数多のバッドエンドに至る世界線の記憶を継承していると思われる新たな敵「地下生活者」が現われる話。
ブルアカの世界観はn周目のセカイでありバッドエンドを迎えた連邦生徒会長に「託される」所から始まる。
また託された後の先生も1周目ではなく、多くの世界線で先生は選択肢を間違えて散っていったことが判明。
メンストFinalではバッドエンドに至った世界線から時空跳躍してやってきた「先生」と対決することになる。
プレイヤが先生としてストーリーを追っている世界線はたまたま全てが上手く行っているセカイなのだ。
今回出て来た「地下生活者」は世界線をRULEBOOKとして認識し、各世界線が気づきを与えてくれると云う。
クロコやアロナを救済した世界線を見た地下生活者はRULEBOOKが更新されたと述べ、襲い掛かってくる。
アビドスに興味を無くしたカイザー社は債権を分割して売りに出すのだが地下生活者が買い占めたっぽい?
バッドエンドの世界線を把握し「死の深意に気付くだろう」と述べる新敵「地下生活者」を軸に、ユメ先輩を喪失した過去ホシノが描かれる!
いよいよプレイヤーが待ちかねていた過去ホシノ編がスタート。これまでのシナリオでは、ホシノはギラギラしている性格だったこと、温和なユメ先輩にほだされていったこと、ユメ先輩を喪失したこと、そのトラウマによりユメ先輩をエミュるようになったこと、昼行燈を気取ってはいるが自罰意識に駆られたり野性味が垣間見られたりすることなどが描かれていた。そんな過去ホシノとユメ先輩だが、ついに立ち絵でビジュアルも登場。エミュっていることは確定的に明らかとなったし、意外に過去ホシノもユメ先輩に対してやれやれ系ではなくノリノリであったことが判明した。砂漠にお宝が埋まっていることを知ったユメ先輩の話を聞くと、過去ホシノはそれに乗り、ユメ先輩と一緒になってスク水を着用して砂漠でツルハシを振うのである。楽しかった過去の記憶。ホシノはそれを乗り越えることが出来ておらず、しばしば感傷に陥ることもあった。またそれはユメ先輩を亡くした後にホシノを支えてきたノノミや、ホシノに拾われ慈愛を注がれたシロコにとっても、わだかまりがあるものであった。
その一方で、敵組織であるゲマトリアに新たな敵が登場。それが地下生活者であり、言動の端々からバッドエンドに至った数多の世界線の記憶を継承している存在であることが匂わされている。そのためバッドエンドを乗り越えた我々プレイヤーたちの世界線を見た地下生活者はRULEBOOKが変わったと述べるのである。彼は各世界線がバッドエンドに至る過程で様々な気づきが得られると称しており、今回の世界線では「死の深意」に気付くため、襲い掛かってくることになる。その具体的な手法として挙げられるのがカイザー社が保有していた債権の問題。アビドス学園はカイザー社に多大な債務を負っていたが、カイザー社が興味を示していた「ウトピシュティムの本船」は破壊されてしまった。そのためカイザー社はアビドスの債権を売りに出したのであった。この買い占めに暗躍したのが、地下生活者であることが匂わされており、具体的にはネフティスグループの名が挙げられる。
ユメ先輩と過去ホシノの間には一体何があったのか、ホシノのトラウマは解消されるのか、新たな敵地下生活者や借金問題はどうなるのか。様々な疑問をプレイヤーに抱かせ、プロローグは終わった。
Vol.1_1章~2章