【感想】ブルーアーカイブ「シャーレのハッピーバレンタインパトロール~狐坂ワカモの沈黙と祝宴~」(2022.01.26~02.09)

先生を慕うワカモが二人きりでチョコを渡すため先生の傍にはべるセナを除外しようと大騒動を巻き起こす話。
バレンタイン当日、問題が起こりがちな学園都市で、先生は生活安全局の二人とパトロールをすることになる。
だが先生に告白したいワカモにとって、先生の傍には絶えず女子生徒がいるため非常に邪魔であった。
そのため騒動を起こして生活安全局の二人を引き剥がすことに成功するが、今度はセナが先生に付き従うことに。
こうしてセナと先生は各地の騒ぎを鎮圧しながら街を周り、実質的にはバレンタインデートを展開した。
最終的にワカモの偽装工作によりセナも釣りだされ、ようやく先生が一人になった所でワカモは告白に成功。
だがあまりにも騒動を大きくし市街を破壊し尽くしたため、先生からはやんわりとお説教を受けるのであった。
後日談では救護騎士団のミネがワカモの真意を聞き道を譲って先生の下へ行かせるという柔軟性が提示された。

実質的に先生とバレンタインの日に二人きりでデートをしたのはセナ

バレンタインでパトロールデートをする先生とセナ

バレンタイン当日、先生は公安局の二人から連絡を受け治安維持活動を一緒にすることになる。学園都市においてバレンタインは一大ビッグイベントであり、問題が起こりがちであった。先生たちは各地をパトロールしていたのだが、これを見て気に食わないのがワカモ。彼女は先生にゾッコンなラブ勢であり、バレンタインに先生と二人きりになってチョコを渡し想いを告白したかったのである。だが先生の傍には常に女子生徒がはべり、なかなか二人きりになれない。そのため公安局二人組を取り除くために騒動を起こすことにした。

ワカモは先生たちを襲撃しては捕まり、脱走してはまた襲い掛かるというパターンを繰り返す。これにより公安局二人組は排除できたのだが、今度は騒動で怪我をした負傷者たちを回収するセナが先生に付き従うことになった。そのため実質的にバレンタインの当日に先生と二人きりでイチャコラしていたのはセナであり、ファンアートではセナと先生のバレンタインお散歩デートが多数描かれる程であった。故に、ワカモが二人きりの状況を作り出すためには、セナを除外しなければならなかった。そこでワカモは不満分子たちを唆して自己の替え玉とし、各地で同時に騒動を起こして治安を崩壊させた。

こうしてついにセナを先生の傍から引き剥がすことに成功。ようやくワカモは先生と二人きりになれた。ワカモは自分が先生に一目惚れしたことや、自らのうちに湧きおこる感情を吐露して、その想いを告白する。だがいくら先生と二人きりになるためとは云え、やりすぎであり、先生からは指導を受けることになった。だがそれすらもワカモにとって愛だったのかもしれない。

後日談では救護騎士団がメインを張り、チャリティーでチョコを配布する姿が描かれる。だがここでいつもとは違う描き方をされるのがミネであった。ミネは騒動が起こったならば当事者を殲滅すればこれ以上怪我人は出ないので鎮圧こそが救護だと唱えるヤヴェー奴である。そんな暴走機関車であるミネが、ワカモに暴動を起こす理由を聞き、それが想いを告白するためだと知ると、道を明け渡して進ませるのである。ミネの柔軟性が示された貴重な一場面であった。

ワカモの告白と先生のご指導

ワカモが騒動を起こしていたのは先生にチョコを渡し想いを伝えるため
先生に告白するワカモ
ワカモに指導をする先生
先生とワカモの誓い
先生に発情するワカモ

ミネが柔軟性を見せる場面

想いを伝えたいというワカモの理由を聞き、道を譲るミネ