ブルーアーカイブ「愛清フウカ」絆ストーリーの感想・レビュー

フウカの新妻物語!学食を切り盛りする家庭料理が得意な少女と食事を通して愛を育む話。
愛清フウカは日々学食で腹ペコな学生たちを相手に奮闘する心優しく一生懸命な苦労人。
先生はそんなフウカの努力をきちんと理解し、常に彼女が欲する言葉を与えて承認欲求を満たしていく。
一方フウカは不摂生な先生を栄養面でサポートしバランスの取れた食事を与えようと世話を焼いて来る。
だが先生は過労で倒れてしまいフウカは自分のエゴで料理を食べさせたいだけだったのではと苦悩する。
そんなフウカに対し先生は家庭料理を作ってくれるよう頼み毎日フウカのごはんが食べたいとプロポーズする。
フウカは顔を赤らめ照れながらもそれに応え、家庭料理が食べたくなったらすぐに作りに行くと通い妻宣言。
バレンタインではフウカの手料理を二人で一緒に食べて最早夫婦でありペアカップでココアを啜る。
正月では改めて先生に料理を食べて貰うことに喜びを見い出したフウカが先生に寄り添って歩いて行く。

愛清フウカのキャラクター表現とフラグ生成過程

先生のプロポーズのようなセリフを聞き満更でもないフウカ
  • 「フウカちゃんの新妻ダイアリー」
    • 愛清フウカの絆ストーリーは、フウカが食事を通して先生との嫁力をアップさせていく過程が丁寧に描かれている。フウカは学食を切り盛りし、腹ペコ学生相手に奮闘しているのだが、何かと苦労も多くストレスを感じることもある。そんなフウカの人知れぬ悩みを先生だけは理解し、困った時にはいつもそばにいてあげて、フウカが求める言葉をかけてあげる。そのためフウカは先生にきゅんきゅんするようになり、食生活が杜撰な先生の世話を焼いてあげたくなってきてしまう。
    • だが当初はフウカは一方的な押し付けの面が強かった。先生の食事が粗末なものであることを知ったフウカは先生にたくさんの品数を食べさせるのだが、逆に先生は食べ過ぎてしまう。これを反省したフウカは品数や量ではなく先生だけの特別な食事を作ってあげたいと考え、精をつけるためにウナギ料理を振る舞うことに。フウカは鮮魚店のオヤジに先生の新妻と勘違いされ、夜伽を頑張らせるためにウナギ料理を作ると勘違いされてしまう。
    • このようにフウカは先生に喜んで欲しいという気持ちで一生懸命頑張るのだが、先生は過労で倒れてしまう。この時フウカは自分の料理を先生に食べて欲しいという身勝手なエゴで大好きな先生を振り舞わしてしまったのではないかと苦悩することになる。故にフウカは先生自身が食べたいものを作りたいという境地に達するに至るのだ。先生がフウカにリクエストしたものは何と家庭料理だった。グルメ的には特別ではないけれど毎日食べるという点では関係性的に特別な料理。毎日フウカの手料理が食べたいなという先生のプロポーズに思わずフウカは赤面するも、喜んでこれを受けるのであった。
    • メモロビで先生を想いながら卵焼きを切る伏し目がちなフウカの表情は破壊力バツグンであり、是非フウカの睫毛に注目して欲しい。おススメ!またフウカがみりんで酔ってしまった時には、彼女が如何に先生を想っているのかを語ってもらえる。「こうやって先生が来て、手伝ってくださるだけで、胸の片隅がきゅーって温かくなって。」のシーンは必見です。

 

フウカにとって一番のプレゼントは先生がフウカの料理を誰よりもおいしく食べてくれること
  • 年末年始をまったりと穏やかに二人きりで過ごす
    • 正月イベントではいつもは学食で忙しいフウカを労うために先生は度々デートに連れ出す。食べ歩きをしても職業柄、料理の再現のことばかり考えてしまうフウカ。そんなフウカを先生は否定するのではなく頑張り屋さんだねと褒め、新年のお願いを聞く。フウカは平穏な日常を望み、先生はそれを叶えてあげることになる。年越し蕎麦イベントでは、フウカの作ったお蕎麦を二人きりで食べながら穏やかな時間を過ごすのだ。フウカは先生にお蕎麦を振る舞う中で、自分の作った料理をおいしく食べてもらうのが好きと改めて自覚し、それが先生なら尚の事だと好意を噛みしめる。
    • 正月最後のお休みの日には、連休中ぼーっと過ごしてしまったというフウカに色々なことをしてもらいたくなり、先生は色々なデートスポットにフウカを連れて行く。普段体験できない娯楽施設を堪能するフウカだが、普段の学食生活もやるべきことをやっているだけだとストイックさを見せる。先生はそれを理解した上でそれでもフウカ良い連休を過ごしてほしかったと告げるとメモロビに突入!夜景を見ながらフウカが心情を告白する。自分の料理を誰よりもおいしく食べてくれるのは先生であり、それが一番のプレゼントであると告げるのである。終局部でフウカは少し足を痛めてしまい、先生に優しく抱き留められるのだが、先生と触れ合ったフウカはもう先生を手放したくなかった。一人では頑張れない悪い子だと自称しながらも、先生と寄り添いながら歩いて行くことを決めたのであった。

 

バレンタイン、二人きりで向き合って、フウカの作ってくれたお弁当を食べる
  • バレンタインはペアカップでココア
    • バレンタインイベントでは、またもや食生活が雑になっている先生の下へフウカが作り置きのおかずを届けに来てくれる。先生はフウカに一緒に食べようと誘い、ふたりは親密な時を過ごし、新妻ライフのダイアリーにまた1ページメモリーを刻む。食後にはフウカが先生のために満を持してココアを入れてくれる。何と言ってもここではフウカがナチュラルにペアカップで出してくることに注目。先生の職場に増えていく私物シリーズのうちでもお揃いのペアカップはなかなかの一品。この時先生がペアカップを持ってきたことを弄ってしまったためフウカは照れて逃げ出してしまうのだが、最後にちゃっかり容器を後日回収しにくると告げ、次回もオカズを持って来る気マンマンなのであった。
フウカとペアマグカップ

フウカ可愛いね集

通常版

食事が粗末な先生にたくさんの種類の料理を振る舞おうとするフウカ
量ではなく質が大事なのではないかと考えるフウカ
フウカたんの新妻だいあり~
先生に料理を食べて貰うのはエゴで自己満だったのではないかと苦悩するフウカ
フウカに家庭料理を作ってもらうことになる場面
この伏し目がちなフウカの睫毛がとてもかわいい
フウカの通い妻宣言
フウカがみりんで酔い先生への気持ちを告白する

正月版

着物姿を披露するフウカ
先生に想いを伝えるフウカ
先生に抱き留められてきゅんきゅんし先生と寄り添って歩くことを求めてしまうフウカ