ブルーアーカイブ「若葉ヒナタ(水着)」絆ストーリーの感想・レビュー

休暇で羽根を伸ばすように言われた敬虔な怪力巨女シスターが罪悪感を抱きながらも休暇を堪能する話。
若葉ヒナタは教会に仕える信仰が厚いシスター。その怪力な巨体を活かして教会の奉仕活動に貢献していた。
今回ヒナタは教会から長期休暇を貰ったが、他の信徒が働いているのに自分だけ休むことに罪悪感を抱く。
けれども先生が側にいればちゃっかり休暇を楽しんでおり、パラソル下でお昼寝を堪能することに。
怪力イベントでは先生と荷物運びをした際に道を塞ぐ岩を軽々ととどかし横たわる大木を粉砕していく。
先生と二人きりで行った告解の練習では、ヒナタは先生と二人きりでもっと過ごしたいと告白してしまう。

水着ヒナタのキャラクター表現とフラグ生成過程

先生と二人でパラソルお昼寝

休むことへの罪悪感を抱いていたが、先生に見守られて昼寝を楽しむことになるヒナタ

若葉ヒナタは教会に仕える敬虔なシスター。この度は夏季休暇を貰い、仲間たちからゆっくり楽しんで来てねと送り出される。だがヒナタは他の信徒が神に仕える信仰生活を送っているのに自分だけが遊んでいることに罪悪感を覚えてしまう。無論、シスターたちはそれぞれ休暇を貰っており、他のシスターたちが休みの時はヒナタが仕事をすることになるため、皆平等なのだが、ヒナタは心の中で納得できずにいた。それ故、折角パラソルとビーチチェアを持ってきたのに、それを使えずにいたのである。先生と二人きりになったヒナタは自分が抱えている罪悪感を先生に告白。先生はヒナタがゆっくり休ませるため寝そべるよう促す。最初は渋々といった感じであったヒナタだが先生に見守られているとすっかり安心し、昼寝をしてひと夏の思い出を作っていく。
 

先生と二人で荷物運び

荷物運びに際して巨石が道を塞げば怪力でどけ、倒木があれば怪力で粉砕する

怪力であることを活かして一人で荷物運びを買って出たヒナタ。物理的にはひとりで問題無いとしても、孤独な作業は精神的には疲れるもの。我らが先生は肉体的には役に立たないと百も承知でヒナタの手伝いをすることに。しかしここから始まるヒナタの怪力エピソード。ヒナタと先生は荷物を持って森の中を歩いて行くわけだが、そこは整備された平坦な道とは言い難かった。それ故、困難な道路事情が押し寄せて来るのだが、これらをヒナタはこともなげに物理で解決してしまう。巨大な岩が道を塞げばヒナタは軽々とそれをどけ、倒木が行く手を阻めばアッサリと拳で粉砕していく。先生はその怪力に唖然としながらも敢えて触れず。ヒナタへの感謝を示すのであった。
 

先生と二人で告解の練習

告解の練習のため2人きりになったのか、2人きりになりたいから告解の練習を言い出したのか

ラストは先生とヒナタが二人きりで告解の練習をする。怪力巨女ヒナタは悩める子羊から告解を受けることを非常に苦手としていた。だが克己心の強いヒナタはそれを乗り越えようと先生とロールプレイングを実践していく。先生はここでわざと駄々をこねる方向を演出し、労働忌避者のように振る舞う。けれども予想外の先生の奇行にヒナタは驚いてしまい。慌てふためく。先生が子供のように「何でも言っていいんだよね!もう帰りたくない!ずっと遊んでいたい!お仕事なんて知らない!ヒナタと遊ぶ!」とジタバタすると、ヒナタは先生を落ち着かせようとするあまり、自分の本音をついポロっと言ってしまうのである。それが「私だって、先生と2人きりでもっと過ごしたいと思っていますけど!」という台詞。自爆したことに気付いたヒナタは泣き出してしまい、先生はヒナタを宥めながら二人きりの時間を過ごすことになる。ヒナタはシスターとしてこうあらねばという意識が強いので、自分の長所を受け入れるシスター像への転換をテーマにしたシナリオで1本作れそう。

駄々をこねる先生とそれを見て自分の本心を言ってしまうヒナタ

水着ヒナタメモロビ

先生に見守られたことで罪悪感を払拭し、安らかに寝てしまうヒナタ