教科教育

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  • 『ドーナドーナ いっしょにわるいことをしよう』の感想・レビュー


  • 世界史教育

    『詳説世界史』を中心とした世界史教科書(世界史B/世界史)の採択数・占有率の通時的分析31年(1988〜2018)

    『詳説世界史』を中心に世界史Bの教科書の採択数・占有率を31年分、通時的に分析した。 『詳説世界史』の占有率は最大で55.7%(2006年度)である。 教科書会社と教科書の種類が淘汰され、世界史Bの教科書全体合計数はピークの1996年に比べて半減している。 そ…

    世界史教科書『詳説世界史』(山川出版社)の変遷 及び 高校世界史の誕生

    山川出版社の『詳説世界史』はどのようにして生まれたのか。その系譜は東京大学文学部内史学会編の『世界史概観』(山川出版社、1949(昭和24)年)に求めることができる。また、『詳説世界史』の変遷を追ううちに、そもそも科目としての「世界史」や世界史の教…

    「高校の歴史学習で身につけること」と「歴史の複数解釈性」についてのメモ

    どの教科書を使えばいいんですか論争にも役に立つかもしれない。 高校世界史・日本史で身につけること 教科書の内容を覚えるのではなく、自分で歴史の「能力」を育成するんだ!ときちんと意識する。 まず歴史用語や内容を暗記するという思考から脱しないと無…

    世界史「主題学習」についてのメモ

    世界史学習の問題点とは 教科内容 「世界史」が想定する世界とは何か? 指導方法・学習方法 講義形式:解説中心主義(板書、パワーポイントによるスライド、プリント、レジュメなど) 活動形式:課題解決学習、ジグソー学習、討論(ディベート)、発表学習、レポ…

    2018年2月14日発表「高等学校学習指導要領案」における「歴史総合」、「日本史探究」、「世界史探究」について

    2018年2月14日、高等学校学習指導要領案が発表されました。文部科学省は3月15日までパブリックコメントを募集しているので、皆さんも高等学校学習指導要領案に目を通して、疑問に思ったことなどを送りましょう。 パブリックコメント:意見募集中案件詳細|電…

    世界史教育の2017年までの現状と課題

    日本の歴史教育は戦後最大の改編期を迎えている。結局2017年中には高等学校の新しい学習指導要領は告示されなかったが、2022年の高1から年次進行で実施されることになっている。高等学校の新しい学習指導要領において地理歴史科の場合、教科編成論では「総合…

    ロシアにおける第二次世界大戦に関する歴史認識について

    第二次世界大戦についてロシアとその他の国では歴史認識が異なる。またプーチンが愛国主義的歴史政策を取ろうとしているが、歴史教科書は複数解釈を取り上げようとしている。参考文献:立石洋子「現代ロシアの歴史教育と第二次世界大戦の記憶」(スラヴ研究 6…

    全国社会科教育学会 第66回 全国研究大会 第2日 10月29日(日)

    印象に残ったのは「歴史家のように読む」史料読解学習、外国人で教科教育の研究職となった人々のライフヒストリー、アメリカの歴史教育、全社学のパラダイムの転換など。随分とアメリカ教育界の影響を受けており、歴史教育ではワインバーグ、ヴァンスレッド…

    全国社会科教育学会 第66回 全国研究大会 第1日 10月28日(土)

    学会第1日目では「文脈」が強調されていた印象が強い。すなわち「社会的文脈の中の子ども」が抱いている興味関心(見方や考え方)を分析すること。従来も「子どもの見取り」は行われていたが、それは教師の勘と経験に基づくものであった。そして従来は研究者は…

    立石洋子「ロシアと第二次世界大戦の記憶」(2017年度成蹊大学後期公開講座)のまとめ

    概要 ソ連/ロシアの各政権における第二次世界大戦に関する歴史認識の変遷 話の要旨 戦時中は戦争勝利のためイデオロギーが希薄化し愛国心が利用された。だが戦後のスターリン時代には思想統制が行われる。フルシチョフの雪融けにより戦争の見直しが行われた…

