突如として危機に見舞われた学園都市においてn周目のようなバッドエンドを回避すべく先生が総力戦を指揮する話。
これまで先生たちの敵として描かれて来たゲマトリア。
だが最終章で先に動いたのはカイザー社であり、先生を拉致監禁し連邦生徒会を機能不全に陥れる。
第1章ではここからシャーレを奪還することがシナリオのメインとなっている。
また学園都市に「色彩」なるものが現われたことでゲマトリアの皆さんはほぼ退場状態になる。
先生は各地に出現した6つの塔を並行的に撃破する必要に迫られ、各地に担当生徒を分散させて指揮していく。
第2章ではこれらの全勢力を挙げての総力戦が見所となっている。
【目次】
1章「シャーレ奪還作戦」
- リンちゃんの不信任と先生の拉致監禁
- 学園都市に未曾有の危機が発生。なんと6箇所に異常事態が検知されるも視認が確認出来なかったので、各自治区の長を集めて対策会議を開くことになった。各勢力はお互いに反目しあっていたが、彼女らを結び付けていたものは先生の存在であり、先生がいるからこそ会議にも出ようということになった。だが先生は突然拉致されてしまったため、会議はグチャグチャになってしまい空中分解。さらに会議を開いた生徒会長代行も越権行為だとして不信任案を突き付けられてしまう。今回の敵はカイザーコーポレーションであり、ゲマトリアよりも早く行動を起こした。先生は監禁されてしまい万事休すとなる。いち早く先生を助けることになったのが、Vol.4で私企業との癒着を糾弾された警察機関のカンナ。彼女はその一件で改心しており、傷だらけになりながらも先生を助けにきてくれたのである。タブレットとスマホが戻ってきたことで先生は連絡手段を回復。何とか近くにいたラビット小隊と連絡がついたことで彼女らが駆けつけて来てくれる。Vol.4で出てきたメンバー大活躍である(彼女らを出すためにVol.4入れたのか?)。カイザーの拉致監禁から脱した先生は状況を把握。本拠地シャーレが占領され、不信任を食らったリンちゃんも監禁されていることを知る。先生はラビット小隊及び生活安全局の2人と共に奪還作戦を決行。無事にリンちゃんの救出に成功する。通信システムを回復すると、先生の端末には多くの生徒たちから連絡が来ていた。それに対し先生は全ての生徒たちに連絡を返していく。そんな中、ゲマトリアを襲撃したのがシロコ。彼女は姿を変貌させており、死の神アヌビスであるという。主導権を取り戻した先生は、今度はシャーレの番だと意気込んで2章へ続く。
2章「虚妄のサンクトゥム攻略戦」
第1章で敵に奪われたシャーレを奪還した先生たち。これまでに交流してきた生徒たちを駆使して学園都市の総力戦に挑む。各地に出現した6つの塔を並行して攻略する必要があるため、担当生徒たちを分散して連続して指揮を執る。まず各地域の防衛戦を展開した後、塔の攻略に移行。周辺の塔を5つ落とし、いよいよラストの6つ目の塔……かと思うと、この6つ目の塔がこれまで倒してきた塔を復活させてしまう。なんやそれ!だが6つ目の塔は、周辺の塔を復活させたことで弱体化。周辺の塔と変わらぬ状態に変化したことで勝ち筋が見える。ストーリー的には特に内容が進んだということは無いが、登場した瞬間カルト的人気を獲得した山海経のキサキや「覚悟」により凄まじい衣装のシスター服を披露したサクラコなどの見所はあった。あと防衛戦終わった後に塔攻略に移行する時、先生にリンちゃんと言われて一瞬赤くなるも、否定することなく受け入れて、合図を出すシーンいいよね。また、これまで先生と交流してきた個別のキャラや集団が、他の集団と協力して危機に立ち向かう所は熱くなるものがある。最終戦はまさかのペロロジラであった。
ブルアカ メインストーリー感想まとめ