はと(十鳩)
礼節とマナーを学ぶのは価値観の異なる社会集団と友好を築くためであるという話。 本作は設定だけ見ると「女装主人公がお嬢様学校へ潜入」という手垢塗れの粗製乱造品。 しかしそれは見せかけでギャグゲーの皮を被った哲学ゲー。「社会集団における人間関係」を…
ぶっ飛んだテキストでお馴染み!はと先生によるバカギャグの皮を被った哲学ゲーシリーズ。 今回は銀河系を巡る宝玉争奪戦を通して家族愛と百合友情が描かれることになる。 ノベルゲーの枠組みを超えるためカートゥーンが組み込まれているためかシナリオは短…
宝玉争奪戦×母親探し!元奴隷少女が手に入れた宝玉を巡り宇宙規模での攻防戦。 天才ピアニスト幼女だったマルコは母を殺され自分は拉致され奴隷に堕ちた。 数年後、奴隷主の元で頭角を現したマルコはトレジャーハンターになっていた。 マルコはミッションを…
故人を偲んで過去を紡ぎ、出自や生い立ちを学ぶことで自己同一性を確立する話。バカゲーと見せかけた歴史哲学ゲー。 ブッ飛んだヒロイン像に振り回されたり完全にノリと勢いだけのテキストが挿入されたりするなかで社会認識を扱います。 テーマとなっている…
ほぼ中身はない。閨の営みがそれぞれ1シーンずつオマケ程度に挿入されているだけのような感じ。 特に残念なのがシャチ√。前作では投げっぱなしにされたためExtraでのリベンジを期待していましたとも。 そしてExtraではリベンジを予感されるようなキャラが用…
学校でライブして終わり。シナリオが短くブツ切りであり数合わせのオマケのような感じ。 途中までは結構いい雰囲気であり、姉の陰に隠れていた妹の自立や同調魔法を丁寧に扱っていたのに。 なんか途中でブン投げられた感じ。のらとと1でもシャチ√が同じよう…
面倒くさい系女騎士属性持ちの三姉妹長女が犬嫌いトラウマと家族間のわだかまりを克服する話。 不安定になりがちなルーシアに対しウザがられても最後まで傍に居て支えてあげようとする主人公くんがステキ。 妹へ愛情を注ぐと称しながらもコンプレックスを抱え、母…
家族ゲー。複雑な家庭環境にある極道一家高田家ファミリーが和解するおはなし。 父親は刑務所に入れられたノブチナは出所するまで10年間極道一家を盛り立ててきた。 しかし晴れて刑期が終わり出所した父はノブチナに家を出て堅気になれという。 父に対して反…
認識観測と存在忘却モノ。表面的にはギャグ要素の強いバカゲーなのですが、本質は哲学思想ゲー。 認識されて初めて存在できるとするならば、忘却されずに認識され続けるにはどうすれば良いのか? 逆ONEよろしく新ヒロインのアイリスは存在を忘れ去られる呪縛…
母親に束縛されたハイパー面倒くさい少女を救済するはなし。黒木さんの面倒くささは折り紙付き。 シャチ√が短かったのに対し、黒木√は冗長であり精神にも重く圧し掛かりなかなか進みません。 最近「面倒くさい系」ヒロインのキャラクター表現がよく見られる…
社会不適合者たちの社会的連帯に関する話。私はこういう話に弱くてじんわりきてしまうんだなぁ。 貧困母子家庭で登校拒否になり不良に転落した後、這い上がって更生しても、黒歴史がにじりよる。 かつての不良集団が主人公くんをリンチし、バイト先の猫喫茶…
母親役から嫁にクラスチェンジするはなし。過去エピソードとフラグ構築はわりと面白い。 結ばれた後にシャチ人外設定は天界の気候制御装置ということが明かされプレイヤーを引き付けるのだが… 特にイベントも発生せずイチャラブしてそのままエンディングを迎…
バカゲー・ギャグゲー・キャラゲーの皮を被った哲学ゲー。パト√では常識の非常性を扱う。 メインヒロインを冥界からやってきたという設定にすることで、現代文明を異なる観点から捉え直す。 基本的にはおバカなノリ。シリアス場面で胃が痛くなりかけた瞬間に…
「死への存在」であることから目をそらし日常性に埋没する大衆を目覚めさせるはなし。 冥界からやってきたパトリシアちゃんが人間に対し滅びをもたらし死の尊さを啓蒙する。 テキストはぶっ飛んだギャグゲーバカゲーなのだが、要所要所に本格的なシリアス場…
「キミが作画で、ネームが俺で」→バクマンしながら生徒会。バカゲー・キャラゲー枠。 シナリオはスッカスカだが、一部にしか通じないギリギリのギャグテキストとアクの強すぎるキャラで勝負。 作風としては3枚目だけど憎めない主人公くんが身を張った笑いを…
暴力系少女と高飛車系富裕階層女を広い許容力で受け入れる話。 ぶっ飛んだ設定かつ強引なテキストで物語を引っ張り続ける。 トートツに「四国でエヒメが好き」とか「長縄はDNA構造」とか言い出す。 馬鹿ゲーだがシリアスっぽくなる所もあり割と楽しめた。 らぶお…