雑録

2015年度使用高校教科書採択状況 地歴編

文科省が2015年度に使用する高校教科書の採択状況をまとめたことが記されていたのでメモ。
(2014年9月中旬までに都道府県教委から報告された生徒用・教師用の必要見込数を集計したもの)
参考文献 「内外教育」(時事通信社 2015年01月23日 第6389号)
http://www.jiji.com/service/senmon/educate/backnumber_doc/e150123.html

地理歴史A科目とB科目の採択部数の比率

  • 世界史
    • 世界史A 67.0%
    • 世界史B 33.0%
  • 日本史
  • 地理
    • 地理A 66.1%
    • 地理B 39.9%

A科目は基本的に2単位科目(1単位=週1回=年間35時間)。大学受験にはほとんど使えない。教科書採択部数の比率を見て驚くのが世界史Bの採択数の低さ。全体の3割でしかもこの中から大学受験に世界史を選ぶ人数など限られているのだなぁと。進学校に勤務しているとB科目をやっているのがフツーだと思ってしまうので、感覚が完全にマヒしていた。全国の高校生の67%が世界史Bを学習しないとは。そして日本史Bも約55%で比較的に多くないように感じる。地理Bはやっぱり帝国書院が独占状態。余談だが、私は地理・日本史・世界史と教えたことがあるがB科目のみでA科目は教えたことが無い。

世界史A 教科書会社占有率

帝国書院が四分の一を占め、第一学習社が2位(約13%)、東京書籍が3位(約12%)と続く。帝国書院というと地理のイメージがあるのだが、世界史Aでは占有率1位。


  • おもしろい!生徒の興味・関心を引き出す数々の工夫!
    • 時代の変化を直感的につかめる!新旧比較したビジュアルな図版
    • 新鮮な驚きを引き出す!多面的な視点が養える“人物”コラム
    • 歴史を身近に!バラエティ豊かな“物”の特集
    • 人々の息吹を感じる!“生活・文化”の特集は“食”の視点を強化!
  • わかりやすい!初学者でも世界史を修得できる数々の工夫!
    • 地理的認識を万全に!多種多様な地図と風土解説
    • 2単位でも効果的な配列構成!地域通史の前近代と,テーマ的な戦後史
    • 時代の全体像をイメージできる!5つの章とびら
    • 学習上のつまずきをカバー!宗教や世界史用語を丹念に解説
  • ためになる!世界史を学習してよかったと思える工夫!
    • 私たちと世界が結びつく!日本史も含めた一層深い世界史を記述
    • 現在・未来と歴史が結びつく!現代の社会的課題の視点から歴史をふり返る巻末特集
    • 人々の経験を自らの気づきに!社会のしくみの形成過程をほりさげて紹介
  • わかりやすい記述と,見開き完結の紙面構成
    • 高校生が読んでわかるようなわかりやすい記述をこころがけ,ルビも多く振りました。
    • 効率よく学習できるよう,基本的な事項を精選して,見開きでまとめる構成にしました。
    • 人名と事項との区別が明確になるよう,人名の書体を明朝体の太字にしました
  • 世界史の大きな流れがわかる本文記述
    • 第3章では,16 世紀から19 世紀の世界の一体化の大きな流れが理解できるように,近代世界システム論にもとづいた記述を採用しました。
    • 第4章4,5節では,アメリカの動向に注目しながら,第二次世界大戦後の世界と日本の動向が理解できるようにしました
    • 第4章6節では,現代の課題を歴史的に考察できるようにしました。また,主体的に追究する学習ができるよう配慮しました。
  • 本文の構造がわかる巻頭特集・章扉
    • 巻頭の特集1では15 世紀までの地域世界の展開を,特集2では16 世紀以降の世界の一体化の構造を,それぞれ見開き2ページでまとめました。
    • 章扉では,各章における学習内容を2 頁で概観できるように,リード文を冒頭に配置し,見開き中央にはダイナミックな地図を,地図の周辺には各節と関連する写真を配置しました。
  • 日本の位置付けに留意した記述
    • 日本史との関連付けを重視し,各章において世界史における日本の位置を客観的に把握できるようにしました。
  • 世界史への興味・関心を喚起させる内容
    • 世界史学習の導入として,序章「世界史への旅立ち」を読み物的に扱いました。
    • 有名な人物を紹介した「人物コラム」(27 か所),興味・関心を引く話題を扱った「歴史散歩」(19 か所)を設けました。
  • オールカラーで,ビジュアルに展開
    • 利用価値の高い地図・写真・図表を豊富に掲載して,本文理解の助けとなるようにしました。
  • 内容の選択・程度
    • 導入部に「世界史へのいざない」を設定し,第1部では前近代の諸地域世界の特質と交流,第2・3部では現代世界を理解するために必要な近・現代史の内容を,いずれも適切に取り上げている。また,第1章の東アジア世界,第3章以降のコラム「世界史のなかの日本」などで,世界における日本の位置づけが考察できるように,適切な工夫がなされている。
    • 基礎的・基本的事項は本文中に太字を使って示されている。また,必要に応じて地図,写真,図解などが提示され,理解や習得のための配慮がなされている。
  • 組織・配列・分量
    • 学習指導要領の項目に沿って構成されており,教えやすく学びやすい組織・配列になっている。
    • 本文は,見開き1テーマで構成されており,単位数に対応した展開ができるよう工夫され,学習内容の分量も配慮されている。
    • 「世界史のいざない」では,中学社会の地理・歴史分野での既習事項を確認しながら世界史学習への関心・意欲を高める工夫がなされている。
    • 前近代を対象とした第1部は,学習指導要領にしたがい,第2部以降の近現代を理解するために必要な事項に精選されているとともに,弾力的な取り扱いもできるよう配慮されている。

