雑録

その日の獣には、「池貝舞雪シナリオ」の感想・レビュー

体験版と同じ内容をもう1回やっただけの焼き直しやん・・・
偉大なる姉と比較され劣等感を抱き、自分が「からっぽ」だと感じる少女の話。
主人公への初恋を代償に悪魔と契約して「魅了」の能力を得るが途中で日和る。
結局、力を返上して初恋を実らせ、選考会には敗北するが、演劇は続ける。
主人公の弁護や姉との和解シーンは脈絡もなく唐突に感じる。

池貝舞雪のキャラクター表現とフラグ生成過程

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  • 体験版の焼き直し
    • 池貝舞雪は、優秀な姉と比較されて育ち劣等意識の強い女の子。自分に自信がなく、「からっぽ」であると称しています。体験版では悪魔と契約して演劇の力を得て活躍しましたが、代償が必要なことに日和ってしまい、力を取り上げられてしまいました。そのためチームは空中分解して、無残な罵り合いが展開されました。
    • はてさて、製品版ではどうなるでしょうか?と思っていたら、√分岐で舞雪を選ぶと、もう1回同じような展開になります。つまりは代償を支払うことを決意して魅了の力を得てもう一度演劇で活躍。しかしフラグ構築後にまたビビってしまい、またもや力を返却。力を得る→返却→力を得る→返却って繰り返してるだけやん。2回目の返却の時には、主人公くんが悪魔契約の魅了によってフラグ構築したんじゃないぜという趣旨のことを演説しますが、はっきりいって微妙。姉との和解シーンもスゲー・トートツ感は否めません。
    • 余り楽しめなかった理由としては次のような感じ。演劇を題材にしているのに演劇に関する描写が極端に少ない。演劇の練習の内容に関する描写が薄い。ヒロインが感情の上っ面で滑ってるだけで内面的な苦悩にきちんと向き合って葛藤を解消しているのではない。主人公くん殆ど何もしないのに悪魔契約の解除の時だけ饒舌に演説をかます。シナリオ展開が新規性も独自性もないパターン的(力を望む→力でウハウハ→代償を支払わねばならずビビる→反省→改心)。あんまりキャラに愛着も湧かず、テキストが楽しかったわけでもなく、シナリオも平坦だと思ったのは私だけではないハズ。今の時点ではグランドエンドに入るためのフラグ規制にしか過ぎなくなってしまっています。

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