プレイ日記!月姫 遠野家ルート 秋葉編

月姫っていうと、みんな大好きアルクェイドだけど、個人的には遠野家ルートの方が好きよ。
ちなみにFateよりも月姫の方が大好き。
脈々と受け継がれてきた血と地。そんな人間の連なりが生み出すドラマにはなにかこう挽きつけられる魅力があります。
・・・ちなみに現在のプレイ状況は翡翠琥珀さんはクリアしてます。あしからず。

志貴、遠野家に戻る

父親によって親戚の有馬家に預けられていた志貴は父の死により実家に呼び戻される。
乗り気ではないが遠野家に戻る事になるが、それは・・・とっココで選択肢か・・・
1:妹の秋葉のことだ
そりゃもちろん愛する妹・秋葉のためでしょう。
8年訪れていなかった自宅のでかさにビビリながらも鐘をならし、ラスボス割烹着下女琥珀さんの御出迎え。女中とのロマンス;身分違いの恋ってのは昔からあるプロットだけど、今は秋葉を攻略するので涙を惜しみますとも。
そんなわけで帰ってきたよ!マイシスター!!
だが、そこに居たのは見知らぬ少女が二人。
かつての秋葉の面影は無く良家のお嬢様がたたずんでおられた。
「秋葉があんまりにも変わってたんでびっくりしただけなんだ」
と志貴がいうと
「八年もたてば変わります。ただでさえ私たちは成長期だったんですから。
 -----それともいつまでも以前のままだったと思っていたんですか、兄さんは」
と倒置法でツンツンしてくる始末。志貴はなんとなく棘があると形容しています。
結局、秋葉は常に威厳を持った態度で志貴に臨み、志貴を呼び戻した理由や現在の屋敷の状態等を説明し、志貴の侍女として翡翠を付けたのでした。
・志貴を呼び戻した理由・屋敷の状態
なんでも親戚連中が反対するのを却下し遠野家の血筋を引く長男がいないのは不当だと宣言して強制連行。逗留していた親族も追い出して使用人にも翡翠琥珀だけ残して全員解雇した模様。

遠野家の夜の風景

・夕食〜
テーブルマナーを完全に忘れていた志貴は一挙一動のたびに秋葉に睨まれスリリング!!
夕食後の選択肢は・・・
ここはもちろん1、居間に行って秋葉と話をしよう をチョイス!!
秋葉とするのは秋葉が八年間どのように過ごしていたかということ。
だが、秋葉から逆に志貴の八年を尋ねられしかも逆に帰ってきたくなかったんですか?と聞かれる始末。だが、我らが志貴は
「ここには秋葉一人しかいないじゃないか。兄貴としてそんなのほっとけないだろ。これでも秋葉が一人でも大丈夫なのかずっと気になっていた。
 俺が屋敷に戻ろうと思ったのは、秋葉のことが心配になったからだよ」とキメ台詞!
そこで秋葉は少し照れて・・・
「あ----------うん、その……ありが」
まで言いかけますが、それを遮り志貴は「秋葉が頑丈に育ち落胆」と述べてしまい秋葉の機嫌を壊してしまうのです。クールに振るまっていてもどことなく感情表現が豊かですな。
志貴の眼鏡に興味を持った秋葉はそれとなく志貴に尋ねたり、志貴が眼鏡をかけていて驚いたとかのたまう。驚いた割には冷静だったと志貴がいうと
「八年ぶりに顔をあわせる兄さんと再会する時に、無様なところなんて見せらないじゃないですか」
なんとも殊勝な妹ですねぇ。
たわいもない会話を楽しんでいると入浴の支度が出来たと琥珀さんが秋葉に告げお開きに。
志貴は秋葉と琥珀さんが一緒に風呂に入るとこを想像しながら退散するのでした。

・寝るまでの空いた時間
志貴が部屋にいると翡翠が入ってきて質疑応答タイム。
そこでは、秋葉は全寮制のお嬢様学校に通ってはいるが特例として自宅通学を許されており、毎日稽古事があるので帰宅は7時前である事を知らされてびっくり。

