ゆるキャン△3期1話感想「キャンプは寂しさを味わうもの/アルコールストーブ作り」

A-partは志摩リンが幼少期における祖父との思い出を懐古し、彼の信条を想起する話。
小4志摩リンは絵日記の課題を書くため教科書に載っていたダムを見に祖父の所へやってきた。
その際車に積まれていたキャンプ道具を見て興味を示したため祖父はプチキャンを体験させる。
火起こし体験や夕焼けの景色などの始原的体験は志摩リンの人格形成に大きな影響を与えた。
中でもキャンプとは寂しさを味わうものというのが祖父の弁であり志摩リンはこれを追い続ける。
B-partは野クルの話であり大垣の案で空き缶を使ってアルコールストーブ作りをすることになる。
この流れで斎藤の家の庭にテント張ってアルコールストーブでソーセージを焼くことになった。

【目次】

炉利志摩リン(JS4)と祖父の思い出

ダムの放流をおっかなびっくり見る炉利志摩リン(JS4)

A-partは志摩リンが幼少期時代を想起する話。学校の絵日記の課題を書くため祖父の下へ訪れた志摩リン(JS4)。対象にしたのは教科書の載っていたダムであり、ちょうどタイミング良く放流するところを見ることができた。売店で土産を買った際、祖父の車にキャンプ道具が積んである事に気付き、ここから志摩リンの始原的体験が始まるのである。~如何にして志摩リンはキャンプに興味を抱くようになりしか(アニメ3期編)~の始まりだ。JS志摩リンがキャンプと聞いて思いつくのはきりもみ式の火起こし。これを聞いた祖父は実体験が必要だと思い、志摩リンに実演指導することに。祖父が試したのは木に溝を作り棒を尖らせて摩擦熱を利用するという方式。何度も失敗し志摩リンも飽きてる描写が生々しいね。それでもやっとこさ火を付けることができ、牛乳を温めて美味しくいただいた。また祖父は志摩リンに綺麗な夕焼けを見せ幼い心の情緒を育てたのであった。こうして祖父は志摩リンの人格形成に影響を与えたわけだが、彼が言うにはキャンプとは寂寥感を味わうものであるとのこと。幼少期を思い出した志摩リンは、かつて祖父がやってくれた火起こしをやってみることにする。だがやはり中々火を付けることはできず悪戦苦闘。腕が死ぬ状態になっても気合いで奮戦し、とうとう火起こしに成功した。それを近くの幼女に見られており、彼女にもまた志摩リンが細々とながらも影響を与えたというワケ。こうして志摩リンは祖父にとんでもない無理をさせていたことを知ると共に、それだけ祖父が自分に実地体験をさせたかったのだと理解する。ソロキャンで寂しくなり人恋しくなった志摩リンは、なでしこのことを想うのであった。

祖父は火起こしを見せようとするが完全に飽きていた志摩リン
火起こしの大変さを知り祖父の苦労を想うと共に感動する幼女にドヤ顔を決める志摩リン
キャンプとは寂しさを味わうもの
人恋しくなった志摩リンはなでしこを想う

アルコールストーブ作り

力こそパワー!スチール缶でアルコールストーブ作ったなでしこ

B-partは野クルの人々の話。いつも話題を提供し活動を企画してくれるのが我らが大垣。今回彼女はアルコールストーブ作りを提案する。そんなわけで理科室に行き、レッツ工作。作ってワクワク。大垣曰く簡単なものらしいが、怪力でちょっと不器用ななでしこは悪戦苦闘!アルミ缶を潰しまくってしまい、スチール缶で挑戦。そうしたら今度は硬すぎてカッターでは歯が立たない。なでしこは諦めるどころか技術室から金鋸を借りてきて力技で解決していく。綺麗にやすりがけして表面印字も消しました。そう、まさに力こそパワー。作ってみたら使いたいもの。と、いうわけで顧問召喚。この先生、普段は飲んだくれているけれども、学校では非常に有能な側面を見せてくれるぞ。ステキ。しっかりとアルコールストーブの使用方法を教えてくれて、空気穴における炎の調整方法なども指導してくれる。優しい。また、アルコールストーブは危険でもあるので、十分注意をするように説くも、バックグラウンドが酔っぱらってアルコールストーブをひっくり返し引火させている絵柄なので、自分でやらかしたんだろうなと推察させる流れになっている。おそらく野クルメンバーもそう思ったに違いない。安全な場所で使うことを決意し、斎藤の家の庭にテント張って、アルコールストーブを使ってソーセージを焼く企画を立てたのであった。庭デイキャンでソーセージキャン。その昔、庭にテント張っていたのを見て奇特に思ったものだが、時代の最先端を行っていたのだなぁ。

顧問を召喚して実際に火を付けて見よう!
艶っぽいなでしこ