである。やっぱり便利屋は家族だから単体も良いけどアルを中心として皆で仲良く楽しんでいるのが良いよね。便利屋のみんながそれぞれ先生を好きだけど、みんなもそれぞれメンバーを思っているのがよく表されていてホッコリする。最後は開き直ったアルが全員まとめて愛してちょうだいと決め顔を見せるが、やっぱり最後は白目を剥いてオチとなるのであった。最後便利屋の4人が仲良く?横たわっている場面がいい味を出している。
陸八魔アルのコミカル処女喪失
アルの白目オチ

*1:Unwelcome School