【感想】ブルーアーカイブ「新春狂想曲 第68番」(2021.12.29-2022.1.12)

便利屋の初詣。願いが叶うと噂される神社の賽銭箱がマネーロンダリングに使われていた話。
我らがアル社長はSNSのブームに乗り便利屋メンバーを引き連れて願いが叶うという神社に行く。
アルは社員たちに用意できるだけの金を用意するように命じており惜し気もなくお賽銭する。
だがお参りが終わった直後賽銭箱が盗まれてしまい、さらには争奪戦へと発展していく。
アルたちは賽銭箱を返すつもりでいたのだが神社の経営者は取り戻したら譲渡すると言い出した。
と、いうのも神社を資金洗浄に使用していたからであり出所を偽装することが目的だったのだ。
便利屋はマネーロンダリングの証拠を掴み悪徳業者に天誅を与え賽銭箱も取り戻す。
だがもう既に中身は盗人たちに使われてしまっており、その働きは無駄に終わった。
しかし新年から皆でワイワイと騒ぐことが出来たので35万5000円捨ててもハッピーな気分であった。

カネよりも皆で面白くワイワイ騒げればハッピー。プライスレス

必死で神頼みするアル社長

便利屋の初詣の話。みんな大好き陸八魔アルは、才色兼備で真面目な良い子だが、変な方向にスイッチが入って見栄を張り、醜態をさらしてポンコツオチとなる残念美人。今回の初詣も騒動に巻き込まれてんやわんやの大騒ぎとなる。アル社長はSNSでブームになっている願いが叶う神社の噂を聞きつけ、社員たちにありったけのカネを用意して初詣に出かける。趣味の音楽を我慢したカヨコは5万、アルに言われて肉体労働のバイトに出ていたハルカは30万、ムツキはオモチャのお金を用意する。アルはカヨコやハルカの金額にビビりながらも5000円を投入し、会社が潰れないように必死に祈るのであった。

こうして無事にお参りが終わった!・・・かに見えた。ところがなんと賽銭箱が盗まれてしまうのであった。しかも神社の経営者は賽銭箱を取り戻せば中身は全部譲渡するとか言い出すのだ。アルたちは当初何も知らずに純粋に賽銭箱を取り戻そうとしていた。だがカネに目が眩んだ生徒たちが次々と現れ争奪戦となっていく。さらには神社の経営者は悪徳業者であり違法に得たカネを資金洗浄するために神社の賽銭箱を利用していたことが判明。SNSステマでありアルはまんまと騙されていたのである。悪徳業者はカネで大量の傭兵を雇っており、アルたちは数の力で磨り潰されそうになる。だがここで、アルたちと共に犯人を追っていた巫女セリカのメッセを受けてアビドスの仲間達が助けに来る。便利屋とアビドスの共闘の結果、傭兵を散らすことに成功した。

またまんまと悪徳業者に騙されたアルだったが、ムツキは動画を撮影しており悪徳業者が自らの罪を偉そうに講釈する場面を証拠として残していた。これをゴシップ的なマスコミに提供することであっという間に情報は拡散され、悪徳業者は成敗された。賽銭箱も取り戻すことができハッピーエンド!かと思いきや賽銭箱の中身が無い。なんと1番初めに賽銭箱を盗んだ一味がもう既にカネを兵器に注ぎ込み使い果たしていたのだ。戦闘となったアルたちはその兵器を破壊するが、こうしたことで本当に誰にも何にも得が無い虚無エンドになりかけてしまう。それでもアル以外は正月からみんなでワイワイ楽しくやれたことに満足しており、35万5000円損しても別に良いよねと明るくハッピーなエンドになる。

神社にお参りした人々の願いを無駄にはしない!
全てが灰燼に帰した虚無エンド
みんなで面白くワイワイできた時間が大事。プライスレス。(なおムツキはお賽銭にオモチャのお金を入れた)
これぞ便利屋!的なお正月イベスト