雑録

ノラと皇女と野良猫ハート2「Extra Story のらとと1で攻略ヒロインだった人達」の感想・レビュー

ほぼ中身はない。閨の営みがそれぞれ1シーンずつオマケ程度に挿入されているだけのような感じ。
特に残念なのがシャチ√。前作では投げっぱなしにされたためExtraでのリベンジを期待していましたとも。
そしてExtraではリベンジを予感されるようなキャラが用意され、伏線も張られたのですが・・・。
しかし中身は深まらず、これまたブン投げられたかのように終わるのでした。ええええええ。シャチよ・・・。
他の3人はそれよりさらに短く、前作攻略ヒロインとの逢瀬に期待して買った人は肩透かしだよなぁと。
ホントウにシャチ√は救済してほしいです。シャチアナザー√を求めているのは私だけではないはず!!

夕莉シャチExtra Story


  • 天界編リベンジかと思いきや
    • 私は、前作のリベンジをしてくれると、信じていたのに!!前作ではシャチが主人公くんの母の遺言を受けて主人公くんの母としての役割になろうとしていた所がポイントでしたね。母ではなく嫁になってくれ妻となってくれ家族となってくれと主人公くんが唱えたところが見所でした。そして前作ではその後、シャチが天界の気候制御装置であることが判明し、天界編があると期待されたのでした。ところがどっこい、天界編は描かれず終わったのです。
    • そんなわけで、のらとと2ではシャチ√天界編が待ち望まれていました。現に新キャラが登場し、シャチは地上における人間界のオートメーション化/効率化の技術を学ぶために遣わされたのに、業務を全うしないと糾弾してくるのです。その新キャラは研究の為とコンビニでおにぎりを盗んだためさぁ大変。万引きから貨幣経済云々の話につなげて、「私たち人間の価値観や制度は人間によって創出されたものだが、ひとたび社会システムと化すとそれが無意識的に人間の規範を規定するものになる。それ故、一度無意識化されたものを天界人の視点を通すことで、意識化しようじゃないか!!」という意図を感じられる熱い展開になるかと予想されていたのですが・・・なぜか新キャラはナチュラルに地上に馴染み、コンビニバイトをしながら地上の文明を学ぶことになったのでした。
    • 良かった探し!→天界からエラーだと糾弾されたシャチが精神的ダメージを受けてソファーに寝そべる所。精神的に疲れた母親がよく同じ行動をとっていたという感傷を抱きながらシャチを慰める所は結構グッときます。

黒木未知Extra Story


  • 焼きトウモロコシをあーんしてきて「食べづらい」というと怒りだす
    • 前作の終局部においては冥界送りにされた主人公くんが雇用されたホテルで頭角を現すのですが、そこへ死神となった黒木さんが救出しにくるという怒濤の展開がとても駆け足に展開されました。すさまじく面倒くさく重く拗らせた女である黒木さんに主人公くんが粘り強く接するところが前作の要点でしたが、黒木さんが主人公くんのために報いるべく死神となった描写が数クリックで片付くので偏向していた所がネックでありました。故に今作では黒木さんが主人公くんのために行う行動に着目されていたわけですが、話は深まらず・・・
    • 一応の脚本的なものの流れは以下の通り。メドゥーサが現れて主人公くんに執着する→最近冥界で有名となった主人公くんと黒木さんを討伐すれば冥界での地位が上昇するであろう(推測)→そうすればその業績で就職氷河期を乗り越えられるかもしれない(期待)、というもの。度々襲いかかってくるメドゥーサに対し、主人公くんはかつて自分が働いていたホテルに紹介状を書いてあげます。こうして就職問題は解決し、メドゥーサが書いたコラムが冥界でバカ受けし、就職難が緩和されるのでした。
    • あ、あと今回もそれなりに黒木さんの面倒くささは健在であり、はいあーんがやりたいとか言って焼きトウモロコシをグイグイかじるように指し出しさらに食べづらいというと理不尽に怒るという凄まじい様子をみせてくれます。

明日原ユウキExtra Story



  • 一生一緒に添い遂げる!
    • 多分一番短い。明日原さんは中卒で考えなしに上京したものの現実を知りおめおめと帰郷。学校にも行かずプラプラしていたところを主人公くんたちに励まされ、1年遅れで高校に進学しました。前作では過去につるんでた不良たちが襲いかかってきて過去の清算をすることが明日原さん√のテーマでしたね。そんなわけでExtraでは未来を紡ぐ話となります。男は女に促されないと将来のことを考えないと主張する明日原さんによって、主人公くんは進学か就職かを促されます。身体を重ねながら主人公くんは明日原さんと今後生きていくためにも大学受験を決意します。
    • 個人的におススメな描写は過去に囚われていた明日原さんが未来を語る場面。明日原さんの生き甲斐は主人公くんのそばにいることであり、これから失敗もするだろうけど、どんどん挑戦していきたいと唱えるのです。「もし失敗しなくなったら、それは、挑まなくなったときだと思うんで」というのはぐっときます。

パトリシア・オブ・エンドExtra Story



  • ぶっ壊れてる女パトを受容できる包容力がみどころ
    • 前作では冥界皇女パトリシアと結ばれるために冥界で1000年を過ごすことになった主人公くん。見事その年月に耐え抜き地上に戻ったのですが、時間軸が冥界と地上では異なり、地上では土日が経過しただけでした。前作では数クリックで1000年間がカットされてしまったため、個人的にはその1000年間の冥界ライフや、帰って来た後のイチャラブを楽しみにしていたのですが・・・。主人公くんは1000年の時を経て欲望をコントロールできるようになっており、性欲も枯れ、さらにはクリーチャーにストーカーされている状態となっていました。パトリシアはそんな主人公くんを見てヤキモキするのですがその愛情表現の在り方が、これまた面倒くさいものなのです。と、いうかこの作品はヒロインたち全員ぶっ飛んでるのが売りですから!!主人公くんはストーカーしてくるクリーチャーに対して、「パトはぶっ飛んでいると思うけれど、そんなパトを愛したい」と言うような趣旨を述べて断るのでした。パトとのイチャラブよりもクリーチャーに対してパトへの愛を語る所が一番の見どころとはこれ如何に!!夜伽描写では1000年ぶりに生殖に臨む枯れた主人公くんをパトリシアがやる気にさせる的なノリとなっています。で、最後は誰が主人公くんのところに来ても返り討ちにできるように婚姻届けを書いて欲しいわエンドとなります。