    立石洋子「現代ロシアの歴史教育と第二次世界大戦の記憶」(スラヴ研究 62号 2015 pp.29-57)

    はじめに 論文の趣旨 1990年代から現在までのロシアにおける第二次世界大戦の記憶をめぐる政治を、歴史教育と教科書を題材として分析すること。 1990年代の歴史教育政策や教科書の記述と近年の歴史教科書に関する政策を概観する。 2013/14年度に教育科学省の…

    中山拓憲「神奈川県における高大連携と授業実践-研究と授業をつなぐ試み-」(『歴史と地理』第704号、山川出版社、17-26頁)

    概要 はじめにー教員の多忙化と授業準備について 授業準備 アクティブラーニング型授業等、生徒が主体的に取り組む授業を実践するための準備に時間がかかる。 生徒に、歴史の事実に気づかせたり、解釈させたりするためには、問いを解くための資料が必要であ…

    奥村暁「「歴史総合」に向けての実践-神戸大学附属中等教育学校における「歴史基礎」の試み-」(『歴史と地理』第699号、2016年11月、16-25頁)

    文章の概要 はじめに 趣旨 文部科学省の研究開発指定を受けて「歴史基礎」の研究開発に取り組む神戸大学附属中等教育学校の実践事例の紹介 一 「歴史基礎」という名の「鵺」 新設される「歴史総合」のための研究開発科目「歴史基礎」の目的 日本史と世界史の…

    価値注入型教育に対する懐疑性

    私は社会科教育の目的を「社会認識の深化」と考えており、世界史は「世界を解釈する」方法を学ぶと捉えています。価値観は多様であって良いと思っており、価値教育に対しては懐疑的です。特定の思想信条・政治的立場を取るように仕向けるのは価値観の押し付…

    課題追究型・課題探究型の歴史学習におけるアクチュアルな課題設定とカリキュラムの体系性について

    教科書の内容をルーティン的に指導することに反論するためのメモ。思考整理用。 課題追究学習・課題探究学習とアクチュアルな問題 歴史学習の目的のひとつに歴史的な物の見方や考え方を育成することがある。現在とまったく繋がりを連想できない昔起こった内…

    2017年度採択高校教科書(公民編) 採択数・占有率

    参考文献『内外教育』(時事通信社、2017年01月27日) http://www.jiji.com/service/senmon/educate/backnumber_doc/e170127.html 「公民」の選択で「現代社会」が多い理由とは? 『内外教育』では2017年度の「公民」の特徴として「現代社会」の採択数の比率が…

    2017年度採択高校教科書(地理歴史編) 採択数・占有率

    参考文献『内外教育』(時事通信社、2017年01月20日) http://www.jiji.com/service/senmon/educate/backnumber_doc/e170120.html文部科学省は高校教科書の採択状況をまとめているが、2017年度のデータも発表された。世界史をはじめ、地理歴史の教科書はどのよ…

    世界史教育に関する研究まとめ

    本職。歴史教育(特に世界史教育)の研究・実践に励んでいる。 2022年高1より年次進行で実施される予定の世界史教育に関する議論 2018(平成30年版)学習指導要領解説 地理歴史編 平成30年版『学習指導要領解説 地理歴史編』(pdf)(高等学校学習指導要領解説:文…

    体系的な世界史像の獲得(とそれを通じての歴史的諸能力の育成)

    問題の所在 「世界史Bを教科書の配列通りに解説し、進んだところまでで必修の学習は終わりです。あとは受験で選択する人だけが続きを学んでね!」という尻切れトンボ問題が存在する。 この尻切れトンボ問題に対処するために生まれたのが、内容を覚えさせる…

    桃木至朗「高校歴史教育の今後のあり方〜科目編成と入試から考える〜」

    桃木至朗氏の講演会を聴講してきました。桃木氏が話したことをメモしましたので、今後の世界史教育を考えるうえで参考にしてみてください。(リアルタイムでタイプ打ちしたものなので誤字脱字がある箇所があるかもしれません) 1.高校歴史教育再編と入試改革の…

