ブルーアーカイブ「春原ココナ」絆ストーリーの感想・レビュー

飛び級により11歳にして保育所の教官となったが情緒は未成熟で過剰反応しがちな炉利ガキの話。
春原ココナは学業優秀にして飛び級したがその片鱗はどこにも見られずクソガキな面が強調されがち。
飛び級である自負心故か自分の幼さを受け容れることが出来ず子ども扱いされると過剰に反発しすぐキレる。
それがより一層幼稚さに拍車をかける悪循環を生み出してしまい、面白がられ弄られキャラにされる。
実際に偏食が激しかったり感情を制御できなかったり教官としての器ではないことは明白であった。
メモロビでも調理法により食材の味が変わるイベントをやったのに偏食は直らず特に成長を見せることなく終わった。

春原ココナのキャラクター表現とフラグ生成過程

ちゃんづけされることに対して過剰反応し、いつも切れている。

立ち絵はかわいいが、シナリオを読むとキャラクター表現でかわいらしさを全部潰している。情緒が未成熟で弄られると過剰反応してしまうため、より一層弄られるのだと言うことに気付けない炉利ガキ。飛び級して11歳で保育所の教官になっているのだから、その長所を見せられれば良かったのであろうが、ココナが優秀な側面が描かれることはない。

自分が「ちゃん」づけで呼ばれることを非常に気にしており、幼児たちからココナちゃんと呼ばれると執拗に教官と呼ばせようとし、逆にそれが面白がられてしまっている。幼児たちならまだしも他の年長者がちゃん付けで呼ぶことに対しても拒否反応を示し、飛び級をしたという自負心が強くプライドの高さを隠そうともしない。

それにも関わらず、自分の幼稚さは棚に上げており、偏食が激しくピーマンやニンジンを食べられないのに幼児たちにバランスよく食べろというので説得力にかけてしまう。メモリアルロビーはニンジンレストランで美味しいニンジン料理を食べるイベント。ココナはニンジンに対し、苦くて硬くて臭いという偏見を持っていたため、先生は一流のニンジン料理を提供する店へココナを連れて行くことになる。最初は渋っていたココナだが、甘く煮て柔らかくしてバターで炒めたニンジンを美味しく食べることが出来た。これにより認識を改めて偏食を無くすという展開だったらまだ救いはあったのかもしれないが、ピーマンに対する偏見を改めることはできず、まったく成長しないシナリオであった。

バレンタインイベントはアコと似ており手作りだと思われたくないから市販品と偽ろうとするのだが……アコのものがほぼ完璧なのに対して、ココナのものは包装からしてヨレヨレであり手作りであることを隠しきれない。それなのにココナは執拗に市販品を言い張るのであったというオチ。

ニンジンやピーマンなどが食べられず偏食が激しいココナ
これ偏食克服イベントだったら、成長があって良かったのにね。

バレンタインイベント

普通に教官呼びすると逆の台詞を吐き、キレ芸と化していることが分かる。
手作りとバレたくなく市販のものであると言い張るココナ
アイテム名でおもくそ「手作り」と書かれてしまう