Contents Tourism Planning & Management

高槻やよいとやよい軒が公式コラボできるなら、らぁめん城ヶ崎も可能性があるかもしれない

~前回までのあらすじ~ アイマスの高槻やよいが高槻市の観光大使となり、やよい軒と公式コラボすることになった! キャラクターIP「高槻やよい」による地域振興 コンテンツツーリズム界隈では、高槻市にあるやよい軒がアイマスの聖地となっていった過程が事…

山形県酒田市松山地区関連

山形県酒田市松山地区について調べている。 【menu】 基礎データ SNS 松山文化伝承館 グルメ その他 山形県関係キャラクターIP 基礎データ 酒田市 松山町 (山形県) - Wikipedia 松山町 松山町 (山形県) - Wikipedia 松山(まつやま)とは - コトバンク 行政区…

岩手県盛岡市旧都南村関連

岩手県盛岡市南部の地域(旧都南村)について調べている。 都南村 概要 都南村 - Wikipedia 都南(となん)とは - コトバンク 岩手県紫波郡都南村 (03323A1968) | 歴史的行政区域データセットβ版 岩手県紫波郡都南村 (03323A1968) | 歴史的行政区域データセットβ…

コンテンツを利用した地域振興における問題点 静岡県沼津市における西浦みかん事件(2020)について

コンテンツツーリズムを研究していると、必ずといって出くわす問題があり、その一つに「コンテンツに性的要素が含まれるという批判への対処」というものがある。先行研究としては、のうりん美濃加茂市事件(2015)、碧志摩メグ三重県志摩市事件(2015)、まいて…

【館林】よりもいデジタルスタンプラリー(2020)における観光者の様子

群馬県館林市を舞台に少女たちが南極を目指す『よりもい』。そのスタンプラリーが開催されている。 館林は徳川幕府5代将軍家綱が藩主だった土地。日本遺産にも「里沼」として登録されている。 しかし秘境グンマー帝国は遠すぎて館林に行けない為、せめて人々…

コンテンツツーリズムと雪まつり(2020)

札幌雪まつりの雪像は世相を反映しており、その年特有の様々なコンテンツの雪像が現れます。 初音ミクの派生形態雪ミクさんは勿論の事、ファミリー向けアニメのサザエさんやポケモンも人気です。 ゴールデンカムイやウポポイ(民族共生象徴空間)によって空前…

Contents Tourism Planning & Management 2019(017)「コンテクストデザイン」

コンテンツツーリズム論演習の第17回目は「コンテクスト・デザイン」に関する話。 コンテンツツーリズムは「Special Interst Tourism」であり万人受けの商品にすることは難しい。 コンテクスト(文脈)を共有する人にとっては「聖地」でも他の人にとっては単な…

「『恋する小惑星』の作品と舞台地の魅力」

課題レポートで提出した文章 【menu】 1.作品の魅力について~地質系女子たちの魅力~ ①桜井美影 ②猪瀬舞 2.舞台地の魅力について ①茨城県における博物館等諸施設(地質標本館、JAXA宇宙センター、国土地理院) ②清河寺温泉 3.まとめ 関連 1.作品の魅力につい…

Contents Tourism Planning & Management 2019 (016)【講演】聖地巡礼盛り上がっているけれどもアニメの業者には利益がもたらされていない

今回のコンテンツツーリズム論演習はコンテンツツーリズムとカネの話でした。 序論 アニメ研究について 本論 コンテンツツーリズムは製作会社に利益をもたらしていない 結論 経済的利益として貨幣価値をもたらしてはいないがブランド価値は生み出している。…

「『北へ。』シリーズの作品と舞台地の魅力」

コンテンツツーリズム論演習 最終課題 ①内容「文章のみで作品と舞台地の魅力を伝える」 1作品につき2000字程度、合計2作品以上の評論 ②評価基準 評論文を読んだら、その作品を鑑賞したくなる、ゆかりの場所へ行きたくなる文章。 cf.昨年度(2018年度)の同一課…

Contents Tourism Planning & Management 2019 (015)【講演】公益財団法人はまなす財団が取り組むコンテンツツーリズム『明日の僕に風が吹く』(北海道・天売島)