幼少時の秋葉は不安な瞳で志貴の後ろをトテトテついてくる無口でオドオドしていた線の細い女の子であったことを思い出し、子供から大人へと変わる大事な時期に秋葉の傍に居てやれなかったと後悔した志貴は謝罪のことばをひとりごちてしまいます。

やさしいねぇ、志貴は。兄貴たるものこのようにしたいもんだ。まさに兄の鏡だよ。エロゲ兄ランキングで上位に食い込む事必死。

・深夜での出来事
夜更けに足音が聞こえ目を覚ました志貴は様子を見に行く。しかし、そこでは秋葉がフラフラあるいていたのを垣間見ただけ。覗き見していたという後ろめたさもあってかとりあえずはスルー

2/反転衝動? (10/22(金))

・夢
遠野家の回想シーン:秋葉と遊んだことを夢に見る
ふりむくといつもあきはがいて、手を振ると恥ずかしがって隠れてしまう。
嗚呼、幼少時ってのはどうしてこんなに可愛いのかなぁ。

・起床〜朝食
挨拶はモチロン秋葉にするだろ?・・・というわけで
 1、秋葉に挨拶をする
秋葉に挨拶してもツンツン秋葉。逆に
「七時をすぎて朝食を摂るなんてたるんでいる証拠です!!」
と怒られちゃう。なんでも秋葉は朝五時には起きるもよう・・・
スゲェ。流石ですよ。見るからにあの美しい黒髪ロングを手入れするのにだって相当時間や苦労がかかりそうだしなぁ。それをブローしてあげる琥珀さんも素敵・・・じゃなかった、大変そう。

志貴は秋葉が去り際に見せた顔に胸をつかれ目を奪われてしまうのでした。

・志貴、17回殺しのナイフを授かる
 有馬の家から志貴へ木箱が送られてくる。これは巷で有名な七つ夜ナイフ。吸血鬼ルートでは真祖の姫君アルクェイドを17回きざんだあのナイフですよ。
 琥珀さんの見せて見せて攻撃に耐えかねて木箱をオープンした志貴は、一見鉄の棒が飛び出しナイフになることや裏に七つ夜に文字があることを教えてもらうのでした。翡翠はやけにナイフが気にいった模様。志貴はもらえるものはもらっとくのが信条らしい。

・弓塚さっちん失踪事件〜其の壱〜
学校につくとなんとさっちんが家出をしたとか。けど、まぁ関係ないっしょ。
ここは2、……黙って様子を見る。 でしょう
で、ここからさっちん編スタートか。月姫のリメイク版にはさっちんシナリオが追加されるらしいけどいつでるんでしょうかね。今なんか正式ルートで『月姫』買おうとしたら2〜3万ぐらいするし。こんな名作がリーズナブルにならないなんてどっかで規制がかかってるんでしょうかね。月箱じたい2500円だったのにえらいプレミアがついたもんだ。まぁ、リメイク版がでれば価格崩壊ですかね。
 それで、さっちんは吸血鬼化しており志貴は襲われてしまう。重症を負いつつ夜更けになんとか屋敷にたどり着く。そこでは、秋葉が待っており傷の治療をしてくれるのだった。
かなりの重症なのに秋葉の治療で痛みは無くなり明日には治るとのこと。薬剤師の琥珀さんでも治療は無理という秋葉の断言。なのに秋葉は直せるというなんというマジック(マッキー)。
秋葉に礼を言うと--------
「わ、私は兄さんの心配なんてしていませんっ。そんなお世辞を言う余裕があるんでしたら、ご自分の体を大切にしてくださいっ」

3/反転衝動? (10/23(土))

・夢
シキという少年は秋葉の前である少年を殺す。
……熱い夏の日。うるさい蝉の鳴き声。うるさくて死にたくなる。

・朝
さっちん事件が尾を引きイマイチ調子がでない志貴。
せっかく秋葉が心配してくれて
「……何か悩み事があるのでしたら打ち明けてください。大した力にはなれませんけど、私でよかったら…………」
と言ってくれるのに上の空。
秋葉曰く、秋葉は秋葉で勝手を通すとのこと


