ゆるキャン△3期6話感想「お別れのグータッチ☆孫ライダーズの契り+1」

今回のキャンプ要素は朝食にパン食っただけ。後は観光をしていた。
キャンプがメインというよりもツーリングor路線バスの旅がメインな感じ。
後はひたすら吊橋を渡りまくっておりマップ埋めをしている気分になれます。
シナリオも人と人の繋がりや関係性を描くというよりも観光地羅列紹介チック。
綾がなでしこの交友関係を想うシーンやグータッチの場面など原作では感動的でしたね。

原作の見せ場!なでしこの交友関係を想う綾ちゃんの心情描写&リン綾のグータッチ!

今回のキャンプ要素は朝食場面がちょっとあっただけ!

今回のお話はキャンプで泊まった後の翌日。朝食として小粋なパンを焼くのだが、サクッとキャンプタイムは終了となる。今回キャンプ要素は薄め。食って寝て起きて食っただけ……だがそれもキャンプなのかもしれない。

と、いうわけで2日目も吊橋制覇タイムとなる。今回は本当に吊橋を渡るのが好きね。1日目と違う点と言えばなでしこも同行するということ。公共交通機関を使いながらなでしこがバイクのリン綾と合流し3人で吊橋を渡るぞ。なでしこの路線バスの旅は道中がほぼカットされるのでもう少しバスの魅力があっても良かったのかもしれない。バスはバスで車窓の眺めとかいいじゃん?

では原作で感動だったシーンはどうか。なでしこは明るく元気で誰とでも仲良くなれるパッシブスキルを持っているのだが、内面では繊細な側面もあり、引っ越しの際には誰も知り合いがいない所へ行く寂しさや不安も感じていた。綾ちゃんはそんななでしこを励ますのだが、綾ちゃんの言葉通りなでしこは志摩リンという仲良しのトモダチが出来ており、それを見た綾ちゃんはなでしこの友達作りの才能を改めて見せつけられ、ちょっとセンチメンタルになるのである。それが原作の良さであった。

また、別れを惜しんでズルズルと引き延ばしを図っていた綾ちゃんを元気づけるために志摩リンは孫ライダーズとしてグータッチをやる。綾ちゃんは国一がだるいことを言い訳にしてたけど、まだ皆で過ごす時を終わらせたくなくて、グズグズしているんだね。そんな綾ちゃんに志摩リンが、あの単独行動好きであった志摩リンが、グータッチをやるのだから、感動的だよね。この場面は度々志摩リンが思い出し、綾ちゃんのことを想起する時に使われることになる。

別れのグータッチ!