雑録

『恋する乙女と守護の楯 Re:boot The "SHIELD-9"』体験版の感想・レビュー

ゼロ年代後期に流行った女装してお嬢様学園潜入モノ。本作は要人警護が目的。
女子を苦手とする主人公が、外面が良いだけの癖のあるヒロインに四苦八苦する。
女装お嬢様学園モノのお約束として「一番可愛いの女装は主人公」の法則が発動。
本作も「山田妙子」の活躍を眺めることこそが、物語の大きな楽しみとなっている。
メーカーAXLの2007年の旧作品をメーカー戯画がリメイク発売するという経緯にも注目。

女装主人公「山田妙子」の活躍がウリ

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  • お嬢様学園に潜入し、要人警護のミッションを達成せよ!
    • 主人公は要人警護などの保守警備を専門とする機関のエージェント。訓練に明け暮れていた為、女性が苦手という弱点を持っています。そんな主人公に下った次の指令が、女装してお嬢様学園に潜入し、名家の子女を警護せよというものでした。主人公が守るべきヒロインは2人で学生会の会長と副会長です。理事長は依頼した側であり、主人公が男性であることも知っています。それ故、任務の為、主人公を学生会に配属し、二人を護らせることにしたのでした。しかしこの学生会が一筋縄ではいきません。なんとヒロインたちは理事長や親など対外的な人たちには物腰穏やかで丁寧に振る舞うのですが、あくまでもそれは猫被っているだけで表面的には「お嬢様」を演じているものの、中身はとても酷かったのです。主人公のことを歓迎している素振りを見せながらも、田舎から出てきた芋臭い娘として見下し、優越ぶるのでした。一見するとここで挫折してしまいそうですが、これらの流れは一種のギャップ萌え、スパイスとして機能することに成功しており、純粋培養されたが故のお嬢様の悲しさを表現する方向に発展していくのです。
    • ゼロ年代後期を代表する「女装主人公」ストーリーには思わず懐かしさを抱いてしまいます。主人公扮する「山田妙子」が、お嬢様学園にドキドキしたり、女装スキルを上げていったり、腋毛を剃ることに一抹の寂しさを感たりするところは現在でもそれなりに面白く感じてしまいますね!体験版では、学生会会長お嬢様が嫌がらせを受けているシーンを見せられていき、最後にストーカーまがいのキモヲタを捕縛するところまでプレイできます。この捕縛シーンを当該会長お嬢様に目撃されてしまい、どうなってしまうの!?といったところで体験版は幕を閉じます。

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以下は余談ですが、コンテンツツーリズム論演習の授業において「ぼんぼり祭り」で有名な湯涌温泉観光協会の現地視察を行った際、原画師「瀬之本久史」先生の絵馬が飾られていました。
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