ブルーアーカイブ「春日ツバキ(ガイド)」の感想・レビュー

ひたすら先生と一緒に寝ようとするツバキと、とうとう一晩を過ごしてしまう話。
だがスチルではどうみても屋内(ソファ・本棚)なのに、外で寝てしまったとか言い出す。
つまりは、なぜかご休憩場で一緒に寝ていたはずなのに途中で外にワープするという珍事に。
イベントスチルから場面転換したら、イキナリ背景CGが屋外の東屋になっていたでござるの巻。
それとも韓国の場合は、屋外の東屋に、ソファと本棚が設置されているご休憩場があるのだろうか。

ガイドツバキのキャラクター表現とフラグ生成過程

先生と一緒に寝ようとしたり、先生の膝を枕にしたりする春日ツバキ

春日ツバキは寝ることが大好き。だけど寝ながら行動し敵を圧倒することができるためカビゴンのようであると例えられていた。ガイドの衣服を身に着けても、その睡眠欲は止まらない。いや、それどころか執拗に先生と一緒に寝ようとしてくる。睡眠ガイドを称するツバキは百鬼夜行を案内すると言いつつ巧みに先生を部室に連れ込む。さらに学術的に睡眠の良さを説明すると、先生に一緒にここで寝よ?と誘ってくるのだ。

モモトークでも先生との同衾欲求は止まらず、「先生も一緒に寝るんだよ」のパワーワードを炸裂させる。そして実査にツバキはガイドのコスプレをして執務室にやってくる。だがその道中で不眠症に悩むモブキャラたちを引き連れてきてしまうのだ。様々な不眠症状を持つモブたちにツバキは睡眠指導を行っていく。ツバキのおかげでモブキャラたちは睡眠をとることが出来たぞ!ツバキがカビゴンをモチーフとしている証左としてポケモン風なメッセージが表示され「効果は抜群だ!」というテキストが流れる。さらにツバキは先生の膝を借りて睡眠をとるのであった。

そしてラスト、いよいよ問題のシーンがやってくる。先生はツバキに夜の百鬼夜行のガイドを受ける。疲労で疲れた先生はツバキに案内されてご休憩場に連れ込まれることになる。ここでメモロビタイムとなり、室内でツバキがソファーに横たわっているイベントスチルが表示される(本棚あるし植木鉢も置いてあるし、さすがに外じゃないよな?)。だが次の場面ではなぜか背景CGが屋外の東屋になっている。背景だけならまだしも、先生が翌朝目を覚まし時にいう台詞は「外で寝てしまった!遅刻、遅刻!」。いや待て、お前らご休憩場で寝ていたんじゃないんかーいとツッコミどころ満載。

またイベントでのやり取りが意味深に捉えられ、ツバキがいつもとは違う感じに見える・夢の中の登場人物みたいに感じる時があると夢うつつながら先生が述べるのである。疲れた先生はそのまま眠りに落ちていくのだが、ツバキはそれを温かく見守るのである。翌朝起きた時には朝チュンで、先生はツバキに支度をさせた後で、急いで執務室に出勤していく。ツバキは先生ともう少し一緒にいたかったと余韻をそっと大切にする。このようにイベント自体は情緒深いのだが、ご休憩場からいつの間にか東屋に移動したのか気になりすぎてしまった。

ご休憩場に連れ込まれてしまう先生
ツバキを生徒としてではなく女として見てしまった先生
慈母のように先生の眠りを見守るツバキ
ご休憩場で一晩を明かしたと思ったら外だった……