世界史B 教科書会社占有率

歴史B科目では山川の詳説シリーズが強いという風潮があるが、やはり『詳説世界史B』が半分を占める。続いて第2位と第3位共に東書で2位が『新選世界史B』14.7%、3位が『世界史B』9.7%である。


  • 新しい執筆陣を加え,さらに充実した内容に!
    • 基本的な部分は現行版を踏襲していますが,アジア・アメリカ・現代史については,新しい研究成果を踏まえて記述しました。
  • 各時代の全体像をつかむ,各部の概観&まとめ
    • 各部を学習するに当たって重要な視点を「概観」で示し,学んできたことを確認し,次の部への橋渡しをするための「まとめ」をつけました。
  • 主体的な学習にも対応
    • 各部の理解を深めるために,各部末に自ら取り組む「主題学習」を例示しています。
  • カラーユニバーサルデザインに配慮した図版
    • 写真は大きく,地図はわかりやすく見やすい工夫をこらしました。
  • 内容の選択・程度
    • 取り上げた史実は,高校生にとって基礎的・基本的な事項に精選され,大きな歴史の流れが理解しやすい内容・程度となっている。
    • 指導要領で重視された同時代史観点や日本の歴史との関連などが,わかりやすく簡明な本文で叙述されている。
    • 生徒の興味・関心を引き起こし,理解がより具体的に得られるよう 資料性豊かな紙面構成になっている。
  • 組織・配列・分量
    • 指導要領の大項目に沿った4部15章で構成されており,教えやすく学びやすい組織・配列となっている。
    • 世界の歴史を体系立てて学ぶことができる構成となっている。
    • 各地域・時代のバランスがよく,全体としても無理なく学習できる分量である。
    • 科目の導入である「世界史への扉」では,中学校の学習からの接続に配慮したテーマを扱っている。
    • 世界の各地域の地勢図もきちんと提示されており,学習が有効に進 められる。
  • 内容の選択・程度
    • 導入部に「世界史のとびら」を設定し,第1〜3編末にも主題設定学習に対応した特設ページを設けている。また,第5編末も,学習を総括する主題設定学習に対応できるよう工夫がなされている。
    • 歴史事象が適切に取り上げられ,世界の歴史の全体像とともに,因果関係や大きな歴史の流れが理解しやすい内容となっている。
    • 学習指導要領で重視された同時代史的な世界の全体像を,海からの視点や「世紀の世界」の提示などによってダイナミックにとらえる工夫がなされている。
    • 基本的な事項が漏れなく簡明な本文で記述され,極めて理解しやすい。
  • 組織・配列・分量
    • 地域世界の形成,交流と再編,結合と変容,地球世界の成立といった,世界の歴史の大きな枠組みがとらえやすい構成・配列となっている。
    • 必要事項を網羅しつつも,叙述や資料提示の工夫により簡明化がはかられている。全体としてバランスのとれた配列および分量である。
    • 「世界史のとびら」は,地理や日本の歴史など,中学校での既習事項をもとに,世界史学習への関心・意欲を高める工夫がなされている。
    • 各種資料,コラム,特設項目が充実していて,弾力的な取り扱いに対する配慮がなされている。

