ゆるキャン△3期8話感想「伊豆ジオパークを契機に国立公園に興味を抱くようになったイヌ子」

瑞牆山にキャンプを企画したイヌ子に大垣が良くこんなとこ見つけたなとツッコミを入れる話。
野クルはいつも大垣がキャンプ計画を練っているが今回の突発キャンプはイヌ子が担当することに。
瑞牆山のふもとのキャンプ場をチョイスしたわけだが、なぜイヌ子はここを選んだのか。
彼女は伊豆ジオパークに行ったことで国立公園に興味を抱く様になったのだという。
そんなわけで趣味に新しい選択肢が増え秩父多摩甲斐国立公園を見ていて瑞牆山を見つけたのだ。
今年は初めて国立公園が指定されてから90周年に当たるし、タイムリーなネタであった。

お出かけスポットの中に自然体験があり国立公園が選択肢に入るようになるイヌ子

トマトをフンダンに使ったキャンプ飯を作るイヌ子たち

瑞牆山キャンプ(本番)編。前回まではキャンプ場に辿り着く迄の路線バスでの移動の旅が描かれた。今回はいよいよキャンプをします。と、言っても何か特別なことをするのでもなく、景色を見てメシを作る。そんなわけで、今回はハイパーキャンプ飯タイムとなり、イヌ子の料理の腕が振るわれていく。トマトをフンダンに使った料理がメイン。それと大垣のピザ欲で1話丸々引っ張っていく。昼飯の時にピザを食べたがったがピザだけでは量が足りないだろうしだからといってカレーとピザを両方食っては食いすぎだと判断しカレーだけにしたらずっとピザが心残りになってしまうという大垣の図が描かれる。そんな大垣のためにイヌ子はピザを作ると言って喜ばせるのだが、結局できたのはお好み焼きだった!というオチ(2枚目はちゃんとピザを作る)。こうしてJKたちが和気藹々と飯を食い、引率顧問は酒浸りになる。
 

秩父多摩甲斐国立公園

キャンプ飯タイムが中心となる一方で、今回は国立公園という選択肢が提示されたのもポイント。キャンプ場とかお出かけスポットを選ぶ際に、どこへ行こうかという自分の中で選択肢を増やしていく楽しみが描かれる。イヌ子は伊豆ジオパークに行って以来、国立公園に興味を抱くようになり、秩父多摩甲斐国立公園を見て瑞牆山のふもとのキャンプ場を見つけたのだという。ゆるキャン△によって、これまで国立公園などお出かけの選択肢に無かった社会階層の人々にその魅力を語りセカイを広げているよなぁ……としみじみ。うちの自治体の国立公園もゆるキャン△とコラボしてくれないかなぁとは思う。それはそれとして今年は国立公園が初めて指定されてから90周年であり、ちょうどタイムリーなネタだった。国立公園のドライブ巡りとかも良さそう。

これはソーセージを食べるイヌ子