    学校世界史の授業転換〜知識の網羅から概念の獲得へ〜

    レジュメ台本 (1)内容構成論:世界史の授業で何を教えるか (1)-1.受験対策 世界史を受験に使わない生徒は? 予備校は大学受験に合格することが至上命題であり受験対策をする。しかし学校の場合は全員が世界史を受験科目にするわけではない。受験対策を前面に…

    青木一真「国際バカロレア教育の手法を取り入れた授業 英語によるWorld Historyと日本語による日本史B」(『歴史と地理』691、世界史の研究246、山川出版、2016年2月)

    概要 平成27(2015)年に国際バカロレア機構から認定を受け、国際バカロレア・ディプロマ・プログラムを実施する初の公立校となった東京都立国際高等学校の取り組み。 IBの教育手法を取り入れた「World History」 の2つの実践例→「模擬国際交渉」と「史・資料…

    「授業世界史」と「歴史を通して抽象的な概念操作を身に付けさせる」こと

    似たようなことを毎回考えてグルグルしてしまうので、文字でアウトプット。 ブレーンストーミング的なメモ。 世界史の全通史の内容を学びたい人は学校の授業だけでは無理。 学校の授業というものは学力を伸ばすためにある様々な装置の一つにしかすぎず、それ…

    「大学入学希望者学力評価テスト」における世界史の問題例

    出典:http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shougai/033/shiryo/__icsFiles/afieldfile/2016/02/17/1367231_04_2.pdf 歴史資料をよみとき,複数の歴史事象を関連付けながら,多面的・多角的に考察して仮説を設定し,論拠に基づいてその適否を判断す…

    桃木至朗「世界史・日本史の統合と歴史的思考力」(『世界史のしおり 2016年度1学期号』帝国書院、2016年4月、pp.14-16)

    概要 2017年度に公布予定の次期学習指導要領や新入試(いわゆる2020年問題)に際して教員に求められるものは何かを説く。現場の指導者には授業内容を自分で組み立てる力が求められる。単なる過去の集積ではなく、解釈・討論・判断するすべを身に付けさせる。ア…

    畑尻麻紀「生徒の問いから始める教科横断型授業の試み‐IB調査研究・SGH校の実践として」(『歴史と地理』694、世界史の研究山247、川出版社、2016年5月、pp.16-26)

    概要 札幌聖心女子学院における近現代オスマン帝国史の取り組みが紹介されている。必修授業ではなく高3数十名に対する選択の世界史授業である。タイトルが「教科横断の試み」とあることからも分かるように、音楽・文献講読・小説・映画・家庭科と様々な視点…

    論理的な文章を書けない高校生を指導しながら世界史論述について思うことなど。

    暗記を否定するつもりはないのですが、歴史用語の一問一答によるクイズ大会で学力の何が図れるのでしょうか?前々から言われていますが、現在の歴史教育では、「歴史的なものの見方や考え方」、「抽象と具体の思考操作」、「知識の活用や探究」などの育成が…

    2020年問題で「世界史」はどう変わるのか?

    2020年問題は、現在の中2(2016年度)が高2(2019年度)になった時から直接影響を受ける問題です。 「高等学校基礎学力テスト」と「大学入学希望者学力評価テスト」が始まるのです。(「現行」の学習指導要領のまま始まります) では世界史はこの二つのテストに…

    IBDP「歴史」教師用参考資料における「学習の方法」と「指導の方法」

    出典:http://www.ibo.org/globalassets/publications/history-tsm-2017-jp.pdf 学習の方法 ねらいと目的 DPの「歴史」は「学習の方法」の5つの主要スキル(思考スキル、コミュニケーションスキル、社会性スキル、リサーチスキル、自己管理スキル)を高め…

    IBDP「歴史」教師用参考資料におけるコースの組み立て方

    出典:http://www.ibo.org/globalassets/publications/history-tsm-2017-jp.pdf 知識の網羅ではなく主要概念の取得 「歴史」で重点が置かれる6つの重要概念(原因、結果、連続性、変化、重要性、観点)は、授業で扱うことのできるすべてのトピックをつなぐ…