リコポケ 第24話「リコのおばあちゃんの過去バナとアメジオくんの襲来」の感想・レビュー

ついにストーリーのそもそもの目標であったリコ祖母の下へ到達するが、また新しい目標を与えられる。
何というお使いRPG!また大目標として設定された伝説のポケモントレーナーの話もイマイチ微妙。
それをスタッフも分かっているのか、敵組織との攻防戦を挿入することで派手さを出そうとしている。
糸目執事が実は裏で手を引いており、メスガキとマッチョを率いて攻防戦に参戦してくる。
そして左遷され独断専行していたアメジオくんもリコの祖母の隠れ家を嗅ぎつけ襲撃をしかけてくる。

リコが精神的に成長した姿を見て、祖母はその心意気を認め、過去を話してくれる気になった。

リコが自分の成長を祖母に認めて貰って嬉しくなる表情がかわいい

本作の初期の目標として設定されていたのがリコの祖母に会うこと。リコは有名中学進学時に祖母からペンダントを貰ったが、これが敵組織に狙われることになる。リコの祖母は途中で危機に気付きフリード博士に孫の保護を依頼したという流れであった。24話かけて祖母の下へ辿り着くまで、リコは冒険を通して大きく成長。これまで内向的な根暗陰キャぼっちであったが、コミュ力を上昇させ自己のアイデンティティを確立したのである。
 
2クールかけてリコの成長物語が展開されてきたわけだが、これでイベントフラグが達成され、祖母に認められることとなった。リコの祖母はせっかちで忙しい性分であり、リコが成長する以前は(確かに孫を愛していたのかもしれないが)それ程多くリコのために時間を割いてくれるということは無かった。だが「リコの成長」を見た祖母は自分の過去を話す時が来たと言わんばかりに、冒険者を目指したきっかけやペンダントを入手した経緯、次にどこへ目指せば良いかを話してくれたのである。

このように次の目的地が定まった一方で、敵組織が襲撃してくる。左遷されていたアメジオくんは独断専行してリコの後を尾行しており成果を得ると組織に報告した上で、実力行使に打って出る。報告を受けた敵組織は糸目執事がメスガキとマッチョを率いて行動に出る準備を始める。アメジオくんはいつものように剣士系ポケモンを繰り出してフリード博士とのバトルになるが、このバトルがシナリオをどう左右するのかが見どころ。もう2クールやってるんだからそろそろ決着がついて欲しいよね。

糸目執事、メスガキとマッチョを率いて参戦
リコ祖母、幼女時代
ペンダントの秘密
アメジオくん、襲来

リコポケ感想まとめ