・弓塚さっちん失踪事件〜其の2〜
放課後、さっちんを探すのに出た選択肢はコレ
1、弓塚を探しにいく
2、学校を探す
3、街を探す
・・・ちょいと、イミワカンネェよ・・・
とりあえず、1だろ。だが見つからず帰宅。
そこで、秋葉が学校の手続きをして来るので遅くなるそうな・・・
夕食後9時近くになりさっちんの
「ピンチになったら助けてね」のせりふが思い起こされる。
さてここでこれまた選択肢。
1、弓塚を探しに行く
2、そんな危険な真似はできない
・・・とりあえず、救いにいくか?
だが、秋葉に見つかる。それでもそれを振り払い、志貴は夜の街へと消えていく。
なんだかんだでさっちんと遭遇し、さっちん語りが始まる。
「ずっと志貴君のことをみてた。あの倉庫で助けられるずっと前から、ずっと志貴君のことを見てた。
 わたし、本当は臆病なんだ。だから周りの人たちに合わせて、無理をして笑ったり話を合わせたりしてたらね、いつの間にかアイドルみたいに扱われちゃった。ね、志貴くん。私のこと好き?」

わぁお。究極の選択ですな。だが、好意を抱いていてもそれが好きとはちゃうよな。だからさ、ここはチキンで3、答えられない、をチョイス。
…さされたー!!!首を刺されちゃったよ。この吸血鬼め。
なんでも、血を流し込まれるとこちらも吸血鬼になってしまうらしい。どうする?志貴
なおもさっちん語りは続く。
「わたしはずっとあなたを見てきた。だからあなたの優しい所も怖い所も「ちゃんと分かってた
 わたしがあなたに話しかけられなかったのはね、志貴君の恐いところがなんなのか解らなかったからなんだ。でも今はわかる。あなたはわたしとおなじだもん。
 憎いとか好きだとかいう感情とは関係なく、誰かを殺したいって思うんでしょう?」
必死の抵抗をし、自分と引き換えにさっちんを助けようとする志貴ですが、秋葉の影がちらつき、秋葉のため、一番大切な人のためには死ねない、と決意をしてさっちんを葬り去る。
さっちんの死に顔はあくまでもキレイでした。さっちんは死して救われたのです。南無南無。
これにてさっちん編終了!!

・さっちん編から帰宅
傷つきながらもようやく帰ってきた志貴を優しく迎えてくれたのは秋葉。そんな秋葉に甘えてしまうが、逆に厳しく叱咤されてしまう。だが甘えるより叱咤のほうが元気づけられるのが志貴。
そんな志貴に秋葉は、志貴が帰ってきた事により秋葉は兄が帰ってこないという恐怖から救われた、と告白し
「秋葉は兄さんが帰って来てくれただけで、ほんとはものすごく嬉しいんです。……それを、わずかでいいですから覚えておいてください」といって恥ずかしそうにするのでした。

あきはぁぁぁーーーーーーーー!!!!
そう言ってくれると救われるよぉぉっぉぉーーーー
「…ごめん、弓塚。やっぱり俺は---------後悔はしちゃいけないって、思うんだ」
志貴はさっちんを殺した罰も罪も受け入れる覚悟で秋葉を選んだのでした。

4/昏い傷痕 10/24(日)

弓塚さつきの事は、きっと一生忘れられない記憶になった。
だが、それに支配されてしまうわけにもいかない。
俺にはこうして帰るべき家があって、出迎えてくれた秋葉がいて、こうしていつもどおりに機能する日常がある。
それを守るために彼女を裏切ったんだ。
だから---------せめて、それぐらいは守り通さないと、全てが嘘になってしまう。

