ヴィンランド・サガ

ヴィンランド・サガ奴隷編 第13話「大旦那様の老衰とアルネイズ夫の登場」の感想・レビュー

クヌートの農場接収ターゲットにされてしまったケティルに更なる不運が、訪れ泣きっ面に蜂。 ケティルの父である大旦那様は老衰が激しく家事が出来なくなるどころか失禁までするようになる。 トルフィンたちはそんな大旦那様を良く世話し、大旦那様は晩年に…

ヴィンランド・サガ奴隷編 第12話「オレには黙って嗤われる勇気が無かった」の感想・レビュー

オルマルくんが農場接収のための正当化として利用されてしまう話。 駐英デンマーク軍の維持費を捻出するため大農場の接収を画策するクヌート。 だがいきなり軍事侵攻はできないため、その口実としてオルマルくんを利用する。 王の使者をオルマルくんに殺させ…

ヴィンランド・サガ奴隷編 第11話「イングランド駐屯軍を解散せてしまえばよいでFA」の感想・レビュー

軍事費を捻出するための財源として富裕層の土地を接収しようとするクヌートの話。 イングランド統治のため駐屯軍を置き続けているので莫大な軍事費が圧し掛かっていた。 増税では民の不満度が上がるため直轄領を増やす必要があるが開拓は時間がかかりすぎる…

ヴィンランド・サガ奴隷編 第10話「トルフィンとクヌートの本質は同じだが手段は異なる楽土建設」の感想・レビュー

トルフィンとクヌートがそれぞれの立場で王道楽土の建設を目指す話。 3年の月日が流れ開墾が終わり種蒔きが済んだら奴隷解放されるトルフィン。 彼はこの世から戦争と奴隷を無くすことを夢見てヴィンランドの建設を夢見る。 一方クヌートは兄ハラルドを暗殺…

ヴィンランド・サガ奴隷編 第9話「過去の過ちを受け入れ、それを背負ったまま人生を生きる」の感想・レビュー

トルフィンが過去を受け入れ、それを背負ったまま、その後の人生を生きていく話。 喧嘩で意識を失ったトルフィンは夢うつつのの中で自分が犯した罪と向き合うことになる。 戦士としての人生を送ってきた現実を突きつけられるのである。 トルフィンは自分が殺…

ヴィンランド・サガ奴隷編 第7話「だがこの鉄拳ケティル、嵌められて農場が接収されそうになるとブチギレて徹底抗戦するのである。」の感想・レビュー

暴力を忌避する領主ケティルが長として暴力を要求されることについて苦悩する話。 ケティルは農場領主として裁判権を行使することが求められていた。 だがケティルは性格的に暴力を嫌っており仕置きを行うことが苦痛であった。 その相手が子どもともなれば尚…

ヴィンランド・サガ奴隷編 第6話「人間の欲望と資本主義経済の虚しさ」の感想・レビュー

富を増やしては失うことを怖れ、怖れを和らげるためにカネを使い、また稼ぐ。 資本主義経済の虚しさと人間の欲望の愚かさを批判したスヴェルケルさんの言葉である。 開墾を進めるトルフィンたちだが切り株を掘り起こすには人力では限界があった。 奴隷身分か…

ヴィンランド・サガ奴隷編 第5話「礼儀を重んじるキャラが敬語間違っており視聴者ガン萎え」の感想・レビュー

1018年にデンマーク王クヌートがイングランドを征服したという史実を独自の解釈でお届け! 歴史モノは史実をどのように解釈し、フィクションでどうやって彩るかがポイントになる。 ヴィンランド・サガではクヌートの冷酷な智謀を表現する装置としてイングラ…

【感想】ヴィンランド・サガ奴隷編 第3話「今まで生きてて良い事一つも無かったよ」を見た。

半人前で馬鹿にされることが悔しいというオルマルくんを大人にするため殺しの経験をさせようという話。 思春期ボーイオルマルくんはアイデンティティの確立に苦悩し、荒んだ生活を送っていた。 見かねた用心棒たちはオルマルくんを大人にするため、大人にな…

【感想】ヴィンランド・サガ奴隷編 第2話「ボンクラ息子オルマルくん登場」を見た。

A-part:奴隷身分の建前と実態、B-part:奴隷編もう一人の主役級!ボンボン息子オルマルくんが登場。 A-partではエイナルが領主ケティルに解放の建前を説明され労働意欲を喚起させるがすぐに実態を知る。 現場の奉公人たちはトルフィンたち奴隷を虐め食事の中…

【感想】ヴィンランド・サガ奴隷編 第1話「エイナル√大加筆補正」を見た。

ヴィンランド・サガで一番面白い奴隷編がついにアニメ化。第1話は農夫エイナル過去が描かれる。 エイナルはこの後新大陸にまでトルフィンについていくことになる唯一無二の親友キャラ。 アニメ版では故郷の村がヴァイキングに侵略されるシーンが1話分丸々使…

ヴィンランド・サガ25巻の感想・レビュー

いよいよヴィンランドに辿り着き、開墾及び集落の形成を始める話。 入植して問題となるのは先住民との関係性。人が住める地域には人はもう住んでる。 トルフィンは贈り物を送り、先住民は暫くは様子見を続けるが……。 開墾がある程度進んだ所で先住民は知識階…