【感想】ブルーアーカイブ Vol.1_3章「夢が残した足跡」Part1

ノノミの実家ネフティス家が債権者団体を傀儡に砂漠横断鉄道関連の利権を買収した話。
ネフティス家はかつてアビドスで栄華を誇ったが砂漠化の進展と共に衰亡を始める。
逆転を狙い砂漠横断鉄道の建設を試みるが資源も無く要衝でも無い地での鉄道への投資は失敗する。
アビドスの利権の殆どはカイザーが握るようになったが、3章冒頭で債権が売りに出されることに。
それ故、ネフティス家は生き残りを賭けて私募ファンドを結成して債権を回収、再起を試み暗躍する。
そんな時「偶然」梔子ユメがネフティスから100万円で鉄道施設使用権を購入する契約書類が見つかった。
ユメ先輩の残した痕跡が突如現れたことにホシノは戸惑い一晩の猶予を得ることに。
だがそれが地下生活者の思うつぼであり4つの先生攻略法が発動することになった。
1つ目は変えられない過去の利用でありホシノの過去のトラウマが抉られていく。
2つ目は先生の肉体的な脆弱さであり突如執務室が爆破され物理的な攻撃を受ける。

先生がいない中、ネフティス家との交渉に臨まねばならないアビドス生徒の運命や如何に

砂漠横断鉄道関連施設売買契約

アビドス学園は借金まみれ。その債権はカイザーが握っていたが売りに出され、今度はノノミの実家であるネフティス家が買い占めた。だがネフティス家はかつての栄華を誇ったもののアビドスの砂漠化と共に衰亡し、単独では債権を買い占める資本力など無かったのである。そのため私募ファンドというカタチを取って名義を貸し、怪しげな債権者団体を用いて買収に成功した。そんな中、突如偶然、鉄道施設使用権を巡る売買関係の契約書が出て来る。それがネフティス家から100万円でアビドス生徒会が鉄道施設使用権を買い取るというものであった。その書類は「梔子ユメ」の名で契約がなされていたが、契約金を完納していないため契約途中であった。故に、残金を支払い施設使用権を買収するか放棄するかで選択が迫られた。ホシノたちは即座に結論を出すことを避け、一晩寝かせることにした。と、いうのが表面上のシナリオの流れである。
 

先生攻略法①過去は変えられない

だがこれにはゲマトリアの地下生活者が暗躍していた。地下生活者は先生を攻略するため4つの方法を考え出すのである。その一つが過去を利用すること。先生は「選択」をすることができ、どんな世界線でも未来を変える力を持っていた。だが、既に起こってしまったことは変えることができない。そのためホシノ過去の悲劇がほじくり返されることになった。ユメ先輩は性善説を信奉していたためすぐ人に騙されてしまう女であったが、それでも人間が猜疑心だけになったら人生終わりだと唱えていた。ホシノはそれを快く思っていなかったのだが、ユメ先輩から自分がピンチの時にはホシノが助けに来てくれるよねと言われると満更でもない気分になるのであった。だがある時ホシノはユメ先輩と口論になり、アビドス砂祭りのポスターを破いて喧嘩してしまう。この喧嘩別れした時の日付がちょうどユメ先輩が売買契約を交わした日になっており、ホシノは自分の知らないユメ先輩の痕跡を見せられ動揺すると共に、自分のせいでユメ先輩が死んだと思い込んでしまう。
 

先生攻略法②直接先生を攻撃

地下生活者の2つ目の先生攻略法は、身体が脆弱な先生に物理攻撃を仕掛けること。学園都市に在籍するヘイローのある生徒たちは、屈強な肉体を持ち銃撃されても死ななかった。だが先生は銃撃されたらドテッパラに風穴が開く。そのため直接先生に攻撃を仕掛けてくるのだ。先生はネフティス家の真相を解き明かすために徹夜仕事で調べものをしていた。その際アロナとプラナにモーニングコールを頼んでいたが、アロナはすやすやと眠ってしまったため、異変に気付けなかった。プラナ一人ではどうする事も出来ず、執務室が入るビルごと爆破されてしまうのであった。先生にはセリナ、コタマ、ノドカの三銃士と兎小隊がついているから大丈夫かとは思われるが、先生攻略法の2つ目でもう直接攻撃とか、残りの二つはいかほど過激なんだ!という感じ。

そんなわけで先生が排除され、ホシノが精神崩壊し、ノノミが実家問題で揺さぶられるという事態に陥った。シロコ、セリカ、アヤネの三人はこの事態を上手く処理できるのか!?といったところでpart2に続く。

アヤネの論点整理

vol.1_3章part1で提示された問題まとめ
アビドス砂祭りの事務局が対策委員会の生徒会室

ノノミ過去

ノノミと実家のネフティス家
ノノミのゴールドカードが意味するもの

梔子ユメ関連

ユメ先輩の信条
ユメ先輩の失踪
ユメ先輩の死去
ヘイローが壊れたユメ先輩をホシノが発見した日