日本史A 教科書会社占有率

日本史Aは第一学習社の『高等学校 日本史A 人・くらし・未来』が四分の一以上を占める。次いで東京書籍の『日本史A 現代からの歴史』が22.6%、3位には山川の『現代の日本史』が16.0%と続く。


  • 教科書全体を通して,本文記述に密接に関連した豊富な図版を掲載しており,文章と図版によって,内容の理解をさらに深めることができる。
  • 第1章第1節の最初のテーマ「せまってくる外国船」では,4つの外交窓口を中心に,江戸時代の対外関係の基本的な説明をおこなっており,近現代学習の導入として有効な内容である。
  • 各時代において,人々の生活・くらし・社会状況についてのテーマを設定し,詳しく扱っている。特に,各時代に設けられた図版の特集ページでは,図版・写真を豊富に掲載し,視覚的にそれぞれの時代のようすが理解できるようになっている。
  • 現代では,それまでの時代と同様に,細かなテーマ設定がおこなわれ,さまざまな出来事を時系列に理解することができる。特に,第3章第3節では,1970年代以降から現在までを詳しく扱い,現在おこっている出来事を日本史の流れのなかに位置づけて,理解できるようになっている。
  • 歴史と生活では,5つのテーマすべてにおいて,身近な題材を取り上げて,さらに,そこで取り上げた一つの事例について読み進めながら,課題追究学習をおこなうことができるようになっている。
  • 内容の選択・程度
    • 世界史的視野に立ち日本を取り巻く国際環境などと関連付けて,日本の近現代史の展開を考察できる内容が適切に取り上げられている。
    • 基礎的な歴史事象が取り上げられ,簡明な記述で示されており,基本的な事項を習得しやすいように配慮されている。
  • 組織・配列・分量
    • 学習指導要領の内容(1)を扱う「私たちの時代と歴史」では,具体的なテーマおよび現代の諸課題から現在と歴史のつながりに関心をもち,歴史を学ぶ意義に気づくことができる工夫がなされている。
    • 現代から歴史を学ぶという視点が貫かれているとともに,歴史的な見方や考え方を培う上でも効果的な構成・配列となっている。
    • 学習の要点が明確化されており,学習をふりかえり,まとめ,表現する工夫がなされている。
    • 1テーマ見開きで内容がまとめられており,指導しやすい。全体の分量も適切である。
  • 時代の特色・流れがわかる丁寧な叙述
    • 近代・現代を全8章にわけ,時代の特色や推移を国際環境とのかかわりの中で理解できるよう,時期別に構成しました。
  • 興味あるテーマを詳細に解説したコラム
    • 各時期を印象深く理解できるようなテーマを選んで,生徒の興味・関心をひくエピソードを織り交ぜて詳しく解説しました。
  • 主体的な学習にも対応
    • 生徒の視点で疑問を見出し,歴史への関心を高め,歴史を学ぶ意義について気付かせ,現代を問い直す学習活動ができる主題学習を例示しています。
  • 豊富な史・資料と大きな図版
    • 図版は大きく掲載し,見やすくしました。また,写真は生徒が興味・関心をもてるようなものを選択しました。
  • 生活と文化を重視
    • 口絵では「近代・現代の街なみと暮らし」をテーマに掲げ,生活文化の変化をビジュアルに示しました。
  • 教授資料・準拠教材の刷新
    • 教授資料は全面的に刷新いたします。また,準拠ノートも初年度に全面改訂版をご用意いたします。

