【感想】リコポケ32話「六英雄ラプラス編②~追って駄目なら先回りして待ち伏せの巻き~」

ポケモン窃盗団のラプラスを馬鹿正直に追っても撃退されるのでアジトで待ち伏せする話。
六英雄のなかの一匹であったラプラスは落ちぶれ人間の積み荷を奪う窃盗団の首領となっていた。
リコ達の船も襲われ戦闘になるが撃退に成功。逃げる窃盗団を追いかけラプラスを引き摺りだす。
だがラプラスの冷凍ビームが炸裂し船は氷漬けになり、まんまと逃げられてしまったのであった。
しかしリコは機転を利かせ窃盗団が盗んだ食料の木箱を辿ってアジトに先回りすることに成功。
追って駄目なら待ってみるをスローガンに掲げたリコの戦略は的中し、ラプラスをお出迎えした。
仲間になることを躊躇するラプラスであったが六英雄の呼びかけや窃盗団仲間の後押しで心を決める。

なんでラプラスが人を襲うようになったのかとか目や体の傷とかについては触れられなかった

冷ビで船を氷漬けにするほどの火力を誇るラプラス

今回は六英雄ラプラス編の後編。メインは海上におけるポケモン窃盗団の追走劇が描かれる。リコ達の船はポケモン窃盗団に襲われるがバトルの末に何とか撃退。このまま逃がしてなるものかと窃盗団を追走することに。ここで活躍するのがヌオーと爺さんであり、相手の攻撃をヌオーの波乗りでかわしながら、爺さんが見事な舵捌きを披露してくるぞ!こうして順調に窃盗団を追い詰め、ついにラプラスを引き摺りだす。だが敵のラプラスは六英雄だけあって戦闘力が高く、船に体当たりして船体にダメージを与え、尚且つ冷ビで海を凍らせて船の動きを封じてしまう。意気揚々と引き上げるラプラスを前に万事休すとなるリコたち。

だがここで「ポケモンの気持ちを考える」ことを信条に掲げるリコが機転を利かせる。ポケモン窃盗団が盗んだ食料の空箱が海に漂いまくっているのを見つけ、それを追ってアジトを突き止め、待ち伏せしようというのである。先回りして窃盗団のポケモンを懐かせることに成功したリコ達は、意気揚々と引き揚げてきたラプラスを出迎えるのであった。警戒しまくるラプラスだが、ここでリコが捕まえたオリーヴァとガラルファイヤーが登場。伝説のトレーナーの過去が具現化され、身を挺して六英雄たちを逃がしていたことが判明する。

思い出を想起させられたラプラスは心を揺さぶられる。そんなラプラスの背中を押すことになるのが窃盗団の仲間達であり、ラプラスが入っていたいにしえのモンボまでどこからともなく出して来てくれたぞ!こうしてラプラスゲットだぜ!となった。しかしラプラスが窃盗団の首領に堕ちた経緯や彼が追っている痕などは語られなかった。一応リコの祖母から人間にとってみれば窃盗だけど、ポケモンから見れば食べ物の獲得手段の一つなだけとかいうフォローは入ったが……。

ラプラスを仲間にすべく呼びかけるオリーヴァとファイヤー
リコの先祖と六英雄

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