【感想】ブルーアーカイブ「ヒナ委員長のなつやすみっ!~風紀委員会行政官緊急特務命令~」(2021.07.29-08.12)

仕事中毒であるヒナを休ませるため夏季訓練を名目にリゾートへ連れて行きホテルに缶詰めにしようとする話。
風紀委員のヒナ委員長は仕事以外に関心が無く些事に喜んだりしないのだが偶然アコのコーヒーを褒める。
アコはそれを異常に感じヒナがオーバーワークで限界に近いのではと邪推し無理にでも休ませようとする。
それ故アコは夏季訓練の計画立案実行を志願し、ヒナを騙してリゾートでホカンスさせようとしたのであった。
だがリゾート地ではチンピラの抗争が起こったり、美食研究会や温泉開発部が大暴れしたりで大わらわ。
アコはイオリやチナツを使役し先生に指揮を執らせヒナに内密で騒動を鎮圧しようと奮戦していく。
先生はホテルでのヒナの相手役をするはずだったのだが何度も呼び出されヒナとのデートで中座しまくってしまう。
結局はアコだけではどうにもできなくなり幼児退行して泣き出してしまうシーンが見所となっている。
最終的にアコの策略はヒナにバレることになり、ヒナが風紀委員を率いて敵を殲滅して終わる。

ヒナがアコのコーヒーを褒めたのは疲れからではなく共同作戦で先生と会えるので嬉しくなって機嫌が良かったというオチ

先生に必死でアプローチするヒナ委員長

天雨アコプレゼンツ!ヒナ委員長に休息を取らせよう大作戦。それが今回のイベストの趣旨。風紀委員のヒナ委員長はワーカーホリックの仕事中毒であり、いつも多量の仕事を抱えていた。それをバリバリとこなすヒナは仕事以外にはあまり関心が無く、日常の些末なことに興味を示さないのが常であった。だが仕事で先生と協働できることを知り嬉しくなって機嫌が良くなったので、アコの煎れたコーヒーを褒めるのである。このようなことこれまでには無かったので、アコはついにヒナ委員長が疲れにより狂ったのだと勘違いしてしまう。それ故、無理やりにでも休息させようと考え、夏季訓練を利用することに思い至る。アコは自分が訓練を計画立案実行することで、ヒナを監修役にし、リゾート地でホカンスさせようと考えたのである。ヒナが部屋から出ないようにするために先生をあてがい、ゆっくりして貰おうとしたのであった。
 

先生に泳ぎを教えて欲しいとおねだりするヒナ委員長

だがアクシデントはつきものであり、閑静なリゾート地を選んだはずが、なぜかチンピラの抗争が始まってしまう。さらに美食研究会や温泉開発部まで現われ騒動は大きくなっていく。アコはチナツやイオリに騒ぎを収めさせようとするが、結局は先生の指揮を必要とした。それ故、先生はヒナとのホテルデートの最中に何度も呼び出され中座することになってしまう。ヒナが先生とおしゃべりをしようとしてもボードゲームしようとしてもアイスクリームを食べようとしても肝心な時にはいつも邪魔が入るのだ。ヒナは折角水着に着替えて気合いを入れ先生にアプローチしようとしていたのにと悲しくなってしまう。先生とヒナがゆっくりデートできたのは夜の浜辺デートだけ。先生がヒナを宥めると彼女は甘えてきて、埋め合わせとして泳ぎを教えて欲しいとおねだりするのであった。
 

息巻くものの上手く行かず幼児退行してしまう天雨アコ

ヒナが自分をさらけ出し甘えることなど滅多にないため、風紀委員幹部たちは全力でデートを支援しようと決意する。だが撃退したと思ったはずのチンピラや美食研や温泉開発部が一挙に反乱を起こしたため、アコの処理能力を大きく超えてしまう。アコは幼児退行し、子供のように泣き叫ぶのであった。それ故、結局はヒナに見つかることとなり、彼女の手を煩わせる結果となってしまった。ヒナの戦闘力は凄まじいものがあり、騒動はアッサリと解決。夏季訓練もヒナ主導で地獄の特訓が行われることとなった。ヒナは今回のアコの策謀を問い質し、コーヒー褒めたよ事件が背景にあったと知る。ヒナは自分が先生を想って機嫌がよくなっていた事が全ての原因であったと気付くのであった!というオチになる。

ヒナ委員長、先生に埋め合わせを求めるの図