ひぐらしのなく頃に 卒 第2話「世界の収束力<雛見沢症候群」の感想・レビュー

沙都子に注射され雛見沢症候群を発症したレナが父親をカモにした売女を斬殺した話。
両親の離婚時に何もできなかったレナは今度こそ家庭崩壊を防ごうと決意。
殺意を滾らせ殺害計画を練るべくホームセンターで鉈やノコギリを買い揃えていきます。
一方周回による世界の収束力により商売女が自省しレナ√(完)となりかけるのですが……
世界の収束力を覆すのが雛見沢症候群であり、無事に?斬殺は執行されたのです。
現状、沙都子の掌の上で転がされる状況ですが、どうしっぺ返しが来るのか楽しみですね。

沙都子の意図通り、雛見沢症候群は世界の収束力を超えて、レナは斬殺を執行する

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  • 世界の収束力<雛見沢症候群であることの証明
    • ひぐらし業では沙都子の度重なるループにより世界が収束し問題を引き起こしていた根本原因である鷹野問題さえも解決されてしまいました。そのため沙都子は鷹野からウイルスを盗み出し、任意に雛見沢症候群を発症させられるようになりました。そしてひぐらし卒第1話ではレナに投与され、世界の収束力を雛見沢症候群が乗り越えられるかが試されたわけですが……。無事に?世界の収束力を乗り越え、レナは斬殺に成功します。一応、世界の収束力がマシマシに働いています。と、いうのも父親をカモにしていた売女は、レナの家の事情を知り、父子家庭であることに同情していくのです。そしてわざわざレナに歩み寄り、父親ともしばらく距離を置こうとします。もし雛見沢症候群が発症していなければ、これをレナが受けいれ父親と和解しハッピーエンドになったことでしょう。しかしレナは発狂状態に陥っており、世界の収束力を跳ね返すのです。そして殺害&解体&隠蔽&遺棄。鷹野が改心しようとも、雛見沢症候群がある限り、惨劇が終わらないことを証明できたのでした。シナリオの時系列順で考えると、これでひぐらし業に接続するという流れで良いんですかね?沙都子のクレイジーサイコレズだけを物語の原動力にしているので、沙都子と梨花のガチバトルがクライマックスとなるかと思われますが、それに至るまで必ずバッドエンドになるシナリオを読まされるのはちょっと辛いかな?

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