金色ラブリッチェ体験版の感想・レビュー

上流階級格差社会モノ。ニートでプーなワケアリ主人公くんが富裕層の学園で生活を送ることになる。
庶民に対する偏見と差別が強い学園においてクラスメイトから認知されることが第一目標だが・・・
陰湿な嫌がらせをくらいながらも武闘派的に対抗するがメンタルをゴリゴリと削られていく。
そんな中、主人公くんを鼓舞するのが「ゴールデンタイム」という思想。人生の最適な最高の時間。
屈辱的な過去に煩悶しながら生活してきた主人公くんにとってこの学園生活はゴールデンタイムな筈!!
体験版では、メインヒロインの王女が幼少期に遊んだ思い出の少女だと判明するところまでプレイできます。

差別と偏見の学園生活をどのように乗り越えるのか!?


  • ワケアリ主人公くん・忘却している昔馴染みメインヒロイン・格差社会
    • 主人公くんはニートでプーな若者。ワケアリの過去を抱えており偏差値の低いバカ高校(本文より)を退学してしまったようで、昼から街をプラプラしていました。それでも英雄願望は強く困った女の子は見過ごせません。暴漢に襲われていると勘違いした主人公くんは王女と知らず逃避行に出るのでした。いつもの典型パターンですね。結局捕まることとなるのですが、主人公くんは皇族を連れ去った罪を科されることとなってしまいます。それから逃れるために、王女の御学友として富裕階層の子弟が通うカネモチ学校への入学を余儀なくされるのでした。主人公くんはポジティブに学園生活を送ろうとするのですが、その学園は差別と偏見に満ち溢れた雰囲気の悪い学校だったのです。庶民として馬鹿にされる主人公くんは排斥の対象となり嫌がらせを受けます。この嫌がらせと戦っていくのが体験版の見どころかもしれません。通学カバンを水浸しにされてしまった時の返し技をとくと見よ!!まぁ主人公くんをイジメている主犯格の黒髪ロングが、実は主人公くんがリスペクトする歌手というだったー!!とかいうオチになりそうですが。


  • メンタルクラッシュとゴールデンタイム
    • で、主人公くんは嫌がらせに耐え抜いていくのですが、メンタルクラッシュしていくのもまた事実。そんな主人公くんの支えとなるのが「ゴールデンタイム」という思想でした。ある時主人公くんは屋上で寝落ちしてしまい夕方になるのですが、給水塔の上からみた夕焼けは主人公くんの郷愁を誘うのでした。こうして主人公くんは自分が今この学園に通う意味はあるのかな?と思ったりなんだりすることもあるのですが、今までプーであった自分が学校に通えているのだからと前向きになれるのです。
    • また、体験版の終局部ではメインヒロインが昔馴染みだった!!ということを主人公くんが認識する展開となります。主人公くんが憂いているのを知ってか知らずか、メインヒロインの王女様は夜のお茶会に誘います。主人公くんはそこでメインヒロインの自己語りを聞き、話しの中に登場する親友は自分であると確信に至るのです。幼少期における指輪の交換とかもベッタベタな展開やで!!


  • 物語を動かす原動力
    • 主人公くんのトラウマですが、どうも野球っぽいですね(多分)。メインヒロインの姫様が始球式に出ると聞いた時、商業スポーツに露骨な嫌悪感を見せます。そして主人公くんの回想で英雄願望があったため皆のためにとった行動がスケープゴートにあってしまったようなことが伏線として張られています。
    • こうして体験版では(1)主人公くんが格差社会の学園生活をどう解決するのか(折り合いをつけるのか)、(2)主人公くんとメインヒロインが実は昔馴染みであったことをどう処理するのか、(3)主人公くんはどのようにして昔のトラウマを克服することになるのか、以上三点が物語を動かす原動力として提示されました。一体主人公くんはどうなってしまうのか!?待て!製品版!!