ブルーアーカイブ「丹花イブキ」絆ストーリーの感想・レビュー

天真爛漫で年齢の割には少し精神年齢の幼い女児(11歳)のために色々な経験をさせてあげる話。
先生の父性愛が光るシナリオであり、先生が父親になったらいいお父さんになりそう。
JKにしては池沼かと思われていたイブキだが小学生女児であり単に幼いだけであった。
遊びたい盛りのイブキは先生の執務室に来て少し仕事を手伝うが興味はゲームにあった。
イブキは職業倫理と遊びの中で揺らぐが先生の巧みな配慮によりゲームに興じることになる。
おべんと持ってユニバに行く約束をするも雨で中止になった際は執務室でテーマパークごっこ
進路希望調査で将来の夢を書くことになった際には様々な職業体験をさせてあげることに。
皆からたっぷり愛情を受けて育ったイブキは先生という職業に憧れを抱くことになる。

丹花イブキのキャラクター表現とフラグ生成過程

ゲームに気を取られながらも職業倫理を全うしようとするイブキ

丹花イブキは11歳の小学生女児。年齢の割には少し精神年齢が幼いような気がしないでもないが、周囲の人物からたっぷりと愛情を注がれ天真爛漫に育っていた。そんなイブキが先生の執務室に遊びに来ることになったのだが、急な仕事が入ったため、イブキが手伝いを申し出る。だがイブキの目はちらちらとゲームの方へ視線が行き、それを見た先生はゲームをすることに。それでも高い職業倫理を持つイブキは仕事があるのにゲームをするなどできないと断ろうとするのだが、先生は言葉巧みにイブキを誘導しゲームに興じることになる。元々遊ぶ予定だったから仕方がない。おそらく先生は残業を決意したであろう瞬間であった。

この後も、イブキの訪問は続きユニバデートを約束する。イブキはパレードや遊具を楽しむだけでなくおべんとを持っていって一緒に食べることを望んでいた。そのため前日におべんと作りをして準備を行う。ここでの先生のサポートが結構巧みであり、お菓子ばかりの弁当にしようとするイブキにおにぎりを提案したり、ゼリーを具の中に入れようとした時には梅干しを入れて貰ったりする。こうして楽しく準備をするのだが、翌日はあいにくの雨。ガッカリするイブキに対し、先生は執務室にシートを引き、部屋をテーマパークに見立てて、イブキの心を慰めるのであった。どこへ行くかではなく誰と過ごすかが大事と11歳に説く先生よ。執務室にはイブキの好きなゲームや玩具がたんまりあったので、それは楽しいひと時を過ごした。

最後のイベントは職業体験。学校で進路希望調査を渡されたイブキだが、イマイチ将来を描くことができない。そんなイブキに対し先生は様々な職業体験をさせてあげることに。警察や調理師、戦車の運転などの経験をし、イブキに将来と向き合わせる機会作りをする。子は親を見て育つと言うが、イブキもまた先生を見ていた。先生が生徒のために献身し、人材づくりを通して社会に貢献している姿はイブキの心を打つものであった。そのためイブキは将来の進路の一つに先生を思い描くようになり、その一環として自ら算数の模擬授業を行うなど将来に対して色々と考えているようであった。先生に娘がいたらこんな感じなのかなという先生の父性溢れるシナリオだった。

ユニバへ行くのを楽しみにするイブキ
イブキの昼食が変な方向に行かないよう軌道修正する先生
雨でユニバへ行けなくても
先生のおかげで将来の夢を思い描けるようになったイブキ
イブキの将来の夢は先生