創神のアルスマグナ ADV体験版の感想・レビュー

錬金術学園RPGのテキストパートの体験版。絵が格段に進化している。
荒廃しかけている世界を救うために錬金術学園に入学し研究生活。
体験版では所属する学派を決める所までプレイできる。
炉利従魔、姉弟子、旧友の姫様、教授らと切磋琢磨し錬金術を極めていく。
中二系ファンタジーなので独自の世界観設定が複雑だがスルーしても問題はなさそう。

雑感

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  • ADVパートのみなのでRPGモノなのに戦闘はナシ
    • プレイして一番最初に思うのが原画の改善。すごく素晴らしいとかいうそういう意味ではなく、このメーカーさんは壮大なシナリオとRPGの戦闘をウリにしていて、ぶっちゃけ昔の作品の原画はビミョーでした。あと姉妹ブランドがやたらと触手に力を入れているイメージがありました。しかしながら本作は今までの作品と一線を画するものとなっています。原画にも力を入れるようになったのですね。
    • 肝心のシナリオについてですが、複雑な世界観はさておき、なんか世界が滅亡しかかっていて、それを防ぐために錬金術を研究しているというノリです。そして王都で錬金術の学校に入学し、そこでファンタジー的な学園生活を送っていきます。学内にはいくつかの派閥があり、急進派は学問の進展の為なら何をしても厭わないという過激派。そして主人公くんの姉弟子は、この急進派と対立している調和派に属しています。
    • 属する派閥を決める為にも、主人公くんは調和派のフィールドワークに参加し、女教授のお手並みを拝見します。この野外実習で主人公くんは従魔&姫様と共に地下迷宮で迷子になってしまい、初めてのダンジョン攻略となるのですが、如何せんダンジョンパートも戦闘パートもカットされているので、ダイジェスト感満載です。ダンジョン編では姫様が調和の力を発揮して精霊と契約をするところが一番の見せ場かもしれません。そしてまたこのイベントでは、人間に嵌められて討伐されたはずの従魔の生き残りがいて、問題が発生するという伏線が張られます。ダンジョンから脱出後、審問を受ける主人公くんでしたが、王様の取り成しで一件落着。学派選びは、このフィールドワークを体験し調和の大切さを体感したことから女教授の研究室を選ぶことになったのでした。ここで体験版は終了。ぶっちゃけ、RPGなのでADVだけ見せられても如何ともしがたい。複雑な世界観や設定がありますが、キャラに想い入れを持てて戦闘が楽しいかどうかの方が重要かもしれない。

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