今回のコンテンツツーリズム論演習は「ネットとコンテンツを使って観光資源を創出しようとする取り組み」についての講演でした。 【講義内容】 はまなす財団法人とは何か? はまなす財団法人が展開するコンテンツツーリズム 北海道・天売島 小説『明日の僕に…

【逐語訳】"Conclusion" Contents tourism in Japan : pilgrimages to "sacred sites" of popular culture,pp.263-268

結論の部分。 コンテンツツーリズム研究の必読の書であるContents tourism in Japan : pilgrimages to "sacred sites" of popular culture.Amherst, N.Y. : Cambria Press,2017を読んでいる。 Conclusion 【1】コンテンツツーリズムの定義・起源 【2】コンテ…

マルメターノおじさんを見かけたので「ころとんのしっぽ」を検索したら、前橋のおみやげコンテストの宣伝にデレマスのキャラが思いっきり使われていた・・・

皆さまはマルメターノおじさんのことを御存じでしょうか。デレマスの北川真尋がソーセージマルメターノを食しているイラストで話題になり、グラブルとのコラボにも登場しました。このソーセージマルメターノですが、実は群馬県前橋市と切っても切れない関係…

【逐語訳】"introduction" Contents tourism in Japan : pilgrimages to "sacred sites" of popular culture,pp.1-12

序論の部分。コンテンツツーリズム研究の必読の書であるContents tourism in Japan : pilgrimages to "sacred sites" of popular culture.Amherst, N.Y. : Cambria Press,2017を読んでいく。特にヘリテージツーリズムとコンテンツツーリズムの関係性を論じる…

既存研究領域の限界を乗り越えるためのコンテンツツーリズム

大きなテーマ→これまで研究してきたバックグラウンドの限界性をコンテンツツーリズムが乗り越える 歴史教育の限界 歴史教育というと何を思い浮かべるだろうか。歴史用語の暗記、概念の習得と抽象的な思考操作、歴史的諸能力(原因・結果・変化・連続・意義・…

Contents Tourism Planning & Management 2019(013-014)「雪ミク電車と食戟のソーマの豪雪うどん」

みなさん、こんにちは。今日もコンテンツツーリズム論演習を受けて来たのでリポートしますよ~。今回のテーマは「雪」ということなのですが、12月中旬の札幌なのにも関わらず殆ど雪積もっていない中での巡検でした。雪ミク電車に乗って、雪まつりの下見をし…

Contents Tourism Planning & Management 2019(011-012)「南平岸~『水曜どうでしょう』を通して読み解く『ラブライブサンシャイン』~」

今回のコンテンツツーリズム論演習は、「芸能人/タレントゆかりの地を巡る」ことがテーマ。日本人学生が大泉洋をメインとしてコースを組み、そこに大陸の方が坂道シリーズのアイドルを組み込むという内容でした。旧HTB社屋がある南平岸高台公園から始まり、…

Contents Tourism Planning & Management 2019(009-010)「『動物のお医者さん』に出て来る偽ポプラ並木はどこ?」

今回のコンテンツツーリズム論演習はH大構内でした。 皆様は『動物のお医者さん』を御存じでしょうか? 移転した畜魂碑と作中の畜魂碑『動物のお医者さん』とは架空の大学H大獣医学部を舞台とする大学・専門職モノのマンガです。この漫画では実際のH大がたく…

Contents Tourism Planning & Management 2019 EX003「富山」

富山県に行くというので同行した。 ピーエーワークスというアニメ会社とその作品群のコンテンツツーリズムである。 「地域振興を餌に地方自治体にコンテンツを売りつけるチンピラ」と揶揄されて悲しくなったりする。 1日目 桜ヶ池(サクラクエスト)→旧大鋸屋…

Contents Tourism Planning & Management 2019(007-008)「『ゴールデンカムイ』~開拓の村と北海道博物館~」

今回からコンテンツツーリズムの巡検・フィールドワークが始まりました。 しかしながら表題の通り、受講生全員が当該コンテンツを好きなわけではありません。 講義の名目上は食わず嫌いを無くすためコンテンツを視聴してくることが前提なのですが・・・ まぁ…