・朝のやりとり
秋葉はなんだかご機嫌斜め。昨日の事を怒っているのだと思いきや、実は・・・
「…そんなことを怒っているんじゃありません。せっかくの休日なのに(せっかく私との時間がたくさんあるのに)こんな時間まで眠っている、兄さんの緩みようを怒っているのです。秋葉は!」
…そんな様子は志貴にとって拗ねていように見えるのでした。
そして志貴がいつも朝起きるのが遅いという話題に
「なによ、それじゃあどうしていつも余裕のない朝を過ごしているの?私がいつもどんな思いで、時間ギリギリまでまって------------」
翡翠曰く、志貴様の眠りは彫像のようで強く起こせないとのこと

・昼食後
さっちんの死が公になったことを知った志貴は揺さぶられるが、そこへ唐突に琥珀さんが志貴さん歓迎会を開く事を提案。志貴は準備の間、秋葉と話すことに。秋葉が気になるのは志貴の胸の傷のコト。話している間に秋葉まで眩暈を起こしてしまう。その事故と関係性が!?


・遠野家大宴会
・・・オイオイ未成年が酒のんでマスよっぉぉぉぉ。
あっ、これはウン十年前の作品だし、しかも自主作成ゲームなんだった。何があっても問題なし。学校だって学園ではなくて高校ってキチンと明記だぜ。
皆で乾杯するが酒に弱い翡翠がリタイアし琥珀さんは翡翠を連れていき秋葉と二人きりに…
だが、志貴は夕焼けを見て倒れてしまう。
夜になり目を覚ますと自室に居り秋葉が看病をしていてくれていた。
優しいなぁ…流石は秋葉。妹なのに料理上手ですしね。
そんな秋葉の優しさに触れて昔、秋葉が看病してくれた事を思い出す。
その時にしきはあきはの本当の兄になることを決意したのでした。

5/静夢 10/25(月)

昨晩の事を意識しすぎた志貴は妹なのに秋葉に動揺してしまい静止できません。
それに加えて、お約束の熱はかり。
……強い意志を思わせる、細く力強い眉
……深く澄んだ黒い瞳と、同じように深い黒色をした長い髪。
 それらは本当に、遠野秋葉という名前に関係なく、キレイだ。

琥珀さん曰く、秋葉は今日はいつに無く機嫌がいいとのこと。
「秋葉さまは昔とこれっぽちも変わっていません。秋葉さまを分からないようにしているのは志貴さんの方だと思います」
…この朴念仁がぁ…けどいくら志貴が大人びているからって16じゃぁ、こんなもんだよなぁ。十六っていったら高2だから直ぐ前のような気がしないでもないんだが。


・秋葉転入編
朝から意味深なことを言われ続けてきた志貴ですが、学校につき暫くするとなんと秋葉が転校してきていることにようやく気づく。

しっかし、データだけのプレイでBGM流れなくてもチャイムは鳴るんですね・・・

そんなわけで、割と落ち着いていた志貴ですが、有彦から秋葉が学食システム分からなくてピンチと聞きつけるやいなやお兄ちゃんっぷりを発揮して学食へひとっとび。
オロオロと弱弱しい秋葉を連れ出してベンチまでエスコート。有彦にカレーパンとコーヒー牛乳を買いに行かせますが、その隙に秋葉は復活。ごちゃごちゃと文句を言って来ます。そんな秋葉に
1、どうして転校してきたのか問いただす
2、……有彦のことを紹介しておこう
3、さっきまで猫をかぶっていたのか?

一応、ここは…1かな
強い姿勢で志貴は秋葉の為にならない。引き返せ!!!と述べるが秋葉は兄さんが心配だからと切り返す。素行の乱れを気にしていた志貴は言い返せないのでした。

そこへ有彦カムバック。秋葉にカレーパンを渡すが・・・

「えっと、そうじゃなくて、あの、ですね」
恥ずかしそうに上目遣いをしてくる
「……その、食べ方、教えてくれませんか……?」
もじもじと見上げてくる視線
「ううん、そんなコトないけど…このパン、すごく大きくて一口じゃむりじゃないかな……」


お嬢様ぁぁぁぁz!!!!

そして放課後!
シエル先輩と秋葉の一触即発の危機!
だが、華麗にスルーに終わった。