日本史B 教科書会社占有率

相変わらず山川詳説日本史B強すぎで占有率63.6%を誇る。2位の東京書籍の『新選日本史B』13.8%に次いで3位にも山川の『高校日本史』が6.8%で入っている。


  • 新しい執筆者を加え,さらに充実した内容に!
    • 従来の記述を細かく丹念に見直し,文章としての正確さ・わかりやすさを追求して,より信頼度が高く魅力的な教科書をめざしました。近代・現代では,新たに経済史が専門の執筆者が加わり,政治・外交・経済・文化など各分野をバランスよく記述しました。
  • 日本の伝統文化を鳥瞰する口絵と,世界史的視野で時代を概観する部扉
    • 巻頭には,口絵として新たに「国宝にみる」を設け,各時代の代表的な美術・建築などの文化財を大きく掲載しました。本文は,これまでと同じく原始・古代,中世,近世,近代・現代の4部構成をとり,それぞれの冒頭では,世界史の動向と関連させて時代の大きな流れを概観し,年表も掲載しました。
  • 大きく見やすい図版
    • 内容の読み取りやすさ・わかりやすさを考慮して,図版は大きく掲載しました。地図やグラフなどは,カラーユニバーサルデザインにも配慮して作図しました。
  • 主体的な学習をうながす主題学習
    • 「歴史と資料」「歴史の解釈」「歴史の説明」「歴史の論述」の4つの主題学習を新しく設けました。ここでは,歴史をみずから考察するプロセスに重点を置き,歴史の文脈を解き明かす知的・創造的なヒントを示しました。
  • 教授資料・準拠教材の刷新
    • 教授資料は,30年ぶりに全面的に刷新いたします。さらに,準拠ノートも内容・体裁を全面的に見直し,新たに刊行いたします。
  • 内容の選択・程度
    • 我が国の歴史について,さまざまな資料を活用し,地理的条件や世界の歴史との関連を意識しながら,各時代の特色や変遷について多面的・多角的に考察することができる内容が適切に取り上げられている。
    • 基礎的な歴史事象が取り上げられ,簡明な記述で示されており,基本的な事項を習得しやすいように配慮されている。
  • 組織・配列・分量
    • 学習指導要領の内容(1)のアを扱う「歴史と資料」などの学習活動を通して,歴史を考察するための技能を段階的に習得するとともに,自らの考えを広く発信する力を養う工夫がなされている。
    • 内容の精選や平易な表現での叙述に努め,各時代の特色や歴史の変遷を,ゆとりを持って学ぶことができるような配慮がなされている。
    • 各章扉ページで当該の章で学習する時代の概観を示すとともに,各章末では学習を振り返る「まとめ」を設け,学習内容の深化と定着を図っている。
    • 見開きで内容がまとめられており,指導しやすい。全体の分量も適切である。
  • 読みやすく,流れを捉えやすい文章
    • やさしい叙述で,日本史の流れを把握しやすい教科書です。4単位の授業で無理なく扱える内容・構成になっています。センター試験にも充分対応できるよう,用語を増補しました。
  • 約650点の豊富な図版
    • 写真・地図・グラフ・系図・表などは,約650点入っており,視覚的な理解が深まります。図録がなくても充分です。特に文化史は特集ページを設けています。
  • 空撮写真で学ぶ,斬新な口絵
    • 口絵「空からみる歴史遺産」では,普段見ることのできない空からの視点で,新たな発見と史跡・文化財への興味をうながします。
  • 主体的な学習をうながす特集ページ
    • 「周辺地域を学ぶ」では,通史の展開と関連づけながら,日本列島の地理的な多様性にも目を向けます。主題学習では,日本史への関心を高め,考察し表現する力を身につけられるよう工夫しました。
  • 教授資料・準拠教材の刷新
    • 教授資料は,30年ぶりに全面的に刷新いたします。さらに準拠版ノートの内容・体裁を全面的に見直し,新たに刊行します。

地理A 教科書会社占有率

帝国書院の『高等学校 新地理A』が46.9%で半分近くを占める。次いで東京書籍の『地理A』が16.0%、第一学習者の『高等学校 地理A 世界に目を向け、地域を学ぶ』が15%で続く。


  • ビジュアルな資料とともに,世界の諸地域の最新動向がわかる地誌ページ
    • 人々の営みが見えてくる,各地域の導入資料(口絵)と自然
    • 世界が注目する地域の,変化と最新動向に迫る本文
    • 世界各地の“今”がわかる話題を,豊富に掲載
    • 自然環境や歴史などをふまえて,丁寧に解説した地域の産業
    • 地域のイメージを持たせながら,体系的な理解をうながす展開
  • 豊富な図版・写真を示しながら,丁寧に解説した系統地理ページ
    • 模式図・写真・本文が連動した,わかりやすい地形・気候
    • 基礎事項を体系的に整理し,着実に習得できるよう配慮
  • 地理ならではの視点からアプローチする,防災の単元ページ
    • 自然災害が起こるメカニズムを,地形との関連からわかりやすく解説
    • 自然災害に対応していくための,地図活用法とその重要性を紹介
  • 作業を通じて,着実に習得できる地理的技能
  • 本文と図版の連動で,深い理解が図れる見開きの紙面構成
  • 内容の選択・程度
    • 現代世界の地理的認識を深めるとともに,地理的技能や地理的見方・考え方を身につけられる内容が適切に取り上げられている。
    • 学習指導要領に示された「内容」と「内容の取扱い」に準拠していて,生徒の実態に即した必要かつ十分な内容が適切に組織・配列されている。
    • 基礎的・基本的な地理的事象が取り上げられ,重要語句は本文の中で太字を使って示されている。
  • 組織・配列・分量
    • 学習指導要領の項目に沿って構成されており,教えやすく学びやすい組織・配列になっている。
    • 章や節の冒頭にはリード文が掲載され,それぞれの項目でどのような点に着目して学習を進めていけばよいのかわかるように工夫がなされている。
    • 巻頭に口絵頁が設けられ,地理の学習にかかわる内容を写真資料で大観できるように工夫がなされている。また中高の接続にも配慮がされている。
    • 1テーマ見開きを基本に内容がまとめられており,指導しやすい。全体の分量も適切である。
  • 1 世界的な視点と身近な視点に立ちながら,基礎・基本的な事項が学べる教科書
    • ⇒地理の基礎・基本的な内容が学べるよう,平易でわかりやすい記述を心がけ,写真や図版を豊富に掲載しました。第1編は世界を大観する視点,第2編は地域的な視点で学習内容を構成し,互いを関連付けながら学ぶことができるようにしました。
  • 2 作業を通して学習できる教科書
    • ⇒作業学習ができる「ワーク」と「TRY」を豊富に設け,生徒の主体的な学習によって地理学習に必要な技能が習得できるようにしました。
  • 3 生徒の興味をかきたて,地理への関心を高める教科書
    • ⇒世界と日本とのつながりなどを扱った5種類のコラム,最新の研究内容などを扱った「ファイル」を通して,学習への興味・関心を喚起し,幅広い教養が身に付くようにしました。

地理B 教科書会社占有率

帝国書院が72.9%でほぼ寡占状態。地理Bは三社三種しか教科書が無い。2位の二宮が15.7%、3位の東京書籍が11.4%である。


  • 判型を大きくし,紙面を刷新
  • 系統地理  豊富な地域事例,因果関係がわかる記述
  • 地誌 自然環境や歴史的背景をふまえた記述
  • 日本の記述が充実
  • 世界の最新動向を反映
  • 着実に習得できる「地理的技能」
  • 概要
    • 『新編 詳解地理B』は,写真・図表・コラムなど,資料の充実した教科書です。紙面をB5判に拡大し,ワイドで見やすくなりました。系統・地誌とも基本的な知識を体系的に整理しつつ,全分野・全地域を取り上げています。環境の多様性や最新の国際情勢を具体的な資料から,わかりやすく解説しています。
  • 説明
    • 新しい学習指導要領の地理Bでは,従来の指導要領にあった地誌の事例数制限(歯止め規制)がなくなりました。それに伴い,地誌に割り当てるページ数を増やし(136ページ),世界全域から13の事例地域を取り上げて,地誌の充実を図りました。
    • 地理的技能(I編),系統地理(II編),地誌(III編)と,段階を追って学習することができる構成になっています。
    • 欄外も活用し,視覚的にもわかりやすく学習できるように構成しています。
  • 内容の選択・程度
    • 現代世界の地理的認識を深めるとともに,地理的技能や地理的見方・考え方を身につけられる内容が適切に取り上げられている。
    • 学習指導要領に示された「内容」と「内容の取り扱い」に準拠していて,生徒の実態に即した必要かつ十分な内容が適切に組織・配列されている。
    • 基礎的・基本的な地理的事象が取り上げられている。また,地理的技能の習得を図るための「スキル」の特設ページが6箇所設けられている。
  • 組織・配列・分量
    • 学習指導要領の項目に沿って構成されており,教えやすく学びやすい組織・配列になっている。
    • 章の冒頭には学習の意味や位置づけが理解できるようにリード文が掲載され,それぞれの項目でどのような点に着目して学習を進めていけばよいのかわかるように工夫がなされている。
    • 全体としてバランスのとれた配列および分量である。
    • 巻頭には世界全図と日本全図が設けられ,中高の接続にも配慮がなされている。
    • 側注欄の文字資料やエピソード,コラムやトピックなどの各種資料が充実していて,弾力的な取り扱いに対する配慮がなされている。