1.アフリカ諸国の独立
英領ガーナの独立(1957年3月)
- 指導者はエンクルマ。サハラ以南における最初の自力独立の黒人共和国となる。
仏領北アフリカ
「アフリカの年」
- 1960年のこと。17の新興国がいっせいに独立したのでこう呼ぶ。
2.独立後のアフリカの問題点
- ③経済的な問題
- 新興独立国の経済は、植民地保有国の経済的利益に沿って開発されてきたので自立の基盤が弱い。
- 交通網、電気、水道などの社会的インフラストラクチャーや教育、医療などの社会制度がほとんど整備されていない。
- ④独立はしたけれど・・・
- 軍事独裁政権…独立後の政治、経済は不安定で部族主義の対立による内戦やクーデタが頻発。武力により支配を行う政権が諸地域で登場。
- 先進国の援助に依存…新興独立国家当初の勢いは喪失。先進国の援助による近代化を目指す。