ポストアポカリプスなセカイ系。大人が死に無秩序状態となった街から少女が田舎へ逃げて来る話。
主人公は廃村で孤独な田舎生活を送っており偶然その少女を拾い共同生活を営むことになる。
廃村の設定が雑だがセカイ系の話であり終末における関係性がメインなので気にしてはいけない。
体験版では食料調達をしながら自給自足の田舎暮らしを描き徐々に終末の様子を醸し出していく。
ラストはヒロインの少女が鼻血を出して終幕となり少女も余命幾許も無いことを思わせてエンド。
セカイの終りに死を意識する中で実存を描くノリであり世界設定とかテーマ性とかは皆無っぽい。
終末セカイで二人きりなキャラゲーなのにメインヒロインがあんまりかわいくないのでスルーかな。
ちゃんと世界設定回収してて評判が良かったら後追いで買うので教えてくださいね!
人類が死にゆくセカイを尻目に、廃村で自給自足の田舎生活
- セカイ系作品なのでなんで人類滅亡危機とかとは語られないんだろうな(勝手な予想)
- 物語の序盤は労働に馴染めなかった男性が田舎でスローライフ!的な感じで描かれます。しかし徐々に不穏な空気が文脈から察するに死に至る病が蔓延しており主人公くん以外の人々は死に絶えたようです。生活インフラも断絶し、電気は発電機で確保しているものの電気ガス水道ネットも断絶し国家も政府も崩壊したようなことが窺われます。そのような中で主人公くんは残された米を食いつぶしながら他の物を自給自足で賄い何とか生きて来たようです。
- ある日、主人公くんは街からやってきたというJKを拾います。彼女曰く学生しかいない無秩序状態で集団生活を送るとカーストが形成され食料の配分なども恣意的に行われていたのだとか。ヒロインはそんな生活に耐え兼ねて出奔し放浪するうちに廃村へ辿り着いたとのこと。熱中症と飢餓に苦しんでいたところを主人公くんに保護され、二人で田舎生活を送ることになります。
- 体験版では主人公くんとJKののんびり田舎暮らしが表面的には描かれますが、世界が崩壊した後の雰囲気を醸し出していきます。主人公くんは24なのですが自分もそろそろ死んでしまうかもしれないという死の意識をかなり濃くだしています。作中では明言されていませんが、子どもしか生き残れないとかいう病気なんでしょうかね?一方で生きる事を投げ出していたJKは主人公くんとの交流の中で生きる意欲を取り戻していきます。しかしその束の間、朝起きると何もしていないのにJKから鼻血が!!ヒロインも死ぬのか?ホスポスなのか?といった所で体験版は幕を閉じます。