雑録

ウマ娘 「Make up in Halloween!」の感想・レビュー

善意を示す事とそれを受け入れる事の難しさをミホノブルボンを中心に描く話。
ミホノブルボンはハロウィン実行委員長となるが全てを一人で抱え込んでしまう。
心配するライスシャワーはブルボンの手助けをしたいのだが「迷惑」かもと躊躇する。
それを見たゼンノロブロイはライスの「迷惑」に救われたのだと勇気を出して背中を押す。
ロブロイに励まされたライスはたとえ迷惑と思われても力になりたいと告白しにいく。
まさにロブロイ→ライス→ブルボンという流れが生み出された瞬間であった!!
一方タマモクロスは困った子たちの為に何もかも全てやってあげようとしてしまう。
だがそれが子どもの自立を妨げることを指摘され、暖かく見守る方針に転換するのだが……
子離れをして影からそっと成長を見守ることのはがゆさを感じるのであった。

タマモクロスの子離れ物語~全て自分でやろうとするブルボンと全てやってあげようとするタマ~

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  • 一人で抱え込むミホノブルボン
    • 今回はハロウィン回。ロブロイライスブルボンの3人組とタマモクリークの母親コンビが描かれます。まず主役となるのがミホノブルボン。ハロウィンの仕切り役を任されたブルボンはタスクを完璧にこなすことが自分の責務だと大張り切り。しかし仕切り役というのは自分で実際に動くのではなく仕事を割り振って進捗管理するお仕事だったのでブルボンの努力は最初から間違っていたのです。一人で全てを抱え込むブルボンに対し、親友であるライスと頼れるオカン役であるタマモがそれぞれアプローチをかけます。ライスはブルボンの手助けをしたいのですがブルボンが一人でタスクをこなそうとしているのを見てなかなか声をかけられません。その一方でブルボンの空回りを見たタマモクロスはブルボンの仕事を全てやってあげようとしてしまいます。ライスもタマもブルボンの力になりたいという想いを抱きながらも上手くいかなかったのですね。

 
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  • ロブロイライス
    • そんなライスとタマにそれぞれアドバイス役がつくことになります。ライスを支援するのはゼンノロブロイ。内向的であったロブロイはトレセン学園に入学してもなかなか他人に話しかけることができずぼっちになっていた所をライスに救われた過去がありました。それ故ライスの「迷惑」は全然迷惑などではないと伝えようとするのです。それを知らせる手段となるのがハロウィンのコンセプトである「仮装」。スイープトウショウにインスパイアされたロブロイは魔法のステッキを片手に勇気を出しゾンヴィランドへとブルボンライスを誘います。そしてライスに対して仮装することで勇気を出せることを示すのです。ロブロイがライスの迷惑は全然迷惑じゃないというシーンは大変素晴らしい出来となっています。ハラショーだ。ロブロイにより力を得たライスはヴァンパイアのコスプレをしてブルボンに接近。一人で全てを抱え込んだことが間違いであったことに気付き悔恨するブルボンを励ますのでした。

 
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  • タマモクリーク
    • タマモクロスに助言をするのはスーパークリーク。お世話大好きなクリークですが、そのお世話について同じオカン系キャラであるタマのやり方を諭すのです。タマは適材適所を口実に出来ないならやらなくて良いと唱え、全部自分がやってあげようとしてしまうのです。そんなタマのお世話は子どもの自立を妨げるものに繋がっていきます。確かにブルボンの一人で何でも抱え込むというのは悪い事でしたが、だからといってそのブルボンの苦手な仕事を全部とってしまうかのようなタマの振る舞いは五十歩百歩だったのです。できねぇからやらねぇじゃーできるよーにはならねぇだろ!!こうしてクリークの説諭に思う所があったタマは自分のお世話の在り方について反省するのでした。以上のようにミホノブルボンを中心にロブロイライスとタマモクリークが展開され、ハロウィンは大成功となります。それぞれが抱える悩みを、ハロウィンにおける「仮装」を使って、上手く発展的に解消させるホッコリとしたシナリオでした。

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「Make up in Halloween!」で活躍したウマ娘たち



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