コンテンツツーリズムの問題点 ~『喫茶ステラと死神の蝶』に見る「コンテンツ作品の背景絵」の問題~

ゆずソフトの新作『喫茶ステラと死神の蝶』をめぐり、背景絵に建築物を使われたとして店側が抗議したため、トラブルが発生した。論点となっているのは、著作権ではなく「性的コンテンツ」に関する問題であり、店側がイメージを損ねると苦情を述べたのである…

Contents Tourism Planning & Management 2019(006)「コンテンツ・ツーリズムの問題を乗り越えるためのツアーコースの検討」

コンテンツ・ツーリズム論演習6回目。 今回は各チーム(①ゴールデンカムイ、②H大、③アイドル、④雪)が作成したツアーコースの検討会でした。 講義で毎回言われているコンテンツ・ツーリズムの大切なこと コンテンツツーリズムはSITすなわち「special interest…

札幌でアイヌ料理のランチが食べられる唯一のお店「ケラピリカ」!

ケラピリカという店で「オハウ定食」を食べたという話。オハウ定食 ケラピリカの場所はココ 時計台のすぐ近く! 古久根ビルの地下1階です! ケラピリカ関連の写真 外観・看板・店の入り口メニュー&店の雰囲気 いなきびご飯&オハウ(汁物) コンテンツ・ツー…

Contents Tourism Planning & Management 2019【スライド】コンテンツツーリズム『ゴールデンカムイ』で学ぶ北海道近代史とアイヌ文化

コンテンツツーリズム論演習の講義では、班ごとに分れてツアーコースを作り、実際に現地へ赴きツアーガイドをします。「しゃべり」が命です!それぞれのテーマは①ゴールデンカムイ・②H大・③アイドル・④雪となっております。ゴールデンカムイのツアーコースは…

Contents Tourism Planning & Management 2019【地図】ゴールデンカムイ聖地巡礼用「北海道開拓の村」【マップ】

舞台訪問用。講義で巡検するので作った。 講義の巡検で開拓の村に滞在する時間は2時間なのだが、『ゴールデンカムイ』に出てきた場所だけ回ったとしても、2時間で回るのは困難である。そのため、コンテンツにおける重要なエピソードや印象深い話、コダワリの…

Contents Tourism Planning & Management 2019(EX002)【座談会】「studying an uncertain world」

【座談会に参加した結果】 使用言語が非日本語の研究者の専門的な話を聞く時は、専門用語を理解する語彙力や質疑応答の展開の早さについていくだけの理解力、発音アクセントのクセを聞き分ける力などが必要だという事を身に染みて知った。議論が白熱して非常…

Contents Tourism Planning & Management 2019(005)「コンテンツとコンテクスト」

今回の要旨はコンテンツとコンテクスト。 導入として、『赤毛のアン』というコンテンツにおいて、美術監督である井岡雅宏に着目すると、札幌農学校第二農場モデルバーンがコンテンツツーリズムの資源となり、19世紀の北米文化というコンテクストを味わうこと…

Contents Tourism Planning & Management 2019(004)「3分プレゼンを聞く会」

コンテンツツーリズム論演習の第4回は、受講生15名による「3分プレゼン」を聞くこと。 日本人が数名しかおらずほぼ留学生という状況の中でアウェイ感が満載です。 しかし外国の若者がどのような日本コンテンツに興味を持っているのかも重要なテーマ。 そんな…

【スライド】Contents Tourism Planning & Management 2019 プレゼン「3分で分かる『北へ。~Golden Kamuy+~』」

コンテンツツーリズム論演習の第4回は、講義で巡検する観光コース案を作り3分プレゼンするというもの。 そんなわけでスライドとレジュメを作りました。 スライドで3分プレゼンして、もっと知りたい人は詳細レジュメを読んでね!という形です。 スライド ーー…

「MOVE ON 北海道」の実態調査~『北へ。』は具体的にどのような観光振興を行ったのか~

拓銀経営破綻後、深刻な不況に陥った北海道経済を立て直すために行われた運動が「MOVE ON 北海道」。コンテンツツーリズム論的に重要なテーマであり、98年の時点でコンテンツによる観光振興と地域活性化を、企業と提携して目指したことに歴史的な意義があり…