ヴィンランド・サガ25巻の感想・レビュー

いよいよヴィンランドに辿り着き、開墾及び集落の形成を始める話。
入植して問題となるのは先住民との関係性。人が住める地域には人はもう住んでる。
トルフィンは贈り物を送り、先住民は暫くは様子見を続けるが……。
開墾がある程度進んだ所で先住民は知識階級から助言を受け狩猟民と農耕民の関係に結論を出す。
トルフィンたちの集落に先住民がやってきて、どうなる!?となったところで次回へ続く。

輸送と開墾と集落作りって見ている分には面白いよね!

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ヴィンランドを探し求める旅路もいよいよ終了。本当にヴィンランドへ辿り着いたぞ。
 
ヨーロッパ世界の最西端であるグリーンランドのプラッタリーで最後の補給を済ませたトルフィンたち。北米大陸行には着いて行かないといっていたギョロちゃんが賭博の美人局に引っかかって文無しになるどころかトルフィンに金2ポイントの借金をしてしまい、結局同行することに。大西洋を横断する過程では陸が見えず不安になる一行だが、なんとか北米大陸に接岸。以降、南下を重ねて途中のマルクランドで入植者を分けると、ついに念願のヴィンランドへと到着!25巻にしてようやくヴィンランドへ辿り着いたため感動もひとしおである。
 
だが辿り着いてそれで終わりではなく、入植を成功させなばならない。そこでトルフィン達の開墾&集落作りが始まる。しかしながらまっさらな未開の土地など存在しているわけもなく、人間が居住可能な地域には先住民もいるもの。トルフィンは先住民と戦争にならないように贈り物などをしながら開墾を進めていく。先住民サイドは暫く様子見を続けてくれたのだが、どんどん森を畑に変えていく姿を見て部族で意見が割れる。知識階級から助言を受け、どうするか判断を委ねられた先住民。秋も終わる頃になり、トルフィンの前に現れた。戦争か、交易か。レイフさんがくれた煙草の煙管で打ち解け合うことになりそう。

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開墾とか集落作りのシーン好き

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