雑録

史料判読能力養成講座002 変体仮名読解

【1】変体仮名について

  • 仮名とは
    • 現行の活字は50音。50音にひとつのひらがな・カタカナがあてられている。戦後の現代かなづかいは、ひとつの音にひとつの音をあてることを原則としている。
      • 例外:ず・づ、は・わ、お・を
  • 金田一京助先生について
    • 知里真志保(ちり・ましほ)法文学部初代言語学教授(アイヌ語)の先生が金田一京助先生
    • たくさんの国語辞典を編纂 新明解国語辞典
    • 金田一先生の専門はアイヌ語
    • 現代仮名づかいを作ったのが金田一先生 中央国語審議会で現代仮名づかいにした。
      • 大きな議論 → 漢字かなやめたらいいんじゃないか? 全部ヘボン式にしてしまおうということから議論した。
      • ローマ字に変えることはやめようとなったが、言行一致 発音と表音文字のかなは一緒にしようとういうことになった。
      • 例:てふてふ → わざわざ「ちょうちょう」をてふてふと書いていた。ちょうちょうに変えよう。
      • しかし、金田一先生の「お考え」が入ってしまう → 例外:「づ」は本来なら「ず」
    • 知里先生は金田一先生を批判→ 朝日新聞のエッセイ「和人わ(は)船お(を)食う」 
  • 音と合わせる 「は」と「お」はそのまんまなの? 
    • 今でも地域によっては「を」woと発音しているところもあるが・・・そんなに多くなない。歴史的仮名遣いを残した? 金田一先生の意図とは?
  • 戦前は 一つの「音」=一つの文字に必ずしもなっていない (覚えろ)
    • 音「A」に対して「あ」の他に色々な仮名文字がある!!一つの音に一つの文字ではない!!
      • 「そ」のなかに「曽」や「楚」からきたものがある → ex.生そば 変体仮名もある

【2】合字について

  • 二つの音節ごとの文字を併せている。トキ・トモ(𪜈)・コト(ヿ)・ヨリ(ゟ)
  • 変体仮名を読む練習
    • 文部省『読み方入門』(明治17年)
    • →【課題1】『読み方入門』の残り、『学問のすゝめ』『変体仮名とその覚え方』の残り
    • →【課題2】幕末文書のコピー(堀田正睦書翰と九條尚忠書翰)を渡されて、それを読んだ前提で授業なのだそうだが、サッパリわからんちん。どうすればいいんだ・・・