雑録

『遥かに仰ぎ、麗しの』分校系ヒロインの感想

分校系はエロ担当。

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分校系の少女達は本校系の少女達と比べると押し並べて斜に構えているようなところがあった。
理由は解らないのだが何事も悲観的に捉えがちで自分から何か進んでやろうという気迫に欠けていた。
しかしだからといって反発するでなくただ諾々と毎日を受け入れているというような印象があった。
けれどそれを心から受け入れているという訳ではないらしい
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仁礼栖香

旧財閥仁礼家の長女として気品高くあろうとする委員長タイプ。家のために立派であらんとし突っ張ているが、それは全て独りよがりでしかない。栖香ルートではこの彼女の独りよがりがシナリオを動かす原動力となっております。栖香は両親から捨てられたと勝手に思い込んでいながら、それでも無意識には仁礼家から捨てられたくないと願望し狂っていく。独りになった栖香の支えとなったのが司で、親に捨てられた二人は傷の舐めあいの如く体を重ねていく。

◆独りよがりその1
栖香は転入前の風祭系の学校で教師から犯されかけた。その教師は風祭の傍系であったため、学院側はもみ消しをはかり、逆に栖香が教師を誘ったのだということにされてしまった。それでも健気に栖香だが、友達は離れ次第に疲弊していく。みかねた両親は凰華女学院分校に彼女を転入させるが、栖香は自分が仁礼家の恥のために追い出されたのだと思い込むのだった。

◆独りよがりその2
没落した仁礼家はついに栖香が育った屋敷まで手放さざるを得なくなる。買収先は異母姉と親友の実家。このため彼女は周囲から完全に孤立しようと望む。また家に縛られず自由に生きろという両親の言を、家が経済的に立ち行かなくなったから卒院後は独りで生きろと云う意に曲解⇒完全に家から見捨てられたと思い込むのだった。


◆独りよがりその3
仁礼家に完全に見捨てられたと思いこんだ栖香はついに貞操を司に献上。だが彼女は勝手に捨てられたと思い込んでいるだけなので、お家のために役に立ちたいと思っていた。そのため台湾の資産家との縁談が持ち上がると、両親が反対するのは政略結婚にさえ栖香が使えねぇからだわ!と思い込み呑んでしまう。


◆オチ
司が両親を問いただしたことにより、栖香が勝手に誤解していたことが判明。誤解は解け、屋敷は異母姉が取り戻しめでたし、めでたし。学院を退職した司は予備校教師をしながら研究生活に突入。栖香は歴史に興味を持つようになり、司に師事しながら若き性欲をぶつけ合うのでした。

相沢美崎

栖香ルート悩んでいた問題を美崎ルートでは瞬時に解決。美崎が義父に栖香の屋敷の買収をやめるように説得したお陰でとりやめ。その時に栖香と父のわだかまりも解消し、美崎と栖香姉妹の関係は修復する。
美崎シナリオでは主に美崎と司の交流に重点が置かれる。美崎と司は馬が合い相棒になるが、次第にその仲は男女のものになっていく。教師として司は自制するがそのため美崎は自分に女としての魅力がないのだと思い込みアンニュイ。結ばれてからは捨てられないようにと美崎はエロばかり考えるようになってメランコリー。
すれ違いに気付き雨降り地固まって最高の相棒へと昇華するが、今度は司の過去が問題に。両親から捨てられたことを拭い去れず、明け方にいつも夢に魘される毎日。美崎は司が何も語ってくれないことにご不満。結局、司は捨てられることを怖れているのだと気付き美崎は優しく包み込む。めでたし、めでたし。

榛葉邑那

個性的な髪型だと思います。