【R122ドライブ】らぁめん城ヶ崎でラーメン食べて草木湖まで車転がして富弘美術館を見る【2022 summer】

群馬にはツーリングやドライブでよく使われる道路が存在するが、国道122号もそのうちの一つ。日光市から豊島区まで通っているが、大間々から草木湖までの渡良瀬川沿いの渓谷がもっぱらドライブに使用される。このコースはちょうどらぁめん城ヶ崎で昼食を取った後、車を転がすのに適しており気晴らしに良い。さらに時間があれば足尾まで行きアッテムトよろしく日本の鉱業の成れの果ての雰囲気を楽しむこともできる。

らぁめん城ヶ崎

8月15日(月)は移動クレープ店とコラボしており人々で賑わっていた。移動クレープ店はゴリラと呼ばれるメニューがウリであり生産が追い付かず30分待ち。らぁめん城ヶ崎の方も十数人並んでいた。お昼営業の終り際を狙っていったのだがそれでも行列ができていたのは初めてだったかもしれない。夏限定の冷やしらぁめんを食べようと思っていたのだが、製造方法がらぁめんとは異なるため時間がかかるとのこと。行列で待ったうえにらぁめんをも待つのは如何ともし難かったのでいつものらぁめんを注文した。らぁめん城ヶ崎のらぁめんのスープはどろり濃厚であるためそのまま行くのはしんどい。他のラーメン店とかだとライスをスープにインしたりするらしいが、らぁめん城ヶ崎は三つ葉と生タマネギ。何かいつも生タマネギについてかいているが、シャキシャキとした触感とツンと来る味わいでスープを飲める。最近チャーシューを足すよりもタマゴの方が好きと気づいたのでタマゴを足した。あと基本的に店内のBGMはデレステなのだがfripSideの曲が混ざる。個人的にfripSideの曲はノベルゲーの楽曲で使われているものも多いので、攻略した当時を想って懐かしくなってしまうのであった。

デフォルトらぁめんとコラボ自販機

草木湖

ダム湖である。展望台がついておりダム湖を一望できる。大間々からちょうどいいくらいの遠さなのでツーリングやドライブの目的地となることが多い。草木湖にくるまでの道中にはテレビなどでも紹介されることの多い軽食自販機スポットがある。周辺にいる人が食材を補給する形式で麺などを楽しむことができる。この日も自販機スポットに寄ろうと思っていたのだが、駐車場がいっぱいなほど大盛況で有ったのでスルーした。(駐車場といっても崖を走る道路の開けたスペースなのでそう何台も止めることはできない。)

草木湖
有名なR122の自販機


富弘美術館

星野富弘は群大出身の器械運動の元教員。クラブ活動の指導中に怪我をして手足が動かなくなったため、口に筆を加えて絵画を描き詩を添えるという作風で良く知られる。入院中にキリスト教に改宗したため、宗教を取り入れた作品もあるが健康や人生観について詩が中心の展示だったかのように思える。健常者だった頃に駆け回っていた頃をうたった白い靴を題材にしたものや、キリスト教の原罪(つみびと)を積み人と読み替え肯定する作品が印象に残っている。そして作品ではないが本人の回顧録疎開して群馬に来たこと、ガキ大将に遊びを教わった事、渡良瀬川デビューするまでの泳法の訓練、中学時代の教員に器械体操と美術の影響を受けた事、大学時代に野宿をしながら長崎を1周したこと等々の回想がその人生観の形成に影響したことが感ぜられた。

建物とパンフ