- コンテンツツーリズム論演習の課題で作成している聖地巡礼ツアー(案)です。
- 現実と作品内での描かれ方の対比
- 「コンテンツツーリズム」という一連の体験では、コンテンツとオリジナルの「相互参照作業」が重要であるとのこと。そのため、原作比較を行いました。
【1】クラーク胸像
ハムテルと二階堂が、北大を受験しにきた二階堂の従妹:里穂と待ち合わせに使った場所。だが、二階堂里穂はクラーク像を胸像ではなく指をさしているVer(羊ヶ丘のクラーク像)だと勘違いし、すれ違ってしまった。
【2】農学部
二階堂里穂(高3・獣医志望)は、試験後の待ち合わせで、約束の場所:クラーク像を見つけられず二階堂たちと出会えなかった。そのため一人で獣医学部を見学することにしたのだが、獣医学部を農学部獣医学科と勘違いし、農学部を見学してしまった。
【3】ポプラ並木
大学構内をさまよう二階堂里穂(高3・獣医志望)は主要観光地を見ようとしてポプラ並木を目指す。しかし観光地として有名なポプラ並木にはたどり着けなかった。時代状況的に平成ポプラ並木はまだ存在していなかったことを考えると、二階堂里穂が見たポプラ並木は2002年に伐採された中央食堂前のポプラ並木であろうか?しかし描写では獣医学部周辺にポプラ並木があるような感じである(※獣医学部沿いにポプラ並木があることを確認。現在はエルムトンネルとなっているが作中当時は車が走っていた)。
【5】イチョウ並木
ハムテルと二階堂が酒に酔いハイになってイチョウ並木を歩いていると、イチョウを揺すって銀杏拾いしている集団と遭遇。その話を漆原教授にすると、銀杏をたらふく食いたくなった教授は銀杏拾いに出撃。なんとその集団は漆原教授の実家の仕出し屋の一員でリーダーは漆原教授と因縁深い料理長だったのである!!
【6】医学部前
ハムテルたちが外国人研究者を車で案内する話の際に、医学部の前で事故を起こしてしまう。すると医学部からわらわらと学部生たちがやってきた!なんと、医学部の前で事故にあうと実習でならったばかりの応急措置を試してみたい学部生たちによって取り囲まれるのだという。
【8-a】病院
現在の動物医療センターは平成25(2013)年に新築されたもの。旧病院は動物医療センターの南側にある。ハムテルたちは講座配属で病院に所属することになる。ここで漆原教授のもとにつきながら臨床を学んでいく。
【8-b】畜魂碑
病院の裏手にある動物たちのお墓。ハムテルはここで漆原教授と出会い、チョビを託されることになる。「このカシオミニをかけてもいい」の現場。現在の畜魂碑は平成15(2003)年に